江崎満展始まりました!

さあ、江崎さんが到着し、いよいよ展覧会が始まりました。

 

7日8日は、いきなり、江崎展では恒例となります綾部のこだわり蕎麦処「あじき堂」さんの出張そばから始まりました。

 

次々とお客様が遠方からも来てくださり、あじき堂ファンの力を感じます。

今回のお蕎麦は、「おろしそば」1種のみ。
私、最初にそれを聞いた時は、ちょっと「え〜、そうなんだあ」と思ったんです。あじき堂さんには季節によっていろいろなメニューがあり、オリジナルな蕎麦もあったりするので、そういうものに惹かれる気持ちもありました。
でも、あじき堂さんにとって「おろしそば」は、福井で最初に修業した時に出会った蕎麦で、地味で派手さはないけれど、味わい深くて感動した蕎麦だと知り、ここはおまかせしよう、と思いました。
食べてみて、その意味がわかりました。
石臼引きで自家製粉された手打ちそばのストレートな味わい、それを邪魔せずふんわり包み込む大根おろし、食べる間際に一人分ずつ鰹節削りで削り出される鰹節、そして刻みネギ、めんつゆ。誠実にそばを手打ちし、お客様に向き合う、あじき堂さんらしい一品なのだと伝わるものがありました。

江崎さんとは20年ライのおつきあいになるという安喰健一さんと奥様、バイトのみきちゃん。
お疲れ様でした!!