竹筆商品

テラの竹筆商品について

竹の一節分の繊維を細かく叩きほぐして、穂先を作ります。毛筆ほどなめらかな線にはなりませんが、独特の味わいとおおらかさ、大胆さをもつ筆です。
竹の太さによって、筆の穂先の太さが異なります。また、繊維の固さやほぐし具合によっても腰の強さが異なります。お好みの筆を見つけて書や絵に楽しんでいただければ幸いです。

*いずれの筆も自然の竹の繊維で作っておりますので、墨や絵の具がついたまま乾きますと、繊維が折れやすくなります。使用後はよく洗って保管してください。

竹筆商品リスト|それぞれの説明はこのページの下にあります。

  1. 夢中庵(田崎博和)
  2. 龍神(菅野今竹生)
  3. 自遊竹筆(濱地秀雄)
  4. 一滴第2工房(仲瀬俊平)

1.夢中庵(田崎博和)

テラの竹筆の中では、一番ざっくりした繊維で、線の感じは荒めの仕上がりです。 穂先の太さは、直径3ミリ程度の小筆から、直径8センチあまりの太筆まで、種類豊富。一本線を引いただけで、穂先の乱れも含めて味のある線になる、そんな竹筆です。

taza11

 

2.龍神(菅野今竹生)

和歌山県特産の黒竹を使っていて、固く黒い竹の部分と、金色の柔らかい穂先の対比がきれいです。穂の繊維は細かくほぐされていて、テラの竹筆の中では、一番ソフトな仕上がりです。

kan11

 

3.自遊竹筆(濱地秀雄)

若い竹の繊維を叩いて穂先にしていて、比較的繊維は柔らかです。いろいろな長さや太さの筆を作っているので、お好みで選んでください。手持ちの部分に古布を巻いて仕上げているものもあります。

 

4.一滴第2工房(仲瀬俊平)

比較的節の少ない竹を使い、素直に仕上げています。ナチュラルな書き心地が楽しめる筆と思います。