紀伊国の手しごと作家たち、帰ってゆきました

展覧会が終わると、ホッとすると同時に寂しい気持ちになります。
がらんとしたテラの空間には、にぎやかだった作品や人の余韻だけがのこっていて、ふとした時に、声や笑顔がよみがえってくるようです。
そんな残像や火照りをさましつつ、ほったらかしになっていた家の仕事や歌人の世話や、たまってしまった事務仕事を片付け、そうこうするうち、また次の展覧会へと向かうことになります。