日別アーカイブ: 2017年9月25日

sowナラサキさん新作

sowナラサキさんからも出来たてホヤホヤの新作写真が届きました。

写真と一緒にナラサキさんの文章が送られてきましたので、それを読んでいただきたいと思います。(以下掲載)

「私がずっと使い続けているラオスの手紡ぎ草木染手織綿のコートワンピース完成しました!

17年前せっかく独立したんだから、普通の生地屋さんでは売ってない生地を使いたいなぁ~と思い求めて出会ったときからのお付き合い。飽きることなく素材として使わせてもらっています。飽きない要素は、手触り、自然から生み出される色、そして私が普通の機会織の生地ではもう もの足らない感覚人間になってしまいました。全行程 手作業の布は世界にもほんのわずかしか残ってない中、とても贅沢な思いがします。
この手紡ぎの糸の1本1本がみんな表情が違うので、ふわっと感があり、カチッとおさまってないところが好きです。
色んな生地を使っているので、裏の見返しをそれらで繋ぎました。「裏豪華主義」の一点です。」

いいですね!

服を選ぶとき、もちろん自分の好きな服を選ぶのだけれど、作り手とどこか思いを共有できる、大切にしているものに共感がある、っていうのは、大事なことのように思える私です。

実物を見るのが楽しみです。

 

 

布と革の手仕事展 まもなくです

お彼岸も過ぎ、今週木曜日からいよいよ展覧会が始まります。

sowナラサキシノブさんとzuca桂野和美さんもラストスパートで最後の制作に取り組んでいます。

これはzucaさんの手提げバッグに色違いの皮でポケットを付けたバージョン。

こちらは8センチ×8センチの正方形の小さな革を32枚縫い合わせて完成させるという力作です。

女性の革作家さんらしいちょっとした心遣いやデザインへのこだわりなど、楽しんでいただければ幸いです。

 

 

 

新聞掲載

日経新聞にテラのことを紹介していただきました。

「竹紙」とはどんな紙なのか、なぜ、私が「竹紙」というという特殊な手漉紙を専門に扱うことになったのか、東京から記者さんが取材に来てくださり、結構長く話し込むこととなり、あれこれお話ししたことを記事にまとめていただきました。

掲載場所が新聞裏面で目立つところだったせいか、丁寧に竹紙の紹介をしていただいたせいか、長年お会いしていなかった友人が連絡をくれたり、竹紙に興味を持たれた方がご遠方から訪ねてくださったり、予想以上の反響に驚いています。

竹紙に魅力を感じてくださる方も多いのだなあ。まだまだ竹紙をご存じない方も多いのだなあ。

テラの会社を設立したのは1998年秋、竹紙の店を始めたのは1999年1月、まもなく20周年になります。細く長くではありますが、持続は力で「竹の紙」を紹介していく努力を続けていきたいと改めて思っているところです。