月別アーカイブ: 2023年1月

雪の京都

1月24日の午後4時ごろまでは、市内に雪の気配はなかったんです。
「気象予報は10年に一度の大雪」なんて言っていたけれど、京都は大したことなさそうだな」なんてたかを括っていました。
それが5時過ぎごろ、急に嵐のような横殴りの雪となりました。

家(西陣テラ)の縁側(一応屋根はあるところ)は見る間に雪道のように!
まさに暴風雪ともいうような真横から吹雪く吹雪となったのです。

JR京都線が京都や山科の線路上で長時間立ち往生してしまったり、名神でも長時間の渋滞が発生してしまったり、大変な混乱となったことは皆さんご承知の通りですが、その前の時間帯があまりにも平穏な感じだったので、誰もがつい油断してしまった、あまりにも突然の変化についていけなかった、ということだったかなあと思います。

翌朝にはこんな様子で、積雪は15センチくらいでしたが、まあ、昨夕の暴風雪の激しさに比べると、静かな朝という感じでありました。

雪の朝は静かで世界が止まったようです。
個人的には雪の日は好きだなあという思いもありますが、やっぱり自然の変化は突然で怖いものだなあ、と、実感させられた1日でありました。

日本各地でも、いろいろな状況がありますね。油断は大敵。
まさに暦通りの「大寒」の季節。なんとか春まで元気で暮らしていけますよう、気を配って参りましょう。

2023年の催し予定

2023年の催し予定

1月、2月は西陣テラにて営業しています。竹紙の御用命その他、西陣テラにてお気軽に承ります。ただ、外出していることもありますので、お訪ねの際には事前にご一報いただけると助かります。

3月4日(土)竹紙作りのワークショップ    西陣テラにて
3月8日(水)竹紙作りのワークショップ    西陣テラにて
「町家の日」(町家の日実行委員会主催)のイベントとして、西陣テラにて竹紙のレクチャー&手漉き竹紙の体験講習を行います。我が家の和室が店ですので、いろいろな竹紙もご覧いただけます。竹紙ができるまでには長い工程がありますが、その過程もご覧いただきながら、それぞれの紙漉きに挑戦していただきましょう。
参加費お一人2000円、各日10名程度まで(漉いた竹紙3枚持ち帰りまたは後日送付、茶菓付)*メール、FAX、お電話にて事前予約必要 ★ご予約承り中!

3月18日(土)〜3月26日(日)向坂典子展
食いしん坊のうつわ屋さん「卯年に跳ねる!」
若狭の地で、土をこねて器に焼き、柿渋染を行い、燻製や発酵食を作り、ともかく一からの十までのものづくりを楽しむ向坂典子さん。その好奇心旺盛さ、器用さ、食いしん坊さには舌を巻きます。さて、今年はどんな作品を出展していただけるでしょうか?
今年は典子さんの愛するうさぎの年。思いっきり跳ねてもらうとしましょうか。

4月〜5月
かねがねやりたいと思っている企画があって、ただいま先方とご相談中です。うまく企画が進みましたら、すぐにもこちらで発表したいと思っています。今しばらくお楽しみにお待ちください。

5月〜6月
若狭の若州一滴文庫で、長年竹人形のかしらを制作していた高橋弘子さんが亡くなられて3年目になります。6月10日、11日には一滴文庫で竹人形公演が行われます。その前後に一滴文庫で、弘子さんと竹人形を見直す展覧会が行われるとお聞きしています。水上勉先生が考案され、これまで続けられてこられた竹人形がこれからにつながるような展覧会になればいいなと願っています.私もお手伝いできることがあればお手伝いしたいと思っています。

6月17日(土)〜6月25日(土) かつみゆきお木の仕事展
静岡のベテラン家具職人、御年83歳のかつみさんとは、じつは今年も正月早々ご注文制作〜納品のお仕事をご一緒しました。いつまでお仕事をご一緒できるものかしら、と考えるとドキドキしてしまいますが、今年もご一緒に展覧会を予定しています。まだまだやりたいお仕事を抱え、新たな新作にも挑戦されておいでです。どうぞかつみさんとかつみさんの木の仕事に会いにおいでください。

7月23日(日)〜8月1日(火)「旅する〇〇」または「Traveling」
昔から「旅するように暮らしたい」「暮らすように旅したい」と思ってきました。いつも「明日どこかへ行けるように」と思ってきました。でも実のところ、今はそう身軽でもなく、コロナ禍も続き、世界は少し遠くなった感ありです。
それでもいつも旅に思いを馳せています。そこで「旅」をキーワードとしたジャンルを問わない展示販売を企画します。旅に持っていきたいもの、旅先で役に立つもの、旅先から持ち帰ってきたもの、旅をした気分にさせてくれるものーー、異なる空間、時間をつなぐ物と人ーそこに「旅」を感じようという企画展です。
今自由に動ける人も動けない人も、遠くまで旅をする人も小さな旅をする人も、縄文からの時間を旅する人も今を生きる人も、空間、時間を問わず、ご一緒にいろいろな旅を楽しんでみませんか。時と場所は、愛宕山千日詣り前後の清滝テラにて。 物販、ドリンク、フードもあり。
★現在出展参加者募集中です!ご関心ある方はテラ小林までご相談ください。

8月21日(月)〜8月27日(日) 内山貞和+ゲストアーティスト展
倉敷にて古民家を再生されたギャラリー「サロン・ド・ヴァンホー」を営みつつ、縄文から現代までこの世にに遺されたもの、木や石や動植物の実や骨までつかって、個性的な彫刻やアクセサリーを作る造形作家、内山貞和さんの作品展です。ご自身の作品とともに、内山さんがこの方はと見込まれたゲストアーティストとのコラボレーション展を予定しています。さて、今年はどなたとどんな展覧会になりますか?発表はもう少し後ほどに。

9月23日(土)〜10月1日(日)村田啓子作品展+よろみの寒麹+厨 鹿の出張料理  音座マリカ作品展と共に
能登山中に禅寺を興し、畑と田んぼで食べ物を作り、藍を育て、柿渋を作り、日々を暮らすよろみ村龍昌寺。昨年末の寒波大雪では停電となり、10日間も電話もネットも繋がらなかったそうですが、そういう時こそよろみは強い。ストーブもお風呂も薪だし、食べるものは畑にあります。そんな寺の大黒さんを務める村田啓子さんの藍と柿渋と墨の作品展をおこないます。長男の遼雲さんが作る寒麹も楽しみだし、津幡の過疎の村に移り住み、空き家を改造し新たな店を始めた三男の鹿さんに出張料理もお願いしたいなと思っています。
啓子さんの友人で野の花の絵を描く音座マリカさんにも出展いただきます。

11月14日(火)〜19日(日)小林斐子草木染織展
滋賀県安曇川にて自然から色を取り出し、糸を染め、手織りし、服に仕立てて、コートやジャケットなどを作る小林斐子さん。地域の女性たちとの活動も長年続けていて、会場はいつも賑やかな笑い声に溢れています。展示とともに、毎年、草木染めや原始機などのワークショップもしています。今年は順番から行くと、原始機になるかな?「織る」ということの原点を教えていただけるワークショップです。

11月23日(木)〜11月30日(木)山田 毅作品展
清滝の手前、嵯峨鳥居本に在住の日本画家、山田毅さんの作品展を開催します。山田さんとの出会いは、もう10年余り前の清瀧です。薪ストーブがつないでくれたご縁です。いつかこんな展覧会ができるといいですねとお話ししていたことが、今年実現します。清滝や鳥居本、嵯峨野周辺のスケッチ作品も登場予定です。地元ならではここならではの展覧会になればいいなとご相談中です。

*今企画が進んでいる展覧会をお知らせしています。今後の変更もあり得ますので、詳細はホームページやFacebookなどの最新告知をご覧ください。
清滝テラは展示催しがある時のみオープンしています。西陣テラは竹紙竹筆専門店として常設営業していますが、不定休で不在にする場合もありますので、お越しの前にご一報いただけると助かります。

有限会社テラ
西陣テラ 京都市上京区鳳瑞町240番地  竹紙竹筆専門店テラ
清滝テラ 京都市右京区嵯峨清滝町11-2 ギャラリーテラ
連絡先 (西陣、清滝共通)Tel&Fax 075-204-8122
テラホームページ https://terra2010.com
フェイスブック  https://www.facebook.com/galleryterra

今年もよろしくお付き合いのほどお願い申し上げます。(小林亜里)

2023年新年に

遅ればせながら、あけましてめでとうございます。
穏やかな年でありますように、平和な年でありますようにと、心から願います。

我が家(西陣テラ)の正月は、毎年あまり変わりません。
12月の中頃、事始めの頃から正月に向けての準備がはじまり、毎年30日が餅つきです。

庭先で杵と石臼で餅をつき、縁側で丸めます。

コロナ前は大勢の友人知人が集って飲んだり食べたり一日中賑やかでしたが、今は、身近な家族親族でしています。

最後は餅花を作り、柳の枝に飾ります。

そして、31日には、お煮しめ、たたきごぼう、かずのこ、黒豆、ごまめ、卵焼き、かまぼこ、蓮根など、まあ定番にちょっと家族の好みを反映したおせち料理をお重に詰め、元旦には白味噌雑煮と一緒にいただきます。
初詣は近くの北野天満宮にお参りします。

毎年あまり変わらないお正月ではありますが、「変わらない」ということもまた、貴重なことのようにも思えるこの頃です。当たり前のように思っていたことも、ある日突然そうではなくなったり、ずっと続くものだと思っていたことも続かないものだということを、私たちはこの数年で知った気がします。

大事にしようと思うものを大事にしつつ、丁寧に穏やかに暮らしてゆきたいと思っています。
まずは身近なところから、それを実行してゆきたいと思っています。