昨日は西陣テラで京都精華大学の授業が行われました。
今年で3年目になる、デザイン学部・小山格平教授の授業です。これまでは私が大学に出かけて竹紙のレクチャーをしていましたが、今回は先生と学生さん20人が西陣テラに来られて、紙漉きの体験もしていただきました。
昨日は特別に寒い日でしたから、屋外での紙漉きは寒風吹きすさぶ中で水に手を突っ込み震え上がりつつ、、、。それでもやっぱり実際にやってみるって楽しいものです。そして百聞は一見に如かず、でしょう。
部屋の中でのレクチャーはといえば、こちらはぎゅうぎゅう詰めでおしくらまんじゅう状態でしたが、たまにはこんな古い家で畳の上での授業も悪くはないでしょう。
今日漉いた竹紙も使い、これから学生さんたちは1カ月余りかけて、各自竹紙を使った照明作品の制作にかかります。
出来上がった作品を拝見するプレゼンテーションと合評会の授業にも参加予定です。どんな作品に仕上がるでしょうか、楽しみです。