日別アーカイブ: 2019年10月25日

「ことばの勉強会」やります

日時 11月9日(土) 13:00~16:30
場所 清滝ギャラリーテラ(京都市右京区嵯峨清滝町11−2
参加費2000円 予約優先(当日も可)

私(テラ代表=小林)の中学校の国語の先生だった「大村はま先生」(今なお国語教育会ではその名を知られる伝説教師です)の教えに学びつつ、小さなギャラリーには贅沢すぎるお二人の講師(苅谷夏子さん 金水敏さん)をお招きして、ことばについて学び考える会を開催します。

内容
13:00〜14:30
講演1.苅谷夏子さん「大村はま先生に学ぶ」(大村はま記念国語教育の会事務局長)
大村はま先生の教え子であり、後年の大村先生を支えながら国語教育研究会や講演活動をおこない、いくつもの著書も記されている苅谷さんに、大村はま先生とその国語教育についてお話いただきます。後半は大村はま先生の模擬授業を、苅谷さんと会場のみなさんと共に実際にやってみましょう!

14:30~15:00  小休憩 ティータイム

15:00〜16:00
講演2. 金水 敏さんによる「ことばの力を語る」  (大阪大学文学部教授・言語学者)
大阪大学文学部長として卒業式で読まれた式辞は多くの人の共感を呼びました。「文学部ってなんの役に立つの?」「ことばってなんの役に立つの?」言語学者として、古典から現代カルチャーまでを幅広く見渡し、ユニークな観点から研究していらっしゃる金水さんに「ことばの力」について語っていただきます。

16:00〜16:30 会場との質疑応答

「ことばではなく心だ」と言う人もいるけれど、私にとって、ことばは心を伝えるための一番の表現手段です。
自分の思いを確かなことばに乗せて伝えたいと思うし、誰かの思いもまちがえることなくしっかり汲み取りたい。そのためには、もっともっとことばを理解し吟味し大切に伝えたい。
今、それがきちんとできていないから、多くの様々な行き違いや問題がおきるのではないかー。そんな思いも抱いています。

ことばについて考える1日をご一緒しませんか?
お申込みはテラまでお電話・FAX・メールでどうぞ。

.

 

「古布創作人形&キリムと絨毯」展終了しました

途中報告する間なく、展覧会が終了しました。

19日のライブの様子。

CHIKOさんの歌声、素晴らしかったです!
アフリカの言葉で歌ったオープニングの歌も、コンゴ出身のお父さんがCHIKOさんんのために作ったという子守唄も、英語の歌も、日本の歌も、どれも圧倒的な迫力で、胸の奥から出てくる歌声は深く心に響きました。

この日はCHIKOさんのお誕生日。歌の合間には、これまでのご自身の歩みを振り返りながらのトークもたくさん語ってくれて、そのお話もまた心に響いたのでした。
そして、「ちこのお誕生日は、私を生んでくれたお母さんの日でもある」そんなことばがサラッと出てくるCHIKOさんを育てたお母さんもまた、すごいエネルギーとポジティブな精神の持ち主だと感じました。

テラのご近所で日頃からお付き合いのあるピアニストの村田聡さんに音響機器を借りたご縁で、CHIKOさんのボーカルと村田さんのピアノのセッションも2曲実現しましたよ。

歌とピアノが響き合いトークするようなセッションは、その場にいた人だけが味わえる臨場感で、演じる人も観客も皆が充実した楽しさを味わいました。

展覧会の後半には、イランのキリムを紹介するアリアナのマルフィーさんが、イランのランチを作ってくれましたよ。

キリムに座って、古布の人形を眺めながらいただくランチは、まさに時間も空間も飛び越えて、自由な異邦人になった気分でしたよ。

またいつか、こんな濃密なひとときを皆さんとともに味わいたいと思っています。

ありがとうございました。