ふろしき展出展者紹介その6 鳥巣祥子

大学で型染めを学び、卒業後京都の川勝染色研究所で友禅制作彩色部で働き、結婚後少しずつ作品作りをしています。
2年前に川西市から篠山市に引っ越してきました。年末には祈祷の獅子舞が家々をまわり、集落の人皆で神社の門松を作るために、松から何から山に切り出しに行きます。ふきのとうを発見し天ぷらにしてみたり、昔の暮らしを季節ごとに感じることができている気がしています。

鳥巣さんは、今回の出展者の中でお一人だけ私がお会いしたことがない方です。この企画を立ててみなさんに呼びかけていたところ、ある方からお電話をいただきました。「この展覧会にぜひ推薦したい人がいるのです」とのこと。ご自身が作品を出すのではなく、推薦です。
それが鳥巣さんでした。私たちは連絡を取り合い、作品を見せてもらい、互いを紹介しあって、ご一緒にやりましょうということになりました。作品を通してその人を知る、理解するっていうのもいいな、と思っています。