能登のよろみ村より帰ってまいりました。
この地の拠点となっている禅寺・龍昌寺に宿泊し、夜明け前にアカショウビンの声で目覚め、早朝の座禅から始まる朝、
長い廊下の雑巾がけ、蓮の花や野の草花を見ながらの朝散歩、
畑の作物と相談しての料理作り、
大家族みたいにいただく食事やお茶の時間、たくさんのおしゃべりともっとたくさんの笑い声、
手を真っ青に染めての藍染、
満天の星、近づく赤い火星、そして暗闇。
携帯もネットもつなぐことなく(どうせ圏外で繋がらない)、デジタル画面を見ることもなく、電話もかけない。リラックス&エネルギーチャージの「日常のような非日常」もしくは「非日常のような日常」。
龍昌寺のご住職、村田和樹さんと啓子さんご夫妻には大変お世話になりました。
ご一緒に参加した皆さんとも、短いながらも共同生活を送ったおかげで、すっかり打ち解け仲良くなりました。
そして、そのよろみ村に住んでいる住人の一人が、来月展覧会で清滝テラに来られる江崎満さんです。もちろん江崎さんのお家にも寄ってきました。
リクガメのシリウスとは初対面、イタリアングレーハウンドのカンちゃん(この子のじいじはかつみゆきおさんで,かつみさんのところで生まれた子犬を私が江崎さんのところに紹介したので、まあ私もいわば里親というわけです)とは久々の再会。
空、星、鳥、木々、草花、畑、動物、虫、土、水、川、海、魚、そして人、、、よろみ村には生き物たちが満ち満ちていて、来月初めには、そのエネルギーを凝縮したみたいな江崎さんが京都にやってくる、というわけです。
どんな日々になりますか。こちらも楽しみです。