月別アーカイブ: 2018年10月

11月の展覧会「2018初冬彩点 小林斐子草木染織展」 

11月20日(火)〜25日(日)清滝テラにて「2018初冬彩点 小林斐子草木染織展」開催します。

毎年秋の紅葉の時期に展覧会を開催していますが、会場内には野の草花がいっぱいです。
ド〜ンと真ん中に大きく活けられた枝や葉や実は、染料にもなる植物たち。そして、壁には、それらを使って染められたブラウスやパンツ、ワンピース、ストールなどが並びます。糸をいろいろな色に草木染めして、織り上げた作品もたくさんあります。

 昨年の展覧会より

今年のワークショップは「原始機でミニストールを織りましょう!」

 

原始機はごく原始的な手作りの機で、ひもを腰に回して張って、手で糸を織っていきます。会場内には小林さんが草木染めしたいろいろな色の糸を用意してありますから、好きな組み合わせで模様を入れて、ストールを織ることが出来ます。

参加費は3000円、1日4人までで、所要時間は2〜3時間必要ですので、ゆったり腰を落ち着けてご参加ください。お電話、メール、FAXにてご予約お待ちしています!

 

 

 

キリム展開催中です!

たくさんのペルシャキリムやノマディック絨毯に囲まれて、贅沢な時間を過ごしています。

 

羊の模様、木の模様、クジャクの模様、サソリの模様、花の模様、キリムや絨毯に隠れている模様やその意味を教えてもらい、西国へトリップしています。

  

食文化も学んでいます。昨日は豆とほうれん草のスープとじゃがいものケーキ、今日はチキンスープとククサブジという料理でした。ヨーグルトも日本のように甘くせずに、料理にかけてさっぱりいただきます。スパイスやミントもたくさん使うのですが、刺激的な辛さとかはなくて、穏やかな、でもエキゾチックな味です。

マルフィーさんが撮ってきた写真から、昔と今のイランの様子も知ることが出来ます。赤土の古い村で民族衣装をまとって暮らす人々、はたまた、テヘランの都会のグランバザールで売られている食品や、現代的な建物、街角で見つけた小さなアートなど、いろいろな視点を感じることが出来ます。

 

展覧会は10月9日まで。5日〜8日まではお昼時にイランのランチを食べながら、マルフィーさんのギャラリートークを聞くことが出来ます。イランの家庭には欠かさずあるという伝統茶器「サモワール」を使って、紅茶とお菓子もお出ししています。(ランチ付800円、お茶とお菓子付500円)

 

キリム、到着しました!

いよいよ明日4日から「暮らしを彩るキリム展」が始まります。

昼過ぎには富山からマルフィーさんが到着しました。実はマルフィーさん、大変几帳面です。いつも運ばれてくるキリムは、種類別に分かれてきちんとそろえてたたまれており、展示しやすいように前もって下準備が整えられています。会場に合わせた展示イメージも予め考えられているそうです。
だから飾り付けも早い早い!
夕暮れまでには大方の展示が出来上がりました。

オールドのキリムはやっぱり素敵です。年月を経て更に魅力が増すのは、古き良きものの味わいです。

ロバの背の両側に下げて荷を運んだ「振分バッグ」や、遊牧民たちが塩を入れて運んだという「塩袋」も来ています。

2階には古いイランの村と新しいイランの街が見られる写真もあります。展示は9日までです。ゆっくり遊びにいらしてくださいね。そしてキリムや絨毯に座ってみてください。会期は10月4日から9日までですよ。