月別アーカイブ: 2025年8月

展覧会進行中

展覧会も半ばとなりました。
いろいろな方がいろいろなところから来られて、いろいろなドラマが展開されています。

内山さんの作品は、貝や木の実や石、魚、動物の骨など、自然からの素材も多いですが、一方で縄文遺跡や畦板や機械のチェーン?といった人工的な素材もあります。縄文から人新世に至るまでの「人間が関わることで生まれてきたもの」が素材といえるでしょうか。

さまざまな素材を、身につけるアクセサリーとして、作りかえて、見せてくれています。

 

一方の川勝さんの作品は、素材である桐の木は、ほとんど自分達の山から切り出し製材し、今回の作品の全てご自身が木地のろくろ挽きをしたものだそうです。

桐の木は、柔らかいので、割れや凹みが出やすい。そこで、木地に蚊帳やドンゴロスなどの布を被せ、その上から漆をぬりこんでいく。木も布も漆を吸いやすいので、漆がたっぷりいるけれど、その分、柔らかな木地は保護され、丈夫になっていく。そして仕上がった漆椀は軽くて丈夫。

川勝さんは、こうしたやり方を、師を持たずに独自の試行錯誤で作り上げていったとのことです。
耳付き椀もそんな川勝式の発想の中から生まれた作品です。

 

いよいよ明日から

いよいよ明日から始まります。

内山さんの作品は、1、2階に、銀河のように壁面に並びました。

2階は川勝さんの漆椀がぎっしり!
耳付き椀も大小たくさん来ています。

お二人は作家としても人生においても大ベテランですが、ご一緒に話し出すと、すっかり出会った頃の学生気分に戻られているようでもあります。いろいろ飛び出す武勇伝も面白いです。

「内山貞和・川勝英十津 作品展」
8月25日(月)〜8月31日(日)11:00~17:00
内山貞和=縄文から人新世まで、身につける彫刻、レリーフ
川勝英十津=my 椀 only one 日々の漆椀
場所 清滝ギャラリーテラ(京都市右京区嵯峨清滝町11−2)

8月も後半になりました

お盆も終わり、8月も後半に入りました。
皆さん長くて暑い夏、どのように過ごされたことでしょうね。

私は7月末の千日詣り以来、来客が続き、それが終わってからは、法事あり、再び来客あり、
そうこうするうちに、ちびっ子たちも学童保育や保育園が夏休みとなり、
夏、突撃〜〜!っという感じのまま日が過ぎていきました。

海に行ったり山に行ったり、川に行ったり、まあちびっ子と一緒に年甲斐もなくかなり遊んでしまいましたね(いや、子守役で致し方なくですってば)。

8月15日の終戦記念日を終え、16日の大文字の火を見送り、今日18日からは学童保育と保育園も再開されて、なんだか日常生活が少し戻ってきたかなあ、というところです。

さあ、来週からは清滝テラで展覧会です。
内山貞和さん=縄文から人新世まで 身につける彫刻、レリーフ
川勝英十津さん=my 椀 only one 日々の暮らしの漆椀
8/25(月)〜8/31(日)11:00~17:00
清滝ギャラリーテラ(京都市右京区嵯峨清滝町11-2)

まだ暑さは続きそうですが、川風に吹かれながら、時に清滝川で足や体を冷やしながら、展覧会を楽しみましょうか。

 

8月の展覧会「内山貞和・川勝英十津 作品展

8月25日(月)〜8月31日(日)
内山貞和+川勝英十津 作品展

内山さんは倉敷にて古民家を再生のスペース「サロン・ド・ヴァンホー」を主宰し、地域活動も行いながら、長年ご自身の作品制作も続けておいでです。
近年は、縄文から現代までのこの世に遺されたもの、木や石や動物の実や骨までもつかって、レリーフやアクセサリーをつくられています。

川勝さんは京都・花背在住のベテラン漆作家で、なんと、内山さんが学生時代から刺激を受けてきたという旧友だそうです。
川勝さんの漆の器は、桐材を使い、軽くて丈夫な、日常に使いやすいのが特徴です。分業の多い漆界において、木地作りから塗りの仕上げまでを一貫して行うスタイルで制作を続けておられます。

長くさまざまな経験を積んでこられたベテランお二人による作品展、楽しみにしています。

テラ通信2025年8月号

長〜く暑〜い夏、いかがお過ごしですか?
8月に入り、猛烈な暑さもそろそろ山を越えてほしいと期待を込めて思っていますが、さて、どうでしょうか

そんな中、今年は7月31日に愛宕山の千日詣りの夜間参拝が復活しました。
愛宕千日詣りは、その日の晩に登れば、愛宕山に千回登ったのと同じご利益があるという、特別な一日です。
千回といえば、愛宕山に毎日登って3年近く、大変なことです。夜中にはこの夜しか行われない特別な神事もあります。そしてなにより、京都では、愛宕山の「火の用心」のお札は、台所に欠かせないですよね。
コロナ禍の時期に、昼間参拝のみとなり、今後は夜間参拝は無くなってしまうのだろうか?長く続いて来た伝統行事がこういう形でなくなるとしたら寂しすぎるな、と思っていましたが、今年は無事夜間参拝復活となりほっとしました。

千日詣り期間には、愛宕山への祈りや関わる方々への方々への感謝の気持ち、登る方々へのエールなどの想いを込めて、「千日詣りの竹紙展」と「千日詣りの奉納演奏」を行いました。竹紙作家の菅野今竹生さんにご協力をお願いし、青竹と竹紙の空間展示をしました。7月31日の夕方から夜にかけては、ピアニストの村田聡さん、ヴォイスのひろこさんのおふたり(音庭園)に、会場にて奉納演奏もしていただきました。


いろいろな方が立ち寄ってくださり、私は「千と千尋の神隠し」の湯ばあばになったような気さえする不思議な一晩でした。

*****今後の催し*****

8月25日(月)〜8月31日(日) 内山貞和+川勝英十津 作品展
倉敷にて古民家を再生のスペース「サロン・ド・ヴァンホー」を主宰し、縄文から現代までこの世に遺されたもの、木や石や動物の実や骨までつかって、レリーフやアクセサリーを作る内山貞和さん。今年は内山さんが学生時代から刺激を受けてきたという、旧友にして花背在住の漆のベテラン作家、川勝英十津さんとのコラボレーション展をおこないます。
川勝さんは、桐材を使い、軽くて丈夫な、日常に使いやすい漆の器を作っています。分業の多い漆界において、木地作りから塗りの仕上げまでを一貫して行うスタイルで制作を続けておられます。
長くさまざまな経験を積んでこられたベテランお二人による作品展、楽しみにしています。

9月27日(土)〜10月5日(日)村田啓子・長瀬光恵・ベアント  作品展と精進料理
能登での暮らしから生まれた作品とお料理の展覧会です。能登山中のよろみ村龍昌寺の村田啓子さんは、畑を耕し日々の料理を担う一方で、藍染、柿渋染、墨と書の作品を作っています。
能登門前町の長瀬光恵さんは写真家で、能登の心象写真を独特の感性で発表しています。夫君のベアントさんごはドイツ人ながら、京都でも学んだ精進料理の達人で、会期中に腕を振るっていただく予定です。
能登地震以降の地域の様子や人々、暮らしの変化などについてもお話いただきたいと思います。