昨日、22日はホタルライブ、虫明悦生さんのケーンの演奏会でした。お天気にも恵まれ、梅雨の合間のご褒美みたいな爽やかな夜でした。
大小大きさの異なるケーン(日本の笙のような竹の民族楽器です)は、いろいろな音色や表情を持っていて、歌や踊りも伴って、気持ちを伝えあったり、精霊を呼び寄せたり、男女の恋の告白にもなったり、民族の歴史を語ったりと、相手に意味や気持ちを伝える「ことば」でもあるのだと聞きました。
演奏とお話の後は、ホタル鑑賞。川面や木々の間を飛び交うホタルは、いつ見てもやっぱり幻想的です。同期するように点滅するホタルたち、ふわあっと高く舞い上がって光が消えたり、どこからともなく近づいてきたり、ホタルの光もラオスの音楽同様に、ホタルたちの言葉なんだろうなあと思いながら、いつまでも暗闇の森を見つめていたかったです。
いよいよ展覧会は明日が最終日です。