竹紙照明合評会

12月に京都精華大学プロダクトデザイン学科・小山格平先生の授業で学生さんたちに竹紙漉きの体験をしてもらったのですが、今日は制作した竹紙照明のプレゼンテーション・合評会の授業があり、参加させていただいてきました。

 

一人ひとりが、どんな場所でどんな目的で使用するのかコンセプトを明確にして、自分の作った竹紙照明をプレゼンテーションしていきます。

 

 

紙を漉くところからご一緒したので、竹紙の微妙な繊維の違いも感じて使い分けてくれていたりして、それぞれの工夫が感じられます。

制作した作品は最後に廊下に展示しましたが、薄暗い廊下が彩り、とても良い雰囲気になりました。

どれが一番、ということでは決してないのですが、独断と偏見で、毎年私がビビッと感じるところがあった作品1点に「テラ賞」を出しています。今年はこの作品を選ばせていただきました。

ブック型の竹紙が蛇腹のように円形に並び、可動式になって明暗陰影に変化がつけられる、というアイデア、工夫のしどころに1票入れました。