5月8日はDuo睡蓮のライブ

怒涛の2日目は、あじき堂そばに加えて、Duo睡蓮さんのライブ。
睡蓮のお二人は、兵庫から前日入りして、清滝テラに江崎さんと泊まられて、ライブ日を迎えました。

お二人のオリジナル曲には、江崎さんの作品にインスパイアされてできた曲がたくさんあります。
だから、この展覧会で、木版画作品に囲まれて歌うライブは特別。

まして、久美さん、シンさん、、それに今回は江崎さんも、共に大きな病気を抱え、乗り越えてこの日ここに立っていただいているので、そんなことを知って聞く「KISEKI」という歌には、歌詞にもメロディにも、思わず深く引き込まれてしまいました。
歌の始まりは、「きみは きみは 愛されている」ということばからで、誰の存在も、生きて今ここにいること自体が、祝福された存在である、それは奇跡のようなことなのだと、しみじみ心に残りました。ああ、そういうことだったのか。

十分満足した思いを抱いてライブを終えた、、と思ったにもかかわらず、江崎さんが「くみさんの声はマイクを通さない生の方がいい」と言い出して、では、生でももう一度聴いてみようということになり、なんと、その後残って居合わせた方々と、第2部の車座ライブが始まることになりました。

こちらでは、テラご近所で親しくお付き合い頂いているユニット「音庭園」の村田聡、ひろこ夫妻も加わってくださり、この日限りのセッションタイムも実現となったのでした。
長くて短い、幸せなライブタイムでありました。