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清滝の紅葉

今日11月9日の清滝の紅葉です。いよいよそろそろ見ごろ近しでしょうか。

今年は少し赤味に迫力が欠けている気がするけれど、来週の小林斐子草木染織展の頃にはもう少し深まってくるでしょうか?

毎年同じ場所から紅葉を見ていますが、毎年少しずつ色合いも異なりますね。何年かに一度、はっとするほど輝くような紅葉の年もあり。

五番町のお寺

今、京都市内の普段公開されていない寺社仏閣の文化財が特別公開されていて、その一つにすぐ近所のお寺があったのでちょっと覗いてきました。


報土寺というお寺ですが、五番町の角にあり、おばあちゃんから聞いていた名前は「投げ込み寺」。五番町が遊郭だった頃、女郎さんが亡くなるとそのお寺に放り込まれたところだとかねがね聞いていました。
勝手に暗いもの悲しいお寺を妄想していたのだけれど、そんなことはなくて、本堂とご本尊は重要文化財だそうです。ごく身近なところなのですが、足を踏み入れたことは一度もなく、ましてやこんな文化財があったなんてちっとも知りませんでした。

ご本尊の木造阿弥陀如来像はスラリとした阿弥陀如来さんで(普段は国立博物館に預けられていて今回里帰り中だそうです)、本堂の裏には軍師・黒田官兵衛の妻、照姫のお墓もありました。
やや五番町を感じさせたのは、境内にあった腹帯地蔵尊と遊女観音(遊女観音はちょっとあっけらかんとしたイメージでしたけれどね)。

水上勉先生も「五番町夕霧楼」の舞台とされ、エッセイにも多く書かれ、また私も先生とお会いした頃によくお話もしていた五番町にあるお寺。それにしても、京都にはそこここに日常の片隅に、いろんな歴史が層のように積み重なり隠されているのだなあと思いました。

草木染めワークショップの色と日時

草木染めワークショップの色と日時が決まりだしてきました。

15日(水)コブナグサ(黄色系)

18日(土)栗(茶系)

19日(日)茜(赤系)

まだ各日とも参加者募集中です。どれも植物そのものを煮出すところから始めて、ご一緒に作業をしていきます。会場にドカンと生けられた野の花や実もの植物も多くは染色に使われる植物なので、それらの説明もしてくださることと思います。お申し込みお待ちしています!参加費2000円 時間は午後1時からです。

これは斐子さんの家のお庭です。いろいろな野花、染料植物で庭中が覆われていて、私なんか何が何だかさっぱりわからなくなりますが、斐子さん、ささっと見つけ出して「これはね、、」と教えてくださいます。そんな話も楽しいんです。

小林斐子草木染織展のご案内

11月の清滝テラの催しをご案内します。

11月14日(火)〜11月19日(日)11時〜17時(最終日16時まで)

毎年紅葉の季節に清滝で作品展を開催し、自然の植物から色を見つけ、染めと織りの作品を作り披露してくれる小林さん。武蔵野美大で日本画を学び、郡上紬の人間国宝、宗廣力三氏に紬織を学び、染め織40年のベテランです。本格的な織や染めを日常の暮らしの中に導きたいと、着やすい服やコートの形で作品を発表しています。

ジャケットやコート、ストールなど様々な作品を展示販売しますが、今年は「スカーフを草木染めしましょう!」の体験コーナーもあります。

会期中の水、土、日の3日間開催予定で、染色材料はコブナグサ、栗、アカネの3色です(1日1色)。先着でご希望をお聞きしながら、何曜日にどの色を染めるか決定していきたいと思います。ご関心ある方は、お友達などとお誘い合わせの上、お早めにご相談ください。(1日10人程度まで受付可、要予約 参加費2000円)

ちょうど展覧会の頃は清滝の紅葉の季節です。清滝の自然と小林さんの服の自然の彩りを、共に楽しんでいただきたいと考えています。

布と革の手仕事展終了

sow&zucaナラサキシノブさんと桂野和美さんの「布と革の手仕事展」会期終了しました。

 

会期中にはお二人の展示に加え、3回のワークショップも行われました。

ナラサキさんのワークショップは、インドの手織り布に小豆を入れておもいおもいの水玉を作る、細かな豆絞りに縫い絞りを加えて藍染めしました。細かい作業に思いの外時間がかかりましたが、お昼は千原佳世さんのトルコ風ランチプレートをいただき、午後には袋物を仕上げる縫い物作業にかかりました。

チクチクお針を動かし、だんだん時間が迫ってきて、最後はナラサキさんの素早いミシンワークの助けも借りて、夕方なんとか袋が出来上がりました。

桂野さんには革のバッグを作るワークショップをしていただきました。

皆、革を縫うというのは初めてで、最初はチクチク縫えばいいのかな、くらいにしか思っていませんでしたが、細かいパーツを一つ一つ用意し、下作業をして、針穴を開けて、手縫いする(しかも2本の針を同時に使って!)という、たくさんの手順を経て初めて出来上がる手仕事の過程を身を以て知ることになりました。

こちらもやはり時間はかなりオーバーして、辺りが暗くなりだして、帰りの時間が気になったことでしたが、ここでやめるわけにはいかないと皆さん最後まで頑張られて、ついに全員自分だけのマイオリジナルバッグが出来上がりました!

どちらも想像以上に時間がかりましたが、一つ一つの仕事を積み重ねていかないとものは出来上がらないこと、綺麗な仕上がりのためには丁寧な下準備が必要なこと、など学ぶところは大で、さらに出来上がったものは長く大事に使いたくなる愛おしさも大と、手仕事の醍醐味を味わうワークショップになった気がしています。

そう思ってみると、展示されている作品もまた違う目で見ることになり、作家さんへの尊敬の念も湧いてくるようでした。

楽しかった会期もあっという間に終わり、みなさんとの出会いに感謝申し上げます。またお会いしましょう。

展覧会始まりました

9月28日から10月3日まで、清滝テラにてsow&zuca布と革の手仕事展始まりました。清滝には秋草が茂り、水澄んで、夕方には鹿の鳴き声が谷間に響いています。秋が来たんだなあ!と実感します。

sowのナラサキシノブさんは、手紡ぎ手織りの布から手作りしたブラウスやスカート、パンツなど、着心地良くかつオシャレな数々揃っています。このところこだわっている藍染めのストール類も豊富です。

zucaの桂野和美さんも、革の素材にこだわり、色の組み合わせや縫い目にこだわり、大小バッグにお財布、小物など、楽しめる新作がたくさん揃いました。

初日から賑わっていますよ!どうぞみなさんのお越しをお待ちしております。

sowナラサキさん新作

sowナラサキさんからも出来たてホヤホヤの新作写真が届きました。

写真と一緒にナラサキさんの文章が送られてきましたので、それを読んでいただきたいと思います。(以下掲載)

「私がずっと使い続けているラオスの手紡ぎ草木染手織綿のコートワンピース完成しました!

17年前せっかく独立したんだから、普通の生地屋さんでは売ってない生地を使いたいなぁ~と思い求めて出会ったときからのお付き合い。飽きることなく素材として使わせてもらっています。飽きない要素は、手触り、自然から生み出される色、そして私が普通の機会織の生地ではもう もの足らない感覚人間になってしまいました。全行程 手作業の布は世界にもほんのわずかしか残ってない中、とても贅沢な思いがします。
この手紡ぎの糸の1本1本がみんな表情が違うので、ふわっと感があり、カチッとおさまってないところが好きです。
色んな生地を使っているので、裏の見返しをそれらで繋ぎました。「裏豪華主義」の一点です。」

いいですね!

服を選ぶとき、もちろん自分の好きな服を選ぶのだけれど、作り手とどこか思いを共有できる、大切にしているものに共感がある、っていうのは、大事なことのように思える私です。

実物を見るのが楽しみです。

 

 

布と革の手仕事展 まもなくです

お彼岸も過ぎ、今週木曜日からいよいよ展覧会が始まります。

sowナラサキシノブさんとzuca桂野和美さんもラストスパートで最後の制作に取り組んでいます。

これはzucaさんの手提げバッグに色違いの皮でポケットを付けたバージョン。

こちらは8センチ×8センチの正方形の小さな革を32枚縫い合わせて完成させるという力作です。

女性の革作家さんらしいちょっとした心遣いやデザインへのこだわりなど、楽しんでいただければ幸いです。

 

 

 

新聞掲載

日経新聞にテラのことを紹介していただきました。

「竹紙」とはどんな紙なのか、なぜ、私が「竹紙」というという特殊な手漉紙を専門に扱うことになったのか、東京から記者さんが取材に来てくださり、結構長く話し込むこととなり、あれこれお話ししたことを記事にまとめていただきました。

掲載場所が新聞裏面で目立つところだったせいか、丁寧に竹紙の紹介をしていただいたせいか、長年お会いしていなかった友人が連絡をくれたり、竹紙に興味を持たれた方がご遠方から訪ねてくださったり、予想以上の反響に驚いています。

竹紙に魅力を感じてくださる方も多いのだなあ。まだまだ竹紙をご存じない方も多いのだなあ。

テラの会社を設立したのは1998年秋、竹紙の店を始めたのは1999年1月、まもなく20周年になります。細く長くではありますが、持続は力で「竹の紙」を紹介していく努力を続けていきたいと改めて思っているところです。

藍布染め&バッグ作りWS

さて、今日はsowナラサキシノブさんの染め布バッグワークショップについてちょっとご紹介しますね。

このワークショップは、ただの袋物にあらず、インドの手織り布を大和藍で藍染めするところから始めます。そして、その藍染めに使うのが「小豆」です。

「豆絞り」っていうのは、今では小さな水玉の絞り染めのことを言いますが、元々は本物の小豆を入れて絞り染めにしていたんですね!昔はお手玉にも小豆を入れたりしたものだけれど、暮らしの中のものをうまく使いまわしながら、手作りが行われていたんだなあと、その知恵に感心します。

細かな豆絞りは手間がかかりますが、自分の好きなだけ絞りを入れて、お好きなデザインにも工夫できるのが魅力です。豆絞り以外の絞りかたもプラスできますよ。

午前中に豆絞りして布を染めた後は、干している間にランチタイム!
今回のランチは、ナラサキさんのご友人の千原佳世さんが作る「ひよこ豆と牛肉の煮込みとテラのかまど炊きご飯のトルコ風プレートランチ」です。トルコ料理やインド料理をお得意とする千原さんと、いろいろな国々を旅をしながら布に出会ってきたナラサキさんの旅の話を、ランチしながら聞くのも楽しみですね。(テラ小林もかまど炊き&旅話に参入予定です)

午後は、チクチク、袋を縫いましょう!
手縫いが基本ですが、必要なところにはミシンの助っ人も用意予定。
サイズは35㎝×31㎝。このまま持ってもよし、大きな鞄にたたんで入れてもよし、マイバッグを仕上げましょう。

ワークショップは9月29日実施 時間11:00~16:00
参加費は4500円(染めと縫いの講習、材料費込み)、昼食は別途1000円
テラまでメールでもメッセージでもお申し込みください。
参加者受付中です!