西陣ピック中止です!

本日11月2日に予定されていました妙覚寺でのイベント「西陣ピック」は大雨のため中止となりました。ご来場予定されていた方には大変申し訳なく、大変残念ですが、ご了承くださいませ。

第2回制作実演とトーク

第2回目のギャラリートーク(制作実演)。
土の塊から叩き技法でツボ状に整形していく工程を、今日はじっくり見せていただきました。

土の塊を、ろくろを使わず、紐状の手捻りでもなく、叩き棒と石を使って、ツボ状に成形していきます。

足で支えながら、石と叩き棒を使って、いつの間にか土の塊がツボ状に伸びていく様が面白いです。

持った感じも軽く仕上がっています。

フォルムを整えています。どんな作品になるのか楽しみ。

こちらは化粧土を塗っての磨き作業。

こんな石で磨くそうです。

石で磨いたところはピカピカ光るくらいに。

丹念に磨いたものを焼き上げて、それからさらに燻の作業をしていくという黒陶土器の世界です。

明日31日は清水さん来場予定。
11月1日は、午後1時半より、現在パラグアイにいるマネノさんと、オンラインで会場を繋いで、ギャラリートークを予定しています。

どうぞお楽しみに!

 

第1回ギャラリートーク

今日は第1回目のギャラリートーク。
ルルくんに叩き技法による成形作業を実演していただきました。

清水匡子さんは、解説と化粧土による色つけと磨き技法を紹介。
どちらもペルーでインカより古い時代から伝統的に行われてきた技法で、マネノさん清水さん、ルルくんの土器制作の基本です。

解説する匡子さんの隣には、次男のユタックくんの姿も。

トークの間、余りの土を使って何やら作っている様子でしたが、会が終わって見ると、いつのまにか展示物が増えていました!

ユタックくん制作の車が4点、匡子さんの展示の傍に飾られていたのでした。未来の土器作家の誕生か、、?

南米土器展始まりました!

いよいよマネノ・清水匡子・ルル「南米の土器三人展」始まりました!

今日10/27と10/30は土岐の制作実演とトーク、11/1はパラグアイにいるマネノさんと会場をオンラインで結んでのトークを予定しています。いずれも13:30〜。

清水さんは、28日以外は会期中会場在廊の予定です。

小林斐子草木染織展のご案内

11月12日(火)〜17日(日)
小林斐子草木染織展 2024初冬彩点

清滝の山や川が紅葉で染まる頃、毎年恒例の小斐子さんの染織展が行われます。
滋賀県の安曇川に暮らし、40年余り自然の中から色を取り出し、糸を染め、手で折る日々を続けています。

さらには、織りあがった布にハサミを入れ、ジャケットやコートに仕立てます。
反物や着物にこだわらず、日々の暮らしの中にこそ、本物を取り入れることを目指しています。

会期中には、原始機の体験ワークショップも行われます。
小林さんたちが草木染めした絹糸を使って自由に糸を組み合わせ、原始的なシンプルな方法で、手織りしていくというものです。折というものの構造がよくわかる体験です。
織りあがったものは、お持ち帰りいただけますので、早い人だとストールが織り上がる人もいますし、ゆっくりや細い糸の方は、ミニタペストリーというところでしょうか。いずれにせよ、自分で追った織物は、なんとも言われぬ試着が湧きます。
(本年は、すでにお申し込みが多く、満員御礼となっております)

展示は、会期中11時〜17時までご自由にご覧いただけます。
パンツ、ストール、綿のTシャツやハンカチ、絹の靴下やネックウォーマーなども、丁寧に草木染めされて販売されていますよ。

会場の中も外も、秋の色でいっぱいになる、展示会です。
皆様のお越しをお待ちしております。

南米土器到着しました!

ドキドキ(土器土器?)しながら到着を待っていた、マネノ・清水匡子・ルル「南米土器三人展」の人と作品が、どちらも無事清滝へ到着しました。

数日前に現在暮らすパラグアイを出発、2日がかりでブラジルサンパウロまでバスに乗り、そこから電車でサンパウロの空港へ。そこからは飛行機でワシントンへ、さらに成田へ、さらに関空へと移動を重ねた匡子さんと3人の子供たち、そして作品の詰まった7個のスーツケース!

飛行機の乗り継ぎがうまくいかず予定便に乗り遅れたり、スーツケースが積み残しになったり、と、想像した通り色々なことがあったようですが、ともかく、今は清滝へ到着し、ホッとしています。

いや、正確に言えば、2個の作品が移動中のどこかで割れてしまったそうで、それは残念過ぎるのですが、はっきり言って、この長距離飛行機移動の過程で、2個の破損で済んだということの方が、ラッキーと言って良いかもしれないと、密かに思ったりもしています。

ともかく、そんな大変な思いをして日本に、清滝に来てくれた作者にも作品にも感謝です。
本日1日前倒して作品搬入と設営を始めました。

さまざまな鳥、コンドル、オオハシ、名を知らぬ鳥、アルマジロ、アリクイ?、カメ、ヘビ、猫、架空の生き物、南米の生き物たちが、大物小物合わせて200以上も並び始めています。

展覧会は10月26日(土)〜11月3日(日)まで。
15年ぶりの展覧会、ご期待ください!

テラ通信 2024年10月

爽やかな季節が続きます。朝晩の寒さと日中の暑さの差が激しく、着替えを迷うこの頃ですが。巷でも運動会やお祭り、マルシェなど、催しや行事もあれこれ賑やかですね。
テラも、清滝の展覧会のほか、竹の紙関連の注文やイベント、ワークショップなど続いています。天気を見計らって竹紙作りにも精を出しています。

【これからの催し】

10月26日(土)〜11月3日(日)マネノ・清水匡子・ルル 南米の土器3人展
会場:清滝テラ
ペルーの古代土器の村で生まれ、国際的土器作家として知られるマネノさんと妻の清水匡子さん、長男のルルさんによる南米土器の3人展です。
一家は現在パラグアイで最後の制作中。今回は匡子さんと子供たちの帰国になるそうで、3人の子供さんとたくさんの土器をどう持ち帰ってこられるのか、楽しみと心配が相半ばしながらお待ちしているところです。

10/27,10/30,11/1は、ギャラリートークまたは実演。南米大陸を股にかけてのこの20年余りの一家の冒険?生活?のお話をとても楽しみにしています。マネノさんのオンライン参加もありかも。

 

11月2日(土)西陣ピック〜ものづくり&まるごとマルシェ〜
会場:妙覚寺
西陣地域のものづくりとまちづくりのイベント「西陣ピック」に「竹紙専門店西陣テラ」として参加出店します。場所は堀川上御霊前通から少し東に入ったところにある「妙覚寺」。足利義輝や織田信長、伊達政宗などが京の宿所としていた由緒あるお寺です。
会場では、ものづくりの街・西陣らしく、さまざまなものづくり体験のワークショップが行われるほか、地域の飲食のお店もあれこれたくさん出店します。


テラは、竹紙の展示販売のほか、柿渋型紙と顔彩を使って、型染め竹紙ハガキづくりのワークショップを行います。1枚300円〜4枚1000円


私小林亜里は、清滝展覧会と重なるため、当日は小林家の若者たち(息子、娘、孫)が、会場で皆さんのお相手を務める予定ですので、どうぞお時間許す方、ご近隣の方々あれば、ぜひ会場で声をかけてやってくださいな! 午前10時〜午後3時まで

 

11月12日(火)〜17日(日)小林斐子草木染織展
会場:清滝テラ
滋賀の自然から取り出す色と織、そこから作り出されるコートやチュニックなど楽しみです。Tシャツやハンカチ、染め糸布のイヤリングなど、小物もあれこれありますよ。今年のワークショップは原始機です。11月14日(木)と16日(土)に原始機の体験ワークショップが開催されます。各回3人まで 3,000円(11時すぎ〜昼食を挟んで4時までに終了、絹の手紬ぎ草木染め糸を使って、出来上がった分だけをお持ち帰り可。少人数ですので、お申し込みはお早めに。

 

12月3日(火)〜8日(日)アリアナキリム展          会場:清滝テラ
富山在住、イラン出身の店主によるイランの遊牧民たちの織物「キリム」の展覧会です。店主マルフィーさんの語る西域の遊牧民たちの暮らしと織の話はいつ聞いても楽しいですよ。
*12/6、12/7、会場2階でヒーリングとマッサージとイランランチあり(詳細次号)。
*12/8午後1時半〜、会場2階にて、ひょんなことから私の手元にやってきた紙の敷物をめぐって、緞通談義を行う予定です。(こちらも詳細次号)

 

西陣ピックに参加します!

西陣地域の〜ものづくり体験とまるごとマルシェ〜「西陣ピック」に、「竹紙専門店西陣テラ」として、今年も参加します。

11月2日(土)10:00~15:00 妙覚寺にて

場所は堀川上御霊前通から少し東に入ったところにある「妙覚寺」。
足利義輝や織田信長、、伊達政宗などが京の宿所としていたお寺で、千利休が茶会を開いたこともある由緒あるお寺です。

ものづくりの街として栄えてきた西陣地域の今後への活性化を目的に、去年から催しが始まり、西陣テラもお声かけいただき、去年から参加しています。

テラは、竹紙の展示販売のほか、柿渋型紙と顔彩を使って、型染め竹紙ハガキづくりのワークショップを行います。ハガキ1枚300円

会場では、さまざまなものづくり体験のワークショップが行われるほか、地域の飲食のお店もあれこれたくさん出店します。

京都市内の小学生以下の子供さんは、スーパーボール救いが無料
市内の学校や保育園幼稚園にもチラシが配布されるそうです。

昨年も親子連れのご家族が大勢みえました。
落ち着いた場所なので、お散歩がてらのご夫婦やご年配者もいらっしゃって、のどかな雰囲気でしたよ。

テラは、その日、清滝でも、「南米土器3人展」開催中で、私(テラ小林亜里)は残念ながら朝の設営時しか参加できそうにないのですが、当日は小林家の若者たち(息子、娘、孫)が、会場で皆さんのお相手を務める予定ですので、どうぞお時間許す方、ご近隣の方々あれば、ぜひ会場で声をかけてやってくださいな!

<Webサイト>
https://nishizine.city.kyoto.lg.jp/event/nishijin_pic2024/
<Instagram>
https://www.instagram.com/nishijin_kyoto/
<X>
https://x.com/nishizine_kyoto
<Facebook>
https://www.facebook.com/nishizine.kyoto

10月の展覧会「南米の土器三人展」

清水匡子・マネノ・ルル「南米の土器三人展」〜南米大陸の動物たち〜
10月26日(土)〜11月3日(日)  11:00〜17:00 会期中無休

ペルーのインカ時代以前から続く古代 土器の村で生まれ育ち、国際的土器作家 として知られるマネノさんと妻の清水匡子さん、長男のルルさんに よる南米土器の3人展です。

匡子さんは滋賀の生まれですが、マネノさんと結婚後ペルーの 村で暮らされ、ここ数年はブラジル、パラグアイなどでも活動、 テラでの展覧会はなんと15年ぶりです!さらにご長男のルルさん も、同じ土器作家の道へと進まれ、今回は3人展となります。

ろくろを使わない独特の技法による成形や、マンゴー の葉で燻し焼成する仕上げなど、プリミティブにして 洗練された土器作品をどうぞお楽しみください。 三者三様の南米大陸の動物たちが主なテーマです。

★10月27日(日)、30日(水)、11月1日(金) 13:30~   ギャラリートーク(制作実演 または お話)

ギャラリートークでは、叩き技法や見事な 磨きなど、土器制作の実演も予定。 南米大陸を股にかけての一家の驚きの 生活の話など、あれこれ聞かせていただく つもりです。お楽しみに!

江崎満展 会場から

昨日は賑やかな1日でした。

昼前から、あじき堂さんのお蕎麦を楽しみに来てくださる方、江崎さんと江崎さんの作品に会うことを楽しみに来られる方など次々と来訪。
おひさしぶり!初めまして。えっ、あなたとあなたは繋がっていたの?
そんな光景が会場のあちらこちらで展開。

午後にはSATOSHI MURAT(ピアノ)とラブシェアリングひろこ(ヴォイス)による「音庭園」のライブ開始。その始まりの少し前には、江崎さんともテラともご縁深き、もう1組のミュージシャンが。大病を乗り越え、ほんの少し前には大腿骨骨折の手術をされたはずの井原伸二・井原久美の「デュオ睡蓮 」のお二人が来訪。音庭園のピアノとヴォイスにツインギターデュオが加わって、豪華セッションとなったのでありました。

江崎さんと作品を中心に、いろいろな出会いが重なり合い、つながりあい、まるい輪っかになったような、さわやかな秋の 1日でありました。

展覧会は9月29日(日)まで。
9月27日(金)午後2時過ぎ頃からも、「音庭園」の会場ミニライブを予定しています。
お時間許す方、作品展と併せてどうぞお聴きください。

江崎さんのパワーに引き込まれる?巻き込まれる?ようにして、サプライズな毎日です。
昨日とはまた違う明日が始まります。