月別アーカイブ: 2022年3月

いよいよ今日から。向坂典子展

始まりました!向坂典子展。

今日はあいにくの雨模様でしたが、お客様が次々と。
若州人形座で笛を吹く野中久美子さんもきてくださり、思いがけず、会場で一曲能管を吹いてくださいました。

人間世界と異次元の世界の間を行き交うような音に、しばし心彷徨う思いでした。

23日(水)の野点茶会の折には、河原で、再度能管を吹いてくださることになりました。
さらに、その時には、音庭園の村田聡さん(ピアノ)、ひろこさん(ボイス)も、参加してくださることになりそうです。

どんな茶会になるか楽しみです。もし、今からでも参加希望の方あれば若干名承ります。

向坂典子さん+そうちゃん、到着

若狭から、大雨ものともせず、向坂典子さんとうさぎの奏ちゃんが到着しました。
作品続々登場。準備は着々と。
米、味噌、糠床、梅干し、干しガレイ、オイルサーディン、へしこ、燻製醤油、燻製塩、ベーコン、生ハム、野菜、いろいろ、、etc、、、。

野花の器も、いろいろなサイズができてきました。大鉢はアップのレンゲやツユクサが勢いよく迫力です!平な長皿もどう使おうか楽しそうです。

手頃なプレートサイズの平皿や、おてしょうサイズの野花小皿と小鉢も新作です。

さまざまな生き物たちの箸置きも、、、

会期は3月19日(土)〜3月27日(日)までです。
どうぞお楽しみに!

清滝での竹紙作りワークショップ

3月13日、清滝テラでの竹紙作りワークショップ(景勝・小倉山を守る会主催)が終了しました。
竹紙のワークショップは、これまで西陣テラですることが多かったのですが、今回は、「小倉山を守る会」が主催で、事務局を担ってくださった「NPOひとともりデザイン研究所」も、嵯峨野周辺の地域づくり、環境づくりをめざす場ですので、清滝テラで実施しましょう!と言うことになったのです。

室内でざっくり工程など説明した後は、玄関外に出て紙漉きタイム。

普通の紙を漉いてみて、繊維の扱いに慣れた後は、模様入りの創作紙に挑戦!

みなさん、色や形にこだわりながら、思い思いの紙を漉いて行きました。

紙漉きタイムの後は、嵯峨でとれた古代嵯峨米を使って、おくどさんでご飯を炊き、1、2階に分散していただくおまけもつきました(その写真は撮り忘れちゃいましたが)。

食後には、竹紙解説と世界の竹紙の説明もプロジェクターでして、無事終了となりました。
竹や竹紙についての理解が進み、その魅力を知ってくれる方々が、少しずつでも増えてくれることを願います。

4月の展覧会ご案内

いつもなら「もう春が来るよ〜」と大きな声で言いたいところですが、コロナに戦争まで勃発するなんて、思いもよらないことばかりが起きる世の中です。自分には何ができるのだろうと、無力さばかりが先立ちますが、まずは平和をつよく願いつつ、健康を保ち、自らの足元を踏みしめていくしかありません。

4月16日(土)~4月24日(日)まで、清滝テラにて漆の展覧会を開催します。
山岸厚夫作品展〜着古したジーンズのように漆を!〜

越前漆の産地で、伝統漆器制作を代々の家業としつつ、漆に熱い情熱を注ぎ、自在に操る山岸厚夫さん。扱いが難しいと思われがちな漆器を、まるで着古したジーンズのように使えるものにしようと、独自の手法で制作を重ねてきました。

暮らしの中で長く使える漆器、自由な発想の漆作品、竹紙と漆の結合にも挑戦していただきます。
自由な山岸作品と、ご家族が共に継承する工房錦壽の作品を合わせてご覧ください。

今回は、嵯峨嵐山駅前にある発酵食の専門店、「発酵食堂カモシカ」との美味しいコラボレーションも予定しています。カモシカさんでは、開業当初から定食などの料理を山岸さんの漆器で出しています。料理を漆器に盛ると何か違う?漆器の扱い方は?おいしく食べて、店主関恵さんのお話も聞きましょう。

会期中イベント *お電話、Fax、メールでテラへご予約ください
★4月16日(土) カモシカランチとギャラリーツアー
「発酵食堂カモシカ」で山岸さんの器を使った定食を食べ、 店主・関恵さんに発酵と器について伺い、 清滝テラにて山岸さんの解説で展示を見学するスペシャルツアーです。
11:30カモシカ集合14:30頃テラにて解散 参加費 2,000円 10人前後 要予約
(昼食、ドリンク、関さん山岸さんの解説、往路タクシー代を含む)
★ 4月20日(水)~売切まで 12:00~14:00
山岸さんの合鹿椀でカモシカ食堂のへしこ茶漬けが テラにて食べられます(ご飯はかまど炊き) 880円

 

町家の日(March 8)

3月8日は町家の日(なぜならMarch8 まーちや だからだそうですよ)、と言うことで、西陣テラでは、この日竹紙ワークショップの2日目をおこないました。

 

みなさんとても積極的で、好奇心旺盛で、質問も多く飛び交いました。
シンプルな紙のほか、模様入りも作りましたが、それぞれ個性的です。

私はあとで一人一人の紙を剥がす作業をしましたが、これ、じっくりみていると、性格判断できそうです。「紙から人が見えてくる〜」な〜んて思いましたね。

 

いつも一人でする作業を皆さんと共にする竹紙ワークショップ、とても楽しいひとときでした。

西陣テラでの竹紙ワークショップ 1

西陣テラでの竹紙手漉きワークショップ(「町家の日week」町家の日普及実行委員会)の1日目。


急に嵐のような風が吹いたり、突然雨が降りそうになったりして焦ったときもあったけれど、皆、無心に、思い思いの紙を漉いて、あっという間に時間が過ぎてゆきました。

オンラインで伝えられることもあるけれど、やっぱり直に手を動かしてモノを作るのは楽しいですよね!

3月の竹紙手漉きワークショップ定員

3月5日(土)、3月8日(火)西陣テラで行われます「町家の日」の竹紙ワークショップは、おかげさまでお申し込みが定員となりましたので、受付を一応終了させていただきます。
たくさんのお申し込みありがとうございました。
(引き続き、若干名のキャンセル待ちのみ受付いたしますので、ご希望あればご連絡ください)。

3月13日(日)清滝テラで行われます「景勝・小倉山を守る会」の竹紙ワークショップは、定員まであと数名となっております。どうぞお早めにお申し込みお声掛けくださいますようお願いします。