毎年恒例で作っている竹紙干支はりこが出来上がってきました!
来年は「子(ね)」ですね。向坂典子さんが陶器で型から作り、竹紙を重ね貼りして仕上げています。写真の白い竹紙は仲瀬俊平さんの竹紙、キナリの竹紙はテラの小林が漉いたものです。
ひとつずつの手作りですので、現在少しずつ在庫が増えてきていて、今月中には数が揃うと思います。
西陣テラで販売しています(1500円+税)が、ご遠方の方にはご送付もいたします。ご希望の方はどうぞお声掛けくださいね!
毎年恒例で作っている竹紙干支はりこが出来上がってきました!
来年は「子(ね)」ですね。向坂典子さんが陶器で型から作り、竹紙を重ね貼りして仕上げています。写真の白い竹紙は仲瀬俊平さんの竹紙、キナリの竹紙はテラの小林が漉いたものです。
ひとつずつの手作りですので、現在少しずつ在庫が増えてきていて、今月中には数が揃うと思います。
西陣テラで販売しています(1500円+税)が、ご遠方の方にはご送付もいたします。ご希望の方はどうぞお声掛けくださいね!
今年は穏やかなお天気に恵まれました。
外は紅葉真っ盛り。内は染色と手織りの洋服がせいぞろい。
会場真ん中にはドド〜ンと柿やカラスウリ、ナンキンハゼ、ソヨゴ、椿、アジサイ、などの植物が活けられ、すっかり秋色で満たされました。
原始機のワークショップは、人気につき、日数を増やして実施され、連日会場に座り込み、体を張って機を織る方々の姿がありました。
手紡ぎ、草木染め、手織りの自分だけの絹糸のストールです。時間はかかりましたが、皆さんそれぞれに個性的で素敵な仕上がりでした。
楽しい時間でした!
今年の清滝の紅葉は、ここ数年で一番きれいだった気がします。
今日の清滝の紅葉です。今年は久々にかなりきれいです!
日に日にもみじが赤く染まっていきます。
そして、明日から小林斐子展始まります。紅葉とタイミングはどんぴしゃり。
室内も秋色に染まっています。
今年は暖かいせいか、少し紅葉が遅いなあと思っていましたが、このところのお天気と朝晩の冷え込みで、紅葉の色づきが進んできました。
鳥居本の平野屋さんあたりはちょうど今が見頃、愛宕寺から清滝は、まだ少し緑がかっていますが、緑や黄色や赤の紅葉が入り乱れてさまざまに色づいている自然の景色が私は好きです。
たぶん、この1週間がこのあたりの紅葉は盛りとなりそうです。
日に日に変化していく色合いを楽しみたいと思います。
11月9日、「ことばの勉強会」が終了しました。
苅谷夏子さんと金水敏先生、お二人のお話を聞き、ご参加いただいたみなさんともいろいろなお話をしながら、ことばの海に学び遊んだ一日でした。あらためて、日本語は豊かな言語なのだなあと思いました。
日常的なコミュニケーションの中でことばが大切なのはもちろんのこと、医学でも技術でも契約でも取扱説明書でも、ことばを理解していなければ大変困ります。また、人は話すことばを通じて、相手がどういう人かを知り、その人の立場を知り、役割を演じることもできる。さらに、ことばの端々からは、その心の奥に潜む小さな思いまでを汲み取ることもできるのだと感じました。
苅谷さんの授業(大村はま先生の中学生向けの単元学習をそのまま参加者の皆さんとやるのです)は、隅田川の花火大会の新聞記事を4紙見比べて表現の違いを比べる学習でした。大人でも漠然と考えると難しい学習と思いましたが、そこは大村先生のてびきの技が光ります。ちょっとした「観点」を持って考えていくと、不思議なほど具体的に違いが浮かび上がってくるのに驚きました。ちょっとしたマジックショーのような授業でした。
金水先生は、話し言葉の研究がご専門で、その代表とも言えるのが「役割語」の研究です。「役割語かるた」はとてもわかり易くおもしろい!老人や子供やお嬢様やおっちゃんや奥さんの絵札と話しことば札の組み合わせがピッタリはまったりずれたりすると「な〜るほど!」と膝を叩くようで、ことばと役割の関係が明らかになっていくのでした。
後半は、村上春樹の小説と方言の関係を紐解く講演で、実は関西出身である村上春樹が関西弁を封印して標準語で小説を書いていったこと、そして再び関西弁の封印を解いていくさまを、その精神的な背景とことばの関係から明らかにしていくという、ちょっと心理学的な推理小説のようなことばの世界へのアプローチでした。(そこには金水先生ご自身の若き日の大阪ー東京体験もオーバーラップされていたのです)
あっという間に時間は過ぎて、質疑応答から懇親会へとみなの会話は途切れることがなく、みなさんのことばを巡る話題もその振れ幅の広かったこと!
贅沢な会をさせていただきました。ありがとうございました。
明日の「ことばの勉強会」の会場準備してきました。勉強会と名付けたけれど、会場見回してみたら、あれ?ここ「テラの寺子屋(テラ小屋?)っていうのがお似合いかも、、?
明日午後1時からです(当日参加も受け付けます)。
パソコンで経理事務をしていたのだけれど、急に水上勉先生の「こんな天気のいい日に紙を漉かなくてどうします」という声が思い出されて、外に出て久々に紙漉きを開始。
台風が吹き荒れた10月が終わり、ようやく訪れた小春日和の1日。
無心な時間が心地よい。
毎年紅葉の時期に開催している滋賀のベテラン作家・小林斐子さんの草木染織展〜2019初冬彩点〜を開催します。今年は11月19日(火)〜24日(日)までの会期です。
会期中の水、土、日の3日間、原始機でミニストールを織るワークショップを開催します。ごくごく単純な手作りの原始機で、腰で糸を張って支えながら織っていくやり方ですが、小林さんが草木染めしたシルクの糸を使って、自由な色の組み合わせで、自分だけのオリジナルストールを編むことができます。(時間は仕上げまでに3〜4時間かかります)