清滝ホタルライブ、無事終了しました。
「無事」って言っていいのかな?
というのも、ライブ前半は水辺で川の水とまわりの青もみじと空がピアノと声と溶け合って、ほんといい雰囲気だったんだけれど、
ライブが佳境に入った頃に、ポツン、と来たかなと思う間もなく、ザア〜ッとバケツをひっくり返したみたいな雨になってしまい、お客さんには予め渡してあったビニール袋をかぶってギャラリーに逃げ帰ってもらったものの、演奏者・音庭園のお二人は、楽器や機材を動かすこともできない状態となり、雨が小止みになるまで、機材を守ってずぶぬれのまま雨の中にいるしかなかったんです。
それでも、なんとかギャラリーに戻ったあとは、すばやく室内ライブの用意をしてくださり、かまどごはんの夕食後は室内ライブの第2ラウンドが実現しました。
でも、雨の影響で夜10時まで開いているはずだった駐車場は夜8時で閉まることとなってしまい、車組はなんとかちらりとホタルが見られたかなあ?(電車組はその後ゆっくりホタルを堪能できましたが)。
自然はなかなか私たちの思う通りにはなってくれません。それが自然っていうものなのでしょう。それもこれもそっくり受け入れていくしかないのが自然とともに生きる私たちなのでしょうね。
それにしても、あんな雨の後にも何事もなかったようにふうわりふうわり飛び交っていたホタルたち。毎年、暑かったり寒かったり、豪雨があったり日照りだったり、天候状況もいろいろですが、それでも毎年この地に飛び交って、子孫を残し、繁殖を続けているわけですよね。あんなに儚いイメージなのに、ホタルってすごいなあ。
私達はホタルにもかなわないなあ、なんて思ったりしました。
ピアノ、ボイス、ハープ、スティールパン、この日の音色が、来られた方々の心に心地よく響いていたら幸いですが。