月別アーカイブ: 2025年12月

2026年の干支はりこは「午(うま)」

恒例の竹紙干支はりこが出来上がってきています!

2026年の干支は「午(うま)」。
いつも向坂典子さんが手作りしてくれています。

価格は25年ぶりに少しだけ値上がりとなりまして、1800円です。
西新テラでお渡しすることも火ですし、ご遠方の方にはご送付もいたします。(送料250円〜)

ご希望の方あれば、どうぞテラまでお電話でもメールでもファクスでもお知らせください。
跳ね駒のように良き年、飛躍の年となりますように!

ブンナ公演終了しました

12月14日(日)、光清寺さんで開催した「ブンナよ、木からおりてこい」の若州人形座公演が無事終了しました。
大人100人、幼児、小中学生38人、0歳児から後期高齢者まで合わせると、なんと合計138人もの人がお寺の本堂に一緒に集い、みんな一緒に「ブンナ」を見ることができました!

子供たちは舞台前の最前列の畳席でした。
舞台はかぶりつきの目の前、同じ高さの1メートル先で、ブンナの竹人形や語り部たちの迫力の演技や朗読を見聞きします。
大人はその後ろの座布団席と椅子席です。

演技中には、子供たちがふらふら立ち上がったり、飽きておしゃべりしたり、出入りするかもしれないなあ。まさか舞台に入ってしまったり、演技中に仕掛けを触ったりはしないかなあ。大人はそうした子供たちをうるさいと思ったりはしないかなあ。
そんな心配もあったのですが、蓋を開けてみれば、
ほとんどの子供たちが、1時間の公演中、席を立つこともなく、おしゃべりもなく、ほぼ集中して、釘付け状態で芝居を見ていました。

人形座メンバーの迫力の演技や声に圧倒されて、動くことなどできなかったのかもしれません。
構成も、竹人形あり、影絵あり、芝居あり、の変化に富んだ朗読劇で、内容も動物たちが次々登場しては、なかなかリアルな目に遭う物語ですから、飽きる暇はなかったのかもしれません。
いや、それどころか、蛙のブンナが木に登るシーンでは、ブンナが木のてっぺんまで登り終えたところで、自然に観客から拍手が湧きました。そして、それに応えて、演技者もさらに盛り上がり、という感じで、
やっぱり芝居は、演技者と観客が共に盛り上げていくものだなあ、と思える豊かな舞台となりました。

幼いお子さんには、物語の奥深いところまでは難しいところもあったかもしれませんが、みんなと一緒に見た生の芝居のリアルな衝撃は、きっとそれぞれの子どもたちの心のどこかに残っていくことでしょう。その時々の理解で捉えてくれたら良いし、いつかどこかでそんな思い出が結び付けられていくときもあるかもしれません。

今回は、長年素晴らしいと思いながら見てきた若州人形座の世界を大人も子供も一緒になって楽しみたい、そして次の世代につなげていきたい、ということが大きな目標でしたので、それがなんとか実現できて幸せな気持ちです。

今回の開催にあたっては、早い段階からご相談に乗っていただいてきた会場の光清寺さんをはじめとして、実行委員会の有志の皆さんのご協力なしには、実現できなかったと思います。
そうして、みなさんと共に何かを作り上げていく作業は、楽しく、心強いものでした。

人形座の皆さん、お越しいただいた皆さん、関わってくださった皆さん、本当にありがとうございました。

これは最後の最後に形座メンバー(最前列の5人)と手伝ってくれた残っていた人たちで撮った写真。本当は実行委員もっといるんですけれど、潔く、全く写真撮らなかったんです。公演は心にだけ残るたった一度の舞台。

「ブンナ」満席となりました!

「ブンナよ、木からおりてこい」若州人形座公演
おかげさまで明日の公演は満席となりました。
明日当日の新規受付は行なっておりませんので、どうぞご了承ください。
すでにご予約のお客様は、明日、光清寺さんにてお会いできますこと、楽しみにしております!
では、いよいよ明日!

「ブンナよ、木からおりてこい」

師走も半ば近くとなり、今年も押し迫ってきました。
明日12月14日は、若州人形座による「ブンナよ、木からおりてこい」の公演が行われます。

今回の公演は、テラ小林が呼びかけ人となり、実行委員会形式で開催しています。
私は作家の故水上勉先生に学び、30年近く前から手漉き竹紙の制作と販売を行ってきました。今回公演を行なっていただく若州人形座は、竹紙と同じく、水上勉先生が創設したプロの役者たちによる竹人形劇団です。来年設立40周年を迎えます。

 

若州人形座は、本拠地である若州一滴文庫をはじめ、全国各地で公演を行ってきました。テラでも、2001年より「越前竹人形」「はなれ瞽女おりん」「曾根崎心中」「五番町夕霧楼」など、上演していただく機会がありました。
人形遣いが操ることで命が吹き込まれたように生き生き動き出す竹人形の世界は、すばらしく魅力的で、また語り手と人形遣いが一体となって作り出す竹人形文楽は、ぜひとも次世代まで伝えていってもらいたい文化だと、かねがね思ってきました。

これまで、若い人や子どもたちに見せられる演目がないのがずっと気がかりでしたが、今回、新たに出来上がったのが『ブンナよ、木からおりてこい』です。原作は、水上先生が子ども向けに書かれた児童文学で、蛙のブンナを通して、わかりやすい言葉で、生きることの意味や命のつながりが語られています。

今回は、大人も子供も若い人も、一緒に気軽に見られる会場での公演ができたらいいなあ!と思い、大きなホールではなく、地元のお寺での公演を企画しました。
会場は、ご近所で長年家族ぐるみで親しくお付き合いさせていただいている禅宗のお寺、光清寺さんです。企画運営は、光清寺さんを始め、地域の親しい友人たちに協力してもらい、ボランティアによる実行委員会形式で開催することにしました。

この「ブンナよ、木からおりてこい」は、竹人形あり、影絵あり、朗読あり、芝居ありの総合的に楽しめる劇です。大人も子供も一緒になって、身近に、でも本物の生の劇を楽しんでもらえるはず、と思います。

明日の公演に向けて、最終準備が進んでいます。おかげさまでほぼ定員となりました。
演じ手もお客様も主催者も、大人も子どもも若者も、一緒になって皆で楽しめる舞台になったらいいなあ、と心より願っています。
さて!