カテゴリー別アーカイブ: 西陣テラ

竹紙の授業

今日は毎年恒例となりつつある京都精華大学の竹紙授業の日。

西陣テラに学生さんたちと先生も来られて、ご一緒に紙漉き体験をしました。


寒い中、屋外で水に手を突っ込んでの作業は、ちょっと気の毒だったけれど、やっぱり途中段階も知ってほしいから、料理実習のように途中段階の材料を用意し、少しずつ工程作業を体験していただきました。

その後は、軒先に吊るした干し柿をお茶請けにしつつ、竹紙の特徴や歴史の説明をあれこれと。

学生さんたちは、今日漉いた竹紙を使って、これから1月にかけて、照明器具を制作します。1月末には出来上がった作品の作品発表合評会にも参加させて頂く予定です。

干支張り子できあがりました!

あと2日で師走です。来年ももうすぐそこまで近づいてきました。

この時期になると、テラではこれが登場します。

毎年恒例で制作している竹紙干支張り子です。

来年の干支は「亥」イノシシですね。来年はテラ20周年の記念すべき年でもありますので、張り子用の竹紙は、私小林亜里が竹切りからして漬け込み、煮て、潰して作った材料を、1枚ずつ手漉きしました。そして、陶芸家の向坂典子さんにバトンタッチし、向坂さんが陶器で型から作り、下張りと化粧梁の竹紙を貼り、顔や模様を手描きして、張り子に仕上げてくれています。

「真っ直ぐに進め!」 ってかんじかな?

竹紙干支張り子、今は西陣テラに在庫がありますし、これからも紙→張り子へと制作が進んでいます。お求めの方は西陣テラにお越しいただくか、ご送付もいたしますので、まずはお電話かFAX、メールにてお申込みください。1匹1500円+税=1620円、ご送付の場合は送料200円を頂戴いたします。どうぞ皆さんお声掛けくださいね!

 

 

 

皐月

しばしご無沙汰しているうちに5月となりました。もう夏のように暑い日があったり、まだ肌寒い日があったり、季節がめまぐるしく変わりますが、ここのところは、基本西陣テラをベースに過ごしています。

4月、毎年タケノコでも竹紙の材料でもお世話になっている西山の竹林に、今年も出かけました。もう30年余りも通っているタケノコ農家で掘りたてのタケノコを分けてもらい、気持ち良い草むらでお弁当を食べる。毎年変わらぬ季節の行事を楽しみました。

西陣テラでは、小さな庭にも次々に季節の花が咲き、春先のスミレ、ハナダイコン、ヤマブキ、カラスノエンドウ、シャガ、ホウチャクソウ、フタリシズカ、バイカウツギなど少しずつ変化して行っています。

「やる!」と宣言してからもうずいぶん日が経ってしまった西陣テラの一角に畑を作る「街を耕す」(アスファルトの駐車場の一部を土に戻して畑にする)計画も、遅々としてではありますが、進んでいます。

その畑の一角に漆の苗木を植えました。テラうるし部の部活の一環ですが、漆塗りを楽しむだけではなく、国産うるしを育てていかなくては、という思いもあり、京北の方にも植樹の試みをしたのですが、鹿の害でなかなか進まない、という話もあり、ならば鹿のやってこない西陣テラの一角にうるしの苗木を植えてみようということになったのでした。

3本の苗木を植えました。

日差しが暖かくなるにつれて、新芽が出てきています。10年ぐらいたったら西陣テラで育ったうるしの木で漆掻きができるかもしれません。そしたら西陣テラさんの漆で拭き漆をしてみたいものです。気長な取り組みですが、見守っていきたいと思っています。

 

竹伐りの日

今日は竹紙作りのための竹を伐りに出かけました。ここ30年余り毎年美味しいたけのこを分けていただいている西山のたけのこ農家さんで、横の方から伸びた竹を伐らせていただいています。

夫は力仕事が出来ないし、一人で竹伐りせねばなあと思っていましたが、今日はなんと偶然にも助っ人現る!
私たち同様にこの風景がお好きでよくここを訪れておいでの女性写真家(その方のことは以前からお聞きしていました)のご夫君がいらして、初めてお会いしたにもかかわらず、同じ地を愛でていたという小さなご縁から、厚かましくもその方にすっかり竹伐りをお手伝いいただいてしまいました。感謝です!

輝くような空と風と竹林と里山の中で、小さな出会いとお茶の時間も楽しみ、気持ちの良い1日を過ごさせていただきました。

帰ってからは、竹の漬け込みに向けて、作業を進めています。
季節と共にやらねばならない旬の仕事いろいろです。

天神さんに行きました

久しぶりに自由な時間ができたので、朝起きて天神さんに出かけたところ、いけない、ものは極力増やすまいと心に誓っていたはずなのに、思わず買い物をしてしまった。
ひとつはこれ。

以前にも天神さんでひとつ見つけて、今も清滝テラの1階の照明に使っているのだが、

http://blog.terra2010.com/?month=201110

ほら、こんなかんじで、電気をつけると気泡が入っていてとてもきれい。

またあったらなあとずっと思っていたのだが、
たまたま今日見つけたので、思わず6個まとめて買ってしまった。
6個4000円にしてもらったので、ちょっと「やったあ!」という気分なんだけれど、どうだろう?

そして、もうひとつ、あかりつながりでおもわず。

まず、この『燈芯押さえ』なるものが目に留まり(10個ぐらい袋に入って300円、陶製)、これ何?と思ったのがきっかけで、その用途を聞くと、燈明の芯を立てるものとのこと。それの横にあった黄瀬戸の小皿と燈明芯(い草の芯を使うそうです)を合わせて、こんな風に使うらしい。

皿に油を入れ、燈明押さえに燈明芯を通して、油にしみ込ませて火を付ける。
なかなか趣があっていい雰囲気。
調子に乗って10個買おうとしたら、一緒にいた娘に『そんなに買ってどうすんの?』と戒められ、心残りながら5個にしておく。

今日は灯りにちなんだ買い物で、ちょっと日々の憂さを解消してしまった私でした。

かつみさんの本が新聞で紹介されました

恥ずかしながら、本日5月21日の朝日新聞京都版に、かつみさんとご一緒に作った新刊本『遊びが仕事で仕事が遊び』のことを、記事としてご紹介いただいています。
京都で朝日新聞をご購読の方は、読んでみて下さい。

ただ、ちょっと書き添えておきたいのは、本はあくまでもかつみさんが望んで著者として書かれたもので、私は編集面からお手伝いしただけなのですが、なんだかちょっと版元よりの記事になっているようで、すこし気が引けてしまいます。
(たぶん京都版の紹介記事だったので、静岡在住のかつみさんより京都在住のテラ小林に記事が寄ったのだと思いますが)。

それでも、本のことを知ってくださった方が、一人でも多く興味を持って本を手に取って下さるなら、おおいに望むところではあります。

5月21日の朝日新聞京都版

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