山岸厚夫展、進行中!

始まりました。山岸厚夫展。
エネルギーあふれる作品に圧倒される日々です。

正面には大きな2点のパネルが並びました。
向かって左は、数年前に山岸さん右手を使って木のパネルに漆で描かれた作品です。そして右は、今年になってから、山岸さんが竹紙に左手を使って漆で描いた作品です。

現在、山岸さんは数年前の脳出血後、右手の自由が効かず、左手のみを使って制作していらっしゃるのですが、そのパワーはまったく衰えることなく、右の作品と左の作品は呼応し合っているように思えます。
右手と左手、木と紙、黒と白、いろいろな意味で対照的であり、でもどちらも同じように力強く、山岸さんらしさにブレはない。今回の作品展を象徴している作品に思えて、今回のメインはこれ以外に考えられませんでした。

竹紙をこんな風に使っていただけるとは、思いもよらず。圧倒的な迫力です。

これらのパネルも竹紙に漆の作品です。モダンアートのようです。

伝統的なお椀や皿、鉢物などもた〜くさん来ています。

作品のこともイベントのことも山岸さんのこともまだまだ語ることがあるのですが、ありすぎてすぐには書ききれず、続きはまた明日。