日別アーカイブ: 2025年10月8日

「すっぴん!マルシェ」近づきました

10月18日(土)19日(日) すっぴん!マルシェ in 清滝テラ
いよいよ近づいてきました。

「大好きなことをして、素のままで心ピカピカにいられるマルシェを目指そう」と始めたすっぴんマルシェも3回目となりました。食、クラフト、絵、ヒーリング、音楽など、出展者が集います。

【食】 会場でもOK、テイクアウトもあり
*第1回にインド料理を出してくれたバブさんは、あれから「スパイスメディカキッチン・ブダガヤガヤ」を一乗寺にオープン。実店舗もありますが、この日は清滝にきてくれます。いながらにして本場のインドを味わえますよ。 

*「てすこの焼菓子」では、紅茶と焼き菓子でイギリスの午後のお茶の時間をゆったりと。

【クラフト、アート】
★アジア大好き、ラオスの布で雑貨やバッグを作る南澤ようこさん、

アフリカ布に魅せられて袋物から傘まで手作りする和田かよこさん、

ともに初回からの出店で、今回も元気に作品作っています。

*今回初出展の渡辺あふるくんは、会場にてその場で希望者の似顔絵描いてくれます。
18日時間限定にて。

【あふるくんより】
あふるは本名です。
洛西にある障害者支援事業所「暮らしランプ」に通って、絵を描いたりしています。仮面ライダーやワンピースが好きです。9月には東京のスカイツリー近くで作品展示しました。11月は鈴木診療所の子ども食堂で個展開催予定。

*ニットとタティングレースの仁谷文代さんは、細くて細やかな手仕事がお得意。ニットの服や小物のほか、会場でタティングレースのクローバーづくりワークショップもされる予定。

※こちらも初登場の「祐の風」チーム。不登校の子どもたちの居場所づくりを母体とするチームメンバーがステンドグラスやデコパージュで出展。

えりーちぇ作品

浜田智子作

あ、忘れてはなりません。テラも竹紙で出店しています!

【ヒーリング】
ヴォイスヒーリング(ラブシェアリングひろこ)、

アロマヒーリングとオイルマッサージ(平島千晶)、

クリスタルボウル、レイキヒーリング(ヒーラーEmi)、daitou19日には、daitou姉妹の音遊びライブもありますよ。

18日にはしもじちひろさんのヒーリングとキールタンライブも行われることになりました。

盛りだくさんな2日間です。どうぞ、すっぴんマルシェに遊びにきてくださいね!

 

「能登に暮らす」展を終わって

村田啓子さん、ゆき奈さん、長瀬光恵さん、ベアントシェルホルンさんと共に開催した「能登に暮らす」展。10月5日に無事終了いたしました。

搬入と初日には、よろみ村龍昌寺の現住職である遼雲さんとゆき奈さんが来てくださり、若々しい二人に未来を感じました。
これからの暮らしの中心に「米作り」を考えていきたい」と、皆の前ではっきり伝えた遼雲さんの言葉に、地に足つけてこれから進んでいく心意気を感じました。

会期中、村田啓子さんと長瀬さん、べアントさんは会場に在廊してくださり、来てくださるお客様を囲んで、毎日が異なる新鮮な日々でした。

村田啓子さんからは、今まで常識と思っていた畑の作物作りが、近年の気候により変化してきていること、その難しさを伺いました。
大きな自然には逆らえない。自然に合わせてやり方を考えていくしかない、、のでしょうね。

ちなみに正面の作品のタイトルは「46億年」。地球ができてからの年月だそうで、地層をイメージした作品だそうです。

長瀬光恵さんの写真は、地震で被害を受けた後に撮られたものでしたが、いわゆる報道的なものではなく、そこには、写真を切り取った作者のまなざし、表現の世界(時に美しさを)を感じました。そして、地震後の自然の変化。それは「失われたのではなく、変わっていくだけだ」と言ったベアントさんの言葉に、自然の大きなエネルギーと小さな人間を感じたのでした。

べアントさんのお料理には驚かされました。
伝統的な日本の和食や懐石、精進料理を学ばれたというべアントさんですが、その料理の世界は独創的なものでした。

最初は「日本人以上に日本人らしい心を持ったドイツ人」なんていう言葉を使おうかと思っていたけれど、10日間余りをご一緒して見て、その言葉は違うな、と思いました。

朝起きたら散歩に出て野花を摘んで花器に生ける、

その時々にある野菜を選び、素材を最大限に生かす料理法を考え、器を合わせて人をもてなす、理作る人も食べる人も楽しむ、

そうしたことは、日本人であるか何人であるかの問題ではなく、物事に真摯に向き合い、人も自然も同じように思いやり、生き物をみな平等に扱うこと、
そういうことに、国も男女も関係ないのだなあ、と思い当たった私です。

いつも、あれせな、これせな、早くせな、早よせな、と焦って物事を処理することばかりに追われている自分を反省し、もう少し丁寧に生きなくてはな、と思った私です。

この写真は、最後の日の夜に、べアントさんが用意してくれた食事。
啓子さん、光枝さん、べアントさん、私でいただきました。
素材のもつ味を生かし、食感を生かしつつ、やさしく味付けられた野菜たち、2枚目写真のパスタには、ナスやししとうとともに、山椒とシソの実が小気味よく効いていて、なるほど!こうきたか!の美味しさでした。

会期中の食事会で、お料理は目にしながらも「どんな味なんだろう?」と妄想膨らませていた料理を最後に味わえて、嬉しかったです。