今年は7月になるよりも早く、梅雨が明けてしまいました。
早くも35度を超える暑さに、夏はいったいどれだけ続くのだろうと恐れさえ感じます。
そんな中、愛宕山の千日詣りについて、朗報が届きました。
コロナ禍以降、中断も余儀なくされていた7月31日の夜間参拝が、復活されることになったのです。
コロナ禍の時期に7月23日〜8月1日までの昼間を千日詣り期間とする、という神社のお知らせが出て、一昨年は一旦夜間が復活されましたが、去年は再び昼間のみとなったので、今後は夜間参拝は無くなってしまうのだろうか?長く続いてきた伝統行事がこのような形でなくなってしまうのは残念なことだなあと、とても気にしていたのです。
今年の夜間参拝復活を心から喜んでいます。
復活に向けては、多くの方のご努力があったことと思います。
それで、そのような形で千日詣りが継承されることになったのだから、テラも愛宕山への感謝の気持ちを込めて、その期間に催しをしようと思います。
ふだん西陣テラで常設展示している竹紙をバージョンアップして、その期間、清滝テラに竹紙を展示します。竹紙作家の菅野今竹生さんに新たな制作をお願いしています。
さらに、7月31日夕方から夜にかけて、テラとのご縁も深いピアノの村田聡さん、ヴォイスのひろこさん(音庭園)のおふたりには、奉納演奏もしていただこうと思います。ひろこさんは、クリスタルボウルのえみさんと(daitou姉妹)というユニットも組んでいらっしゃるので、そのお二人による演奏もあるかもしれません。
愛宕千日詣りは、その日の晩に登れば、愛宕山に千回登ったのと同じご利益があるという、特別な一日です。千回といえば、愛宕山に毎日登って3年近く。大変なことです。
そんな特別な登山をされる方へのエールも込めて、勝手に奉納展と奉納演奏、いたします!
7月31日は確実ですが、それ以外の展示会開催日は、追ってお知らせいたしますね。
あ、それから、7月31日は、まだはっきりしませんが、通常ですと交通規制が入り、一般車両の通行はトンネル手前から通行禁止となる予定です。バスは早朝から深夜まで臨時便が出る予定ですので、どうぞみなさん、バスか、徒歩にて清滝へお越しください!
来ていただくのにハードル高い催しではありますが、それを乗り越えて来てくださった方々とは、心通わせてのお出逢いがあるに違いないと心待ちにしております。