あけましておめでとうございます。
年末は、大掃除、餅つき、おせち作り、除夜の鐘つきなど、恒例行事に追われまくってふうふう言っておりましたが、年が明けてみれば、穏やかな正月です。
95歳年女のおばあちゃんから23歳年女のニューフェイスまで、家族揃って手作りの白味噌雑煮とおせち料理をいただきました。
おせち料理も一旦作ってしまえば、3が日はあれこれ考えずそれを食べ続けていれば良いということで、案外便利にも思えます。
近くの北野天満宮に初詣に行った後は、3が日のんびり過ごします。
ここ数年恒例になった手作り白味噌も美味しく仕上がりました。
年末のお餅つきの時のこと、ハッとしたことがありました。縁側で搗いたお餅を丸めていたのですが、餅箱の重ねようが悪く、何個かの小餅がつぶれていたのです。「ああ、こんな置き方して、せっかくのお餅つぶれてるやん」とわたしがくどくど文句を言っていたところ、来ていた6歳の女の子がそれを見て、きっぱりこう言いました。「そんなんまた作ればいいだけのことやん」。
いやいや目が覚めました。はい、その通りです。「また作ればいいだけのこと」を、私は何をぐずぐず言っていたのでしょう。
失敗したらやり直せばいい。物事では10か0だけではない。5からでも1からでも、また積み重ねていけばいいのでした。
今年はもっと気持ちに余裕を持って、おおらかに日々を送っていくことにしましょう。「失敗したら0になる」のではなく「またやり直せばいいだけのことやん」と思いながら。
みなさま、今年もよろしくおつきあいのほどお願いいたします。