長〜く暑〜い夏、いかがお過ごしですか?
8月に入り、猛烈な暑さもそろそろ山を越えてほしいと期待を込めて思っていますが、さて、どうでしょうか
そんな中、今年は7月31日に愛宕山の千日詣りの夜間参拝が復活しました。
愛宕千日詣りは、その日の晩に登れば、愛宕山に千回登ったのと同じご利益があるという、特別な一日です。
千回といえば、愛宕山に毎日登って3年近く、大変なことです。夜中にはこの夜しか行われない特別な神事もあります。そしてなにより、京都では、愛宕山の「火の用心」のお札は、台所に欠かせないですよね。
コロナ禍の時期に、昼間参拝のみとなり、今後は夜間参拝は無くなってしまうのだろうか?長く続いて来た伝統行事がこういう形でなくなるとしたら寂しすぎるな、と思っていましたが、今年は無事夜間参拝復活となりほっとしました。

千日詣り期間には、愛宕山への祈りや関わる方々への方々への感謝の気持ち、登る方々へのエールなどの想いを込めて、「千日詣りの竹紙展」と「千日詣りの奉納演奏」を行いました。竹紙作家の菅野今竹生さんにご協力をお願いし、青竹と竹紙の空間展示をしました。7月31日の夕方から夜にかけては、ピアニストの村田聡さん、ヴォイスのひろこさんのおふたり(音庭園)に、会場にて奉納演奏もしていただきました。

いろいろな方が立ち寄ってくださり、私は「千と千尋の神隠し」の湯ばあばになったような気さえする不思議な一晩でした。
*****今後の催し*****
8月25日(月)〜8月31日(日) 内山貞和+川勝英十津 作品展
倉敷にて古民家を再生のスペース「サロン・ド・ヴァンホー」を主宰し、縄文から現代までこの世に遺されたもの、木や石や動物の実や骨までつかって、レリーフやアクセサリーを作る内山貞和さん。今年は内山さんが学生時代から刺激を受けてきたという、旧友にして花背在住の漆のベテラン作家、川勝英十津さんとのコラボレーション展をおこないます。
川勝さんは、桐材を使い、軽くて丈夫な、日常に使いやすい漆の器を作っています。分業の多い漆界において、木地作りから塗りの仕上げまでを一貫して行うスタイルで制作を続けておられます。
長くさまざまな経験を積んでこられたベテランお二人による作品展、楽しみにしています。

9月27日(土)〜10月5日(日)村田啓子・長瀬光恵・ベアント 作品展と精進料理
能登での暮らしから生まれた作品とお料理の展覧会です。能登山中のよろみ村龍昌寺の村田啓子さんは、畑を耕し日々の料理を担う一方で、藍染、柿渋染、墨と書の作品を作っています。
能登門前町の長瀬光恵さんは写真家で、能登の心象写真を独特の感性で発表しています。夫君のベアントさんごはドイツ人ながら、京都でも学んだ精進料理の達人で、会期中に腕を振るっていただく予定です。
能登地震以降の地域の様子や人々、暮らしの変化などについてもお話いただきたいと思います。