月別アーカイブ: 2017年9月

展覧会始まりました

9月28日から10月3日まで、清滝テラにてsow&zuca布と革の手仕事展始まりました。清滝には秋草が茂り、水澄んで、夕方には鹿の鳴き声が谷間に響いています。秋が来たんだなあ!と実感します。

sowのナラサキシノブさんは、手紡ぎ手織りの布から手作りしたブラウスやスカート、パンツなど、着心地良くかつオシャレな数々揃っています。このところこだわっている藍染めのストール類も豊富です。

zucaの桂野和美さんも、革の素材にこだわり、色の組み合わせや縫い目にこだわり、大小バッグにお財布、小物など、楽しめる新作がたくさん揃いました。

初日から賑わっていますよ!どうぞみなさんのお越しをお待ちしております。

sowナラサキさん新作

sowナラサキさんからも出来たてホヤホヤの新作写真が届きました。

写真と一緒にナラサキさんの文章が送られてきましたので、それを読んでいただきたいと思います。(以下掲載)

「私がずっと使い続けているラオスの手紡ぎ草木染手織綿のコートワンピース完成しました!

17年前せっかく独立したんだから、普通の生地屋さんでは売ってない生地を使いたいなぁ~と思い求めて出会ったときからのお付き合い。飽きることなく素材として使わせてもらっています。飽きない要素は、手触り、自然から生み出される色、そして私が普通の機会織の生地ではもう もの足らない感覚人間になってしまいました。全行程 手作業の布は世界にもほんのわずかしか残ってない中、とても贅沢な思いがします。
この手紡ぎの糸の1本1本がみんな表情が違うので、ふわっと感があり、カチッとおさまってないところが好きです。
色んな生地を使っているので、裏の見返しをそれらで繋ぎました。「裏豪華主義」の一点です。」

いいですね!

服を選ぶとき、もちろん自分の好きな服を選ぶのだけれど、作り手とどこか思いを共有できる、大切にしているものに共感がある、っていうのは、大事なことのように思える私です。

実物を見るのが楽しみです。

 

 

布と革の手仕事展 まもなくです

お彼岸も過ぎ、今週木曜日からいよいよ展覧会が始まります。

sowナラサキシノブさんとzuca桂野和美さんもラストスパートで最後の制作に取り組んでいます。

これはzucaさんの手提げバッグに色違いの皮でポケットを付けたバージョン。

こちらは8センチ×8センチの正方形の小さな革を32枚縫い合わせて完成させるという力作です。

女性の革作家さんらしいちょっとした心遣いやデザインへのこだわりなど、楽しんでいただければ幸いです。

 

 

 

新聞掲載

日経新聞にテラのことを紹介していただきました。

「竹紙」とはどんな紙なのか、なぜ、私が「竹紙」というという特殊な手漉紙を専門に扱うことになったのか、東京から記者さんが取材に来てくださり、結構長く話し込むこととなり、あれこれお話ししたことを記事にまとめていただきました。

掲載場所が新聞裏面で目立つところだったせいか、丁寧に竹紙の紹介をしていただいたせいか、長年お会いしていなかった友人が連絡をくれたり、竹紙に興味を持たれた方がご遠方から訪ねてくださったり、予想以上の反響に驚いています。

竹紙に魅力を感じてくださる方も多いのだなあ。まだまだ竹紙をご存じない方も多いのだなあ。

テラの会社を設立したのは1998年秋、竹紙の店を始めたのは1999年1月、まもなく20周年になります。細く長くではありますが、持続は力で「竹の紙」を紹介していく努力を続けていきたいと改めて思っているところです。

藍布染め&バッグ作りWS

さて、今日はsowナラサキシノブさんの染め布バッグワークショップについてちょっとご紹介しますね。

このワークショップは、ただの袋物にあらず、インドの手織り布を大和藍で藍染めするところから始めます。そして、その藍染めに使うのが「小豆」です。

「豆絞り」っていうのは、今では小さな水玉の絞り染めのことを言いますが、元々は本物の小豆を入れて絞り染めにしていたんですね!昔はお手玉にも小豆を入れたりしたものだけれど、暮らしの中のものをうまく使いまわしながら、手作りが行われていたんだなあと、その知恵に感心します。

細かな豆絞りは手間がかかりますが、自分の好きなだけ絞りを入れて、お好きなデザインにも工夫できるのが魅力です。豆絞り以外の絞りかたもプラスできますよ。

午前中に豆絞りして布を染めた後は、干している間にランチタイム!
今回のランチは、ナラサキさんのご友人の千原佳世さんが作る「ひよこ豆と牛肉の煮込みとテラのかまど炊きご飯のトルコ風プレートランチ」です。トルコ料理やインド料理をお得意とする千原さんと、いろいろな国々を旅をしながら布に出会ってきたナラサキさんの旅の話を、ランチしながら聞くのも楽しみですね。(テラ小林もかまど炊き&旅話に参入予定です)

午後は、チクチク、袋を縫いましょう!
手縫いが基本ですが、必要なところにはミシンの助っ人も用意予定。
サイズは35㎝×31㎝。このまま持ってもよし、大きな鞄にたたんで入れてもよし、マイバッグを仕上げましょう。

ワークショップは9月29日実施 時間11:00~16:00
参加費は4500円(染めと縫いの講習、材料費込み)、昼食は別途1000円
テラまでメールでもメッセージでもお申し込みください。
参加者受付中です!

秋の気配とともに

さてさて、台風と共に連休も過ぎ去り、秋の気配が漂ってきました。

ここのところ、個人的にもサプライズな出来事があり、また、他所でのイベントに参加したり、大地再生講座に参加したり、ちょっと充電の日々でした。地上に風を通し、大地に空気を入れ、水の流れを作ってあげることーこれ今回の大地再生講座で学んだ基本的なことですがー大地も人も同じで、私も風通しを良くし、体をカチコチにせずに、血流の流れを良くして、次なるテーマに進んでいきたいと思います。

さて、その次なるイベント
「sow&zuca 布と革の手仕事展」9月28日(木)〜10月3日(火)

現在、sowナラサキシノブさんとzuca桂野和美さんはそれぞれ最後の制作追い込み中です。

zuca桂野さんの作業風景です。革包丁でパーツごとに革をカットして、縫い合わせていくのだそうです。これはバッグと小物のお財布用だそうですよ。どんな作品となってお目見えするのでしょうね?

会期中は全日展示販売していますが、3日間はカバン作りのワークショップをしていますよ(9月29日は布バッグ、30日と10月2日は革バッグ作りの講習です)。

★9月30日(土)、10月2日(月)は桂野和美さんの指導のもと、革の鞄の手作り教室です。「革なんて縫ったことないよ〜」という方も大丈夫!チクチク手縫いで自分だけの革の鞄が縫えますよ!
色はキャメル、チョコ、グリーンの3色からお好きな色を選べます。13:00~16:30まで 参加費は WS代9000円(材料、講習費込み)

基本は上の写真ですが、これに端切れの革でポケットやタグ付けなどちょっとしたアレンジも可能とのこと、当日桂野さんが端切れの革を持ってきてくれますので、自分だけのオリジナルバッグを作ってみてはいかがでしょう?

まだどちらの日もお申し込み受付中です!ただし、革バッグは、材料用意の都合上今週中(9月23日まで)にお申し込みを。

どうぞテラまでお電話でもメールでもFBのメッセージでも、お申し込みお待ちしています!テラ小林も参加予定です。ご一緒にチクチク楽しくやりましょう!参加者募集中!