月別アーカイブ: 2023年11月

小林斐子展開催中

小林斐子さんの草木染織展、開催中です。

野山の植物と、自然の色が会場いっぱいに展示され、にぎやかに、バタバタと、日が過ぎています。あと土日を残すところです。

15日と16日には、会場内で原始機の体験教室も開催されました。
会場はさながらアジアか中南米の農村みたいです。
女性たちが座って、腰で糸を張って、ごく単純な仕組みの道具で、織物を織っていきます。

時におしゃべりし、時に黙々と、手と口を動かしながら作業する風景は良いものです。

こんな感じにできました!

長い人は首にも巻けそう、ちょっと短めの人はタペストリーに飾ってもいいかな?
それぞれの個性とペースで、自由に織った作品は、どれもすてきです!

お疲れ様でした!

 

西陣ピック終了

織田信長ゆかりの寺としても知られる、上京区の妙覚寺さんで行われた「西陣ピック」、無事終了しました。

1日の野外イベントで、時間をどう過ごすかな、なんて思っていましたが、始まってみれば、子供たちが次々訪れて、一緒に型染めワークショップをすることに追われ、あっという間に時間が経ち夕方になりました。

50人以上の子供たちが来て参加してくれました。

いろいろな型を作ったけれど、一番人気は来年の干支の「たつ」だったかな。
子どもたちの自由な創造力は、想定を超えていて、同じ色で、延々と紅葉の葉っぱを型染めしていく子がいたり、龍野模様に、細かくびっしり鱗を描いていく子がいたり、クリスマスの飾りの周りにカラフルな雪をハガキ全面に描く子がいたり、いやいや、「今どきの子たちも、なかなかやるやん!」ものづくりの心は失われていないと思った次第です。

その自由はなっそうに、こちらも固定的な考えに凝り固まっていてはいけないと、触発された思いです。

会場には、一般的なマルシェとはまた一味変わったものづくりのブースがいくつも出ていて(3Dプリンター持ち込んでいる人や、ペットボトルで三味線作って弾いている人も)、そうした方々のものづくりを見ているのも楽しかったです。が、予想以上に忙しかったので、他のブースでぶらぶら遊び暇が少なくて残念(でも、忙しくて嬉しいことでした)。

テラのブースは、本堂のすぐ前で、朝の搬入時にはお堂から厳かな読経が響く中で設営、イベント中にも、ご近所のお年寄りが覗きに来られて、お寺の歴史を話してくださったりもして、地域の中で催しをする意味も感じられてよかったです。

西陣ピックに出展します

明日11月12日(日)は、上京区の妙覚寺で行われる「西陣ピック」に出展します!


テラは
・竹紙の紹介と販売
・竹紙ハガキに型染め (ワークショップは300円〜)
予約不要、子供でも大人でも、誰でもどうぞ!
10時〜16時まで会場にてやっています(売り切れ終了)。

西陣地区の30余のいろんなモノづくりの店や、フード関係もあれこれ出るそうです。
テラは、山門入って一番奥、本堂向かって右側にテントと机出してま〜す。

竹紙ハガキ、がんばっていっぱい漉きました。
柿渋紙で型もあれこれいろいろ作りました。
紅葉もクリスマスバージョンも来年の干支の龍もあり。
間際のお知らせですが、お時間許す人、ぜひぜひ遊びにきてくださいね!!

詳しくはこちらに。
https://ja.kyoto.travel/event/single.php?event_id=9105
https://nishizine.city.kyoto.lg.jp/event/nishijin_pic2023/
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保育園の子どもたちと紙漉きしました!

ご近所の保育園の年長さん23人の子どもたちが、西陣テラに竹紙漉きにやってきました。

来る前は、子どもたち、うまく漉けるかなあ?
大人でも20人なんて人数まとめきれないのに、5歳児23人なんて、私、大丈夫か?
てんでバラバラに行動し出したら、収拾つかないことにならないかしら?

なんて心配もしていたのですが、どうしてどうして、子どもたちは、私の言うことも、先生の言うことも、ちゃんと聞いてくれて、一人ずつちゃんと順番も守って紙を漉いてくれたのでした。

しかも、意外にもスイスイ漉くのがうまいです!
無心で漉くからうまくいくのか?子どもって水遊びが得意だからうまいの?

流石に大判は、体が小さいので少し難しそうでしたが、それでもとっても上手に、混乱なく、紙が漉けました。

あらかじめ漉いておいた紙で、型染めにも挑戦してもらいました。
クリスマスカードや動物模様、来年の干支のたつなど用意しておきましたが、ちょっと滲みながらも、皆一生懸命難しい型染めに挑戦してくれました。中には配色や配置デザインなど、なかなか良いセンスの子もいたみたいですよ。

案ずるより産むが易し。
終わってから「楽しかった?」って聞いてみたら、大きな声で「たのしかったあ!」って答えてくれたのが、とても嬉しかったです。