江崎展始まる

9月1日、江崎満作品展オープンしました。

そして、デュオ睡蓮のお二人によるオープニンングライブが開催されました!

今回は全ての曲がお二人の作詞作曲によるオリジナル曲。しかも、江崎さんの作品に触発されて生まれた曲や、2年前に清滝に来られて出来上がった最新曲「ほたる」も初お目見えして、とても贅沢なライブ構成になりました。

ボーカル久美さんの不思議な体験も伺いながら、皆ちょっとエアーポケットに入ったような気分にも。

そして、江崎展ではいつも何かしら面白い出会いがあります。
1日目、江崎さんの作品を最初に持ち帰ってくださったお客様は、本日全く偶然に昼食を食べる店を尋ねるためにギャラリーを覗かれた、ドイツからの若い青年でした。
テラで、江崎さん、睡蓮さんとご一緒にちらし寿司を食べることになり、ライブ5分前まで、日本とドイツの戦後復興のあり方の違いについて語り合い、ライブも聞いてくださり、江崎さんの作品も連れて帰っていただくことになりました。

2日目の思いがけないお客様は、関東から駆けつけてきてくださった女性でした。古本屋さんで江崎さんの絵本と出会われ、子供さんとご一緒に何度も絵本を愛読、実際の江崎さんと江崎さんの作品に出会うべしと、夜行バスで清滝まで来てくださったのでした。もちろん江崎さんとはこれまで全く交流なし。1冊の絵本との出会いだけの接点が、こんな風に大きく膨らむなんて、全く予期せぬ展開です。でも、出会いってそんなものでしょうか。

江崎展は、いつもちょっと不思議で楽しい時間と空間がいっぱいです。江崎引力のなせる技でしょうか。さあて、これからはどうなりますことか。毎日が楽しみです。