月別アーカイブ: 2020年7月

明日8月1日のトーク時間のお知らせ

急ぎお知らせです。
明日午後2時〜3時に予定しております今竹生ーテラ小林対談ですが、「行きます」と申し出てくださった方が現在十数名いらっしゃいます。
もしかすると当日参加の方もあるかもしれず、ちょっと三密が気になりますので、急な変更ではありますが、対談を2回に分けて行おうと思います。
1回目 8月1日(土)午後1:30〜2:20
2回目 8月1 日(土)午後 2:40〜3:30
内容は大体一緒で(ちょっとは変わるかも)、今竹生さんによる竹紙説明→小林の世界の竹紙説明→今竹生・小林両名による「竹紙の可能性を考える」対談、といった構成です。
ワッテチャイさんのチャイ販売は11時から夕方5時まで(売り切れ時終了)予定していますので、展示・講演の合間には美味しいチャイをお飲みください。清滝川もすぐそこですので、万が一お待ちの時間が生じましたら散策もお楽しみください。
急な変更でご迷惑をおかけしますが、何卒ご協力のほどお願い申し上げます!1回目、2回目、どちらに行けそう、とご一報いただける方はご連絡お待ちしております!

8月1日のこと

会期半ば。会場作品は少しずつ変化しております。
さて、最終日8月1日は、ギャラリートークー今竹生vsテラ小林対談 とワッテチャイさんのチャイ
販売を予定しています。
皆さんどうぞふるってご参加を!と言いたいところでありますが、一方で、三密を避けねばとの思いもあり、悩ましいところです。
なるべく人数を把握し、できる配慮をしていきたいと思いますので、対談時間にお越しを予定してくださっている方は、可能でしたら、コメント欄でもテラ、菅野、小林へのメール、電話でもかまいませんので、「行くつもり」と一言お知らせいただければ幸いです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
なお、今竹生さんは30日のみ会場不在ですが、他の日は在廊しています。テラ小林も全日在廊していますので、作品や竹紙のご説明などいつでもさせていただきます。

会場はこんな感じです

1階は今竹生さんの作品展示となっています。

いろいろな手法で制作した大判、小判の竹紙作品があります。さまざまな風合いの竹紙も展示販売していますよ。

竹筆もあれこれ来ました。手前のはちょっと大きすぎ?でも、これで書いた作品も会場にあるそうです。

2階は、テラ・小林が調査してきた世界の竹紙の展示です。

階段登って左が中国、右がラオス、奥の小部屋がミャンマーです。

それぞれの国の竹紙、日本国内で漉いている今竹生さん以外の方々の竹紙もご覧いただけます。

扉や窓を開け放っていますが、山から川へ吹き下ろす風が天然クーラーみたいに涼しいです。
午後になるとひぐらしの鳴き声が響き渡っていますよ。

「世界の竹紙と竹紙の可能性」展

7月23日(木)〜8月1日(日) 清滝テラにて
「世界の竹紙と竹紙の可能性」展 〜今竹生の竹紙展「即今」〜会期中開催
8月1日(土)創造と破壊のチャイ屋「Watte chai」11:00〜17:00出店
今竹生とテラ・小林の竹紙対談「竹紙の可能性と私」14:00〜15:00

ゴールデンウイークに予定していた展覧会でしたが、コロナ禍による休業自粛でオンラインで一部紹介する事となり、不消化でしたので、この時期に改めて展覧会させていただくこととします。

今年は愛宕山の千日詣りもコロナの影響を鑑みて7月31日の夜間参拝が中止となり、代わりに7月23日〜8月1日の昼間を参拝期間とされることとなりましたので、この時期に合わせて、展覧会を開催します。

テラ・小林がこれまでに訪れてきた中国、ラオス、ミャンマーなどの竹紙漉きの様子やその記録を写真を中心にご覧いただく他、日本の代表して、和歌山の菅野今竹生さんの竹紙展も会期中開催します。竹紙のもつ意味や可能性について、そして、私達が「今ここでできること」についても考え話し合ってみようと思います。

なお、年度初めのお知らせでは、清水範康さんと松岡宏大さんのコラボ展を予定しておりましたが、清水さんが急なご病気により入院されましたので、一旦中止、延期とさせていただくこととなりました。今は清水さんのご回復を祈りつつ、あらたな機会を待ちたいと思います。
どうぞご了解ください。

竹紙の包装のこと、そして風呂敷

7月になり、巷ではレジ袋が有料化となりました。

テラではもともとプラスチックのレジ袋はあまり使っていませんでしたが、以前から、紙を作り売るものとして、売る紙と同じ位又はそれ以上のボリュームの包装紙や紙袋を使うことには、大いに矛盾を感じていました。同じ「紙」やのに、片方はお金を払って買ってもらい、片方はそれを包むためだけに買ってきて使い捨て? これどうなんやろ?って。

今回のレジ袋有料化を機に、テラの紙袋や包装紙のことも、少し見直してみてはどうかなあ?と思っています。

買っていただいた竹紙をそのまま持ち帰ってもらうことはむずかしいかもしれませんが、もし、風呂敷を1枚ご持参いただいたら、たいがいの形状の竹紙は包装できるのではないでしょうか?

風呂敷はすぐれものです。平たいものは平たく包めるし、丸めたものも潰さず包装可能です。使わないときは小さくたためてかさばりません。繰り返し使えます。
もちろん、どうしても必要な時もあるかとおもいますので、紙袋も用意しておこうと思いますし、ペラペラの竹紙には中に芯を巻くとか、大判の竹紙には厚紙を添えるとか、こちらでもある程度は考えたいと思います。ただ、わざわざ購入してきた紙や手提げ紙袋を、持ち帰りのためだけに消費することは、なるべく控えたいなあと思うのです(だって、自分で竹紙で紙袋や手提げを作ってみると、意外に紙の分量が必要なことに気づくんですよ)。

「あたりまえ」を少しずつ変えていきたいと思っています。どうぞ可能でしたらご協力お願いできれば幸いです。