月別アーカイブ: 2017年4月

ゴザ編み講習のためのプレ講習

5月に予定しているもんでん奈津代さんのツバル離島の写真工芸展。会期中15日に行うゴザ編み講習会のためのプレ講習をしてきました。

新緑の風が吹き渡る気持ちの良いもんでんさんのお家で、キエの葉を使ってゴザ編みの練習。皆さんに教えるときにお手伝いできるようにと思い、辻中育子さんとともに事前講習に挑んだのですが、いやいやこれがなかなか難しい!というか、私は覚えが悪くって、遅々として進まない。足引っ張りまくり〜。

島の人たちはおしゃべりしながらこんな素敵なゴザを編んでいくそうなんだけれど、、、。半日でどこまで仕上がるか??

もんでん奈津代 南の島ツバルの暮らし

南太平洋のツバル離島と日本を行き来し暮らして12年余。もんでん奈津代さんがこれまで撮り貯めてきた島の人々や暮らしや文化などの写真展と、島の人々が手作りしたゴザやかごなど日常工芸品の展示を行います。

会期中は各日テーマを変えて、奈津代さんにツバル離島の暮らしや人々、感じたこと、学んだことなどをお話いただきます。

4月13日午後 ツバルの人と暮らしと手仕事について
4月14日午後 前半はツバルと日本を往復しながら成長してきた奈津代さんの娘さん、夢菜さんに語っていただきます。後半は現在のツバル離島の様子やもんでんさんも含めたこれからの展望について
4月15日午後 奈津代さんの指導で、ツバルの植物「キエ」の葉を使ったゴザ編みにも挑戦します。手を動かしものを作る中からたくさん気づくことがあります。

写真家・辻中育子さんがもんでんさんとその家族を撮影したモノクロ手焼き写真「ナツ 日本とツバルの間」も会期中併設展示しています。

会期中、写真展と工芸展示は無料で自由にご覧いただけます。
13日、14日午後のお話会は、参加費1日1500円で当日参加も可ですが、なるべく予約を。飲み物とココナツミルクを使ったツバルのおやつがつきます。
15日のゴザ編み講習会は、参加費2500円(5人程度につきご予約ください)講習制作時間4時間くらい、作ったものをお持ち帰りいただけます。

会場では、もんでん奈津代さんの書籍やポストカード、島の人が手作りした工芸品なども展示販売しています。

かつみさんと木の仕事

かつみさんの写真と木の仕事を詳しくアップしようと思いつつ、あっという間に会期はあと2日となってしまいました。
ようやくかつみさんの写真を撮りましたので、遅ればせながらアップしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

かつみさんとお供の寅です。かつみゆきおさんが着ているのは古布にたくさんの刺し子を刺した上着です。職人気質のかつみさんによ〜くお似合いです。

左は栗の木。大きな穴をどう使うかが、かつみゆきおさんの腕の見せ所。右はホウの木。鎌倉彫などの彫刻によく使われる木だそうです。

これはかつみゆきおさんの仕事の中でも伝説ともなっているカウリの木。ニュージーランドの氷河の中から出てきた木だそうで、4万5千年前の木なのだそうです!樹齢も2千年くらいあるそうです。少し前まで生きていたように見えますが、人知れず地球の歴史を知っている木なのでしょうか。これで家具を作るって、こんな家具を使うってどんな気持ちになるのでしょう?

 

 

 

 

 

 

左側は最新作の仏壇。根来の漆塗りで、扉は二重扉ですが、前に飛び出さずに収納できる構造となっています。右はスタンダードタイプの仏壇です。

大人がごろりと寝転がって、テレビを見られる大きさのソファ。朝まで寝られそうですよ。

薪ストーブの足に繋がれたお供の寅。火傷しないかハラハラするのは私だけで、寅とかつみゆきおさんは悠然として、ここが一番のお気に入りです。

会期は明日が最終日です。どうぞお見逃しなく。

かつみゆきお展始まりました!

やってきましたかつみさん。木の仕事とともに、木々たちとともに、

左は「ホウ」の木、真ん中にテーブル代わりに置いているのは「マホガニー」の大木。右は5万年前の氷河の中から取り出されたというニュージーランドの「カウリ」という木です。まるで化石のような木のはずですが、色つやもあり、その生き生きした美しさは、不思議という他ありません。

これは、全体写真の「ホウ」の木の上の部分です。切るときに少しずつ断面が変わっていく様が面白いです。

そして今年はお供も。

お供に来たのは甲斐犬の2代目「寅」です。まだ3ヶ月のチビちゃんです。その愛くるしさにみんなの人気者、、、。

私もつい、「トラ」の写真を撮って、かつみさんの写真を撮り忘れました。ごめんなさい、かつみさんの写真はまた明日に紹介しますね。