いよいよ明日から!

「土の器であること。」展覧会はいよいよ明日からです。

今日は石田佳織さんと搬入作業でした。

梱包を解くたびに、様々な野焼きの土器が現れて、なんだか気分は遺跡の発掘現場のようです。
おお!これが縄文土器か?!(ではなくて)、石田佳織さんの土器か!
と思っているうちに、佳織さんの頭の中には、すでに空間構想がちゃんとできているらしく、あれよあれよという間に思いがけないコーナーが組み立てられていきました。

 

土器の中には、サンゴを砕いたものや、貝殻を砕いたものを入れていて、そうした石灰分を入れることで、焼いたときに日比や割れがでてしまう危険性も高まるのだそうですが、壊れることを恐れずに何度でもトライし、朽ち果てたもの、生き残ったもの、どちらも見せたい、とのことで、砕けた時をみていると、いろいろな感慨が湧いてきます。
そして、貝殻の粉が土器の中に星のように散りばめられた壺、ぜひ直に見ていただきたい。
美しいです!!

これははしごを二つつないでできた展示台。会場にてササッと組み立てられましたが、シンプルながら決まっています。

こうして、遺跡発掘現場と思っていたのが、いつの間にか、展示会場へと変貌を遂げていきました(と思う)。

石田佳織さんが沖縄で出会った竹市彩乃さんの生活の民具としての竹細工のこと、
自然の中で冷蔵庫を持たずに暮らす森岡尚子さんの野草の酵素シロップやたくさんの沖縄の写真のこと、
そして、ワッテチャイさんの本場インド仕込みの甘くてミルク、スパイスたっぷりのチャイのこと、

まだまだ書き足りませんが、それは追ってまたかきますね。まずは明日からの展覧会を無事オープンすることとしましょう!