そろそろ紅葉見頃です!

今年は暖かいせいか、少し紅葉が遅いなあと思っていましたが、このところのお天気と朝晩の冷え込みで、紅葉の色づきが進んできました。
鳥居本の平野屋さんあたりはちょうど今が見頃、愛宕寺から清滝は、まだ少し緑がかっていますが、緑や黄色や赤の紅葉が入り乱れてさまざまに色づいている自然の景色が私は好きです。
たぶん、この1週間がこのあたりの紅葉は盛りとなりそうです。
日に日に変化していく色合いを楽しみたいと思います。

「ことばの勉強会」を終えて

11月9日、「ことばの勉強会」が終了しました。

苅谷夏子さんと金水敏先生、お二人のお話を聞き、ご参加いただいたみなさんともいろいろなお話をしながら、ことばの海に学び遊んだ一日でした。あらためて、日本語は豊かな言語なのだなあと思いました。

日常的なコミュニケーションの中でことばが大切なのはもちろんのこと、医学でも技術でも契約でも取扱説明書でも、ことばを理解していなければ大変困ります。また、人は話すことばを通じて、相手がどういう人かを知り、その人の立場を知り、役割を演じることもできる。さらに、ことばの端々からは、その心の奥に潜む小さな思いまでを汲み取ることもできるのだと感じました。

苅谷さんの授業(大村はま先生の中学生向けの単元学習をそのまま参加者の皆さんとやるのです)は、隅田川の花火大会の新聞記事を4紙見比べて表現の違いを比べる学習でした。大人でも漠然と考えると難しい学習と思いましたが、そこは大村先生のてびきの技が光ります。ちょっとした「観点」を持って考えていくと、不思議なほど具体的に違いが浮かび上がってくるのに驚きました。ちょっとしたマジックショーのような授業でした。

金水先生は、話し言葉の研究がご専門で、その代表とも言えるのが「役割語」の研究です。「役割語かるた」はとてもわかり易くおもしろい!老人や子供やお嬢様やおっちゃんや奥さんの絵札と話しことば札の組み合わせがピッタリはまったりずれたりすると「な〜るほど!」と膝を叩くようで、ことばと役割の関係が明らかになっていくのでした。

後半は、村上春樹の小説と方言の関係を紐解く講演で、実は関西出身である村上春樹が関西弁を封印して標準語で小説を書いていったこと、そして再び関西弁の封印を解いていくさまを、その精神的な背景とことばの関係から明らかにしていくという、ちょっと心理学的な推理小説のようなことばの世界へのアプローチでした。(そこには金水先生ご自身の若き日の大阪ー東京体験もオーバーラップされていたのです)

あっという間に時間は過ぎて、質疑応答から懇親会へとみなの会話は途切れることがなく、みなさんのことばを巡る話題もその振れ幅の広かったこと!

贅沢な会をさせていただきました。ありがとうございました。

竹紙を漉くのにうってつけの日

パソコンで経理事務をしていたのだけれど、急に水上勉先生の「こんな天気のいい日に紙を漉かなくてどうします」という声が思い出されて、外に出て久々に紙漉きを開始。
台風が吹き荒れた10月が終わり、ようやく訪れた小春日和の1日。
無心な時間が心地よい。

小林斐子草木染織展のご案内

毎年紅葉の時期に開催している滋賀のベテラン作家・小林斐子さんの草木染織展〜2019初冬彩点〜を開催します。今年は11月19日(火)〜24日(日)までの会期です。

会期中の水、土、日の3日間、原始機でミニストールを織るワークショップを開催します。ごくごく単純な手作りの原始機で、腰で糸を張って支えながら織っていくやり方ですが、小林さんが草木染めしたシルクの糸を使って、自由な色の組み合わせで、自分だけのオリジナルストールを編むことができます。(時間は仕上げまでに3〜4時間かかります)

 

「ことばの勉強会」やります

日時 11月9日(土) 13:00~16:30
場所 清滝ギャラリーテラ(京都市右京区嵯峨清滝町11−2
参加費2000円 予約優先(当日も可)

私(テラ代表=小林)の中学校の国語の先生だった「大村はま先生」(今なお国語教育会ではその名を知られる伝説教師です)の教えに学びつつ、小さなギャラリーには贅沢すぎるお二人の講師(苅谷夏子さん 金水敏さん)をお招きして、ことばについて学び考える会を開催します。

内容
13:00〜14:30
講演1.苅谷夏子さん「大村はま先生に学ぶ」(大村はま記念国語教育の会事務局長)
大村はま先生の教え子であり、後年の大村先生を支えながら国語教育研究会や講演活動をおこない、いくつもの著書も記されている苅谷さんに、大村はま先生とその国語教育についてお話いただきます。後半は大村はま先生の模擬授業を、苅谷さんと会場のみなさんと共に実際にやってみましょう!

14:30~15:00  小休憩 ティータイム

15:00〜16:00
講演2. 金水 敏さんによる「ことばの力を語る」  (大阪大学文学部教授・言語学者)
大阪大学文学部長として卒業式で読まれた式辞は多くの人の共感を呼びました。「文学部ってなんの役に立つの?」「ことばってなんの役に立つの?」言語学者として、古典から現代カルチャーまでを幅広く見渡し、ユニークな観点から研究していらっしゃる金水さんに「ことばの力」について語っていただきます。

16:00〜16:30 会場との質疑応答

「ことばではなく心だ」と言う人もいるけれど、私にとって、ことばは心を伝えるための一番の表現手段です。
自分の思いを確かなことばに乗せて伝えたいと思うし、誰かの思いもまちがえることなくしっかり汲み取りたい。そのためには、もっともっとことばを理解し吟味し大切に伝えたい。
今、それがきちんとできていないから、多くの様々な行き違いや問題がおきるのではないかー。そんな思いも抱いています。

ことばについて考える1日をご一緒しませんか?
お申込みはテラまでお電話・FAX・メールでどうぞ。

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「古布創作人形&キリムと絨毯」展終了しました

途中報告する間なく、展覧会が終了しました。

19日のライブの様子。

CHIKOさんの歌声、素晴らしかったです!
アフリカの言葉で歌ったオープニングの歌も、コンゴ出身のお父さんがCHIKOさんんのために作ったという子守唄も、英語の歌も、日本の歌も、どれも圧倒的な迫力で、胸の奥から出てくる歌声は深く心に響きました。

この日はCHIKOさんのお誕生日。歌の合間には、これまでのご自身の歩みを振り返りながらのトークもたくさん語ってくれて、そのお話もまた心に響いたのでした。
そして、「ちこのお誕生日は、私を生んでくれたお母さんの日でもある」そんなことばがサラッと出てくるCHIKOさんを育てたお母さんもまた、すごいエネルギーとポジティブな精神の持ち主だと感じました。

テラのご近所で日頃からお付き合いのあるピアニストの村田聡さんに音響機器を借りたご縁で、CHIKOさんのボーカルと村田さんのピアノのセッションも2曲実現しましたよ。

歌とピアノが響き合いトークするようなセッションは、その場にいた人だけが味わえる臨場感で、演じる人も観客も皆が充実した楽しさを味わいました。

展覧会の後半には、イランのキリムを紹介するアリアナのマルフィーさんが、イランのランチを作ってくれましたよ。

キリムに座って、古布の人形を眺めながらいただくランチは、まさに時間も空間も飛び越えて、自由な異邦人になった気分でしたよ。

またいつか、こんな濃密なひとときを皆さんとともに味わいたいと思っています。

ありがとうございました。

 

搬入完了

キリムと古布創作人形、無事搬入しまして、大体のところ飾り付けも出来上がりました。

それぞれかなり個性的かつ独特の存在感を放つイランのオールドキリムと無国籍な創作人形たちが、互いに引き立てあい、古民家のテラ空間にしっくり溶け込んでいるのは不思議です。

ワタシ的にははじめましての空間にもかかわらず、すっかりくつろいだポーズで寝そべる陶人形たちも、なかなかお気に入りです。「いらっしゃい!」と手を挙げる招き猫たちもいろいろ来ていますよ。

明日10月18日(金)〜23日(水)の会期です。

10月19日のCHIKO弾き語りライブ

さて、来週後半18日からは、清滝で古布を使った創作人形とキリムの展覧会が始まります。
19日午後には、CHIKOさんのライブを開催予定です。
今日はそのご紹介も少ししますね。

CHIKOさんは人形作家の松本昌子さんの娘さんで、お父さんはB.B.モフランさんという著名なコンゴ人のキーボード・パーカッション奏者です。

CHIKOさんは、去年のキリム展のとき、お母さんとともに清滝に遊びに来てくれて、会場でちょっとだけ生声を聴かせてくれたのですが、そのダイナミックな歌声に圧倒されました。
そして、すぐにライブをお願いしたんです。
ジャズ、ポップス、ゴスペル、アフリカ音楽から民謡までなんでもござれ。ジャンルを飛び越えていくというか繋いでいくというか、とにかくすごく魅力的なシンガーです!

子供の頃には、みんなと同じではない自分に悩んだ時期もあったとお聞きしたCHIKOさんですが、今ではみなと同じでないことが自分のスペシャルな個性となって、全国的に大活躍しておいでです(大活躍すぎて、少し前に喉を痛めてしまったとのことで心配ですが、キーボードの弾き語りでゆったりしたギャラリーライブを皆さんとともに楽しみましょうとお願いしています)。

そんなライブ、ぜひ多くの方に聴いていただきたく、「どうぞ、みなさん、来てくださ〜い!」とお誘い申し上げます。
私も9月は義母のことで皆さんへのお声掛けが細やかにできていなかったこともあり、ちょっと焦りながら予約受付中。

10月19日(土)午後1時半〜 料金2500円(飲物と松本昌子さんお手製のスナック付)
「おっ、ちょっとおもしろそうじゃん、行ってみようかな?」という方、テラの小林まで、どうぞメールでも電話でもご一報くださ〜い!!

展覧会は10月18日(金)〜23日(水)まで。
詳しくは下記をご覧くださいね!