6月の展覧会「かつみゆきお 木の仕事」展

6月3日(水)〜6月10日(水)
かつみゆきお 木の仕事と写真展
11:00~17:00  会期中無休

かつみゆきおさんが静岡からやってきます。いろいろな「木の仕事」をトラックに詰め込んで。

曲がった自然木の一枚板のテーブルや広葉樹の椅子たち、いろいろな理由で山から切り出され何年も眠っていた大木から作られた家具、釘を使わず楔で止めた机、仏壇、家具の端材から作られた代償様々の額、、。

それらが来るだろうと思っているのですが、実際のところ、何がやってくるのかは、蓋を開けてのお楽しみです。
でも、かつみさんが会期中全日会場にいるのは確かなことで、「さあ、今日は誰に会えるかなあ?」と言いながら、その日その日の出会いを楽しみにしていらっしゃいます。

御年86歳の現役木工職人、かつみゆきお幸雄さんの作品を是非見にいらしてくださいね!

京都は真夏日?!

今日の京都は最高気温30度越えの真夏日だったそうです。
この夏は一体どうなる?!

気の早い子供たちは、もう川で水着姿になっていたりします。

でも、清滝ギャラリーテラの建物の中は、結構ひんやりしています。
漆喰壁のせいかな?山と川に挟まれて、天然クーラー状態になっているせいかな?
私はまだ長袖のカーディガンなんか着ちゃっていたりします。

ラオスの木綿は、空気を多く含んでいて、通気性と保温性を併せ持つので、この季節を心地よ句過ごすことができるのです。

日に日に若葉から緑が深まっていく山々を見ながら日々を過ごしています。
Shokuさんのラオスの布展、あと2日間、月曜までです。

ラオスのお話し会 その2

今日の清滝テラは、Shokuの牧喜代子さんによるお話会でした。
ラオスの農村部の女性たちが、どのようにして植物から糸を染め、織っていくのかを、具体的に写真とお話で説明していただきました。


機械生産を行なっていないラオス農村部のの織物に、機械や薬品は持ち込まない。基本は彼らのやり方を尊重する。


ただし、28年の歳月をかけ、人々と信頼関係を結びながら、継続的に受注を続けていくことで、良い質のものを作り続けてもらえるよう努力されてこられた、との言葉が印象的でした。

互いに大事に思い合う関係の中で、お仕事が続いていったら良いなあと願います。

お話会の後は、ラオスのコーヒータイム。甘いコンデンスミルクをたっぷり入れた上に、温かいコーヒーが注がれ、ほっこり安らぐ味。タピオカ入りのココナツミルクと共に、いただきました。

さて、展覧会は5月18日(月)までです。会期半ばにして、縫製の仕上がった新製品も入ってきましたよ。どうぞお見逃しなく!

Shoku ラオスの布展進行中

好天に恵まれ、新緑の中、展覧会進行中です。
ラオスの農村風景を思い出します。

これは、会場二階に飾られている牧喜代子さんの最新作。
30年近い日々をラオスと日本をつなぎながら、ラオスの人々の染織を見守り、またご自身でも染織作品を制作されてこられました。

5月14日(木)午後2時からは、その牧喜代子さんによるラオスの染織について、ギャラリートークしていただきます。ラオスの染色植物のお話、染めや織のやり方について、具体的に写真や実物を見ながらお話いただこうと思います。
当日参加も可能ですが、ご予約受付中。

こちらは、牧雄彦さんによるラオスの風景を描いた水彩画。
今回2階会場には、牧さんご夫妻の作品も飾られています。

学生時代は京都市立芸大で学ばれたお二人が、ラオスとの出会いや関わりの中で見たり感じたりしたものが、いろいろな形で表現されているところもも、また、ご覧いただきたいと思います。

 

ラオスのお話会 その1

今日は展覧会場にて、牧雄彦さんによるラオスのお話会が開催されました。
ラオスという国の概略、地理、風土、人々、食、生活などについてもわかりやすく語っていただき、30年近い年月、牧さんたちがどこでどんなふうに布づくりに関わってこられたか、写真と共にご説明いただきました。

そして、さらにお話の後半には、最近のラオスの変化についてもお話いただきました。
中国の一帯一路政策により、鉄道が中国からラオスに敷かれ、国境近くの街は、中国による高層ビルのマンションが立ち並び、見違えるような変化を遂げていること。染色植物も豊富だった山や自然林が次々切り開かれ、大規模なゴムの植林やコーヒー農園などに取って代わってきていること。
しかも、それはラオス人自身が望んでというよりは、中国資本によるもので、ラオス人は現金収入を求めて雇われ働く人が増えていること。ラオスの国自体も、中国に大きな借金?を抱え、結局言うがままになっているように思えること。

牧さんたちがラオスの人々と共に育んできた手紡ぎ、自然染色、手織の仕事は、どこまで継続できるのでしょうか?というよりは、その答えは、終末は、もう見えている?と言うしかないのでしょうか?
ラオスの持つのどかさやゆったり感、人の良さ、どこか日本の古い時代を思わせるようななつかしさは、わたしたちの失われた郷愁でしかないのでしょうか?
そうしたものをなくし切る前に、そこに価値があることを伝えたい、とも思うけれど、それも、文化財的に、ではなく、生きた生活の中でなければ意味がないのだ、と言う思いもします、、。

あれこれ考えさせられるテーマと共に、話は終了となりました。

明日から「Shokuの布 ラオスの染・織・布・暮らし」

さて、明日から「Shokuの布 ラオスの染・織・布・暮らし」展覧会始まります。
搬入設営もおおむね整いました。

ジャケット、ワンピース、ブラウス、チュニック、ベスト、パンツ、タンクトップなど、洋服類もたくさん来ました(女物も男物もあり)。
ストールや風呂敷、ストール類、日傘、サンダル、セッタ、バッグ、お財布などバリュエーションもあれこれと。もちろん生地もたくさん。

私のおすすめは寝具です。実は私の枕カバーもShokuさんの布。こう見えて、意外に肌が弱いので、手紡ぎ手織の布に触れながら毎晩寝られるって、ほんと心地よいんです。
生地で買って帰ってご自分で縫うもありですし、今回はブランケットも来ています。肌の弱い赤ちゃんの寝具やおくるみ、お誕生祝いなんかにも絶対おすすめ!って思います。
2階には、Shoku創業者の牧雄彦さんが描いたラオスの水彩画も展示しています。ラオス布を使った日傘やサンダル、雪駄もこちらにありますよ。


9日(土)は午後2時よりShoku創業者の牧さんによるラオスのお話会、
14日(木)午後2時からは、ラオスの染や織についてのお話会を予定しています。どちらも参加費1000円(ラオコーヒーとスイーツ付き)。当日参加も可ですので、お時間合う方は是非ご参加くださ〜い。

展示は、5月9日(土)〜18日(月) 11:00~17:00まで開催しています(入場無料)。お越しをお待ちしています!

山岸厚夫展は明日まで

あっという間に会期は過ぎて、明日19日山岸厚夫展最終日です。

テーブル一杯に並べられた圧巻の山岸椀を、皆で取り囲むようにして行われた12日のギャラリートーク。山岸さんの歴史あり、カモシカさんの歴史あり、人類と漆の歴史あり。楽しく深いトークタイムでした。

カモシカの関さんが20年以上使い続けてきたと言う合鹿椀も実際皆で手に取って見せていただきました。一つの暮らしの道具を数十年にわたって使い続けられるって、やっぱり素敵です。古くなって使い込まれて、さらに味わいが深まる道具っていいなと思います。

2階の小部屋には、小品とともに、漆かきした生漆を入れていた木の桶を花入に飾りました。
壁には、無印良品のカレンダーが飾られていますが、こちらは、山岸さんが漆の椀を作る工程をイラストで記していったものです。工房の様子がよくわかるので、来られた方は見ていってくださいね。

さて、名残惜しいですが、展覧会は明日まで。どうぞお見逃しなきように。

 

 

5月の展覧会「Shokuの布〜ラオスの染め・織・布・暮らし〜」

清滝は桜の花吹雪の後、若葉がむくむくと芽吹き始めて、美しい山模様です。

新緑の季節、5月の展覧会をご案内します。
Shokuの布 〜ラオスの染め・織・布・暮らし〜
5月9日(土)〜5月18日(月)11:00~17:00
場所 清滝ギャラリーテラ

ラオスとの出会い、Shokuさんとの出会いについては、このひとつ前のブログ(テラ通信4月号)に記していますので、ぜひ読んでみてください。
https://terra2010.com/?p=5330

今ではもう貴重品とも言えるような、手紡ぎ、草木染、手織りの綿の布を、生活の中で当たり前のように作り使っているラオスの人々の布。世界中が変わりゆく中で、ラオスもいつまでこの世界を持続できるのかわかりません。それでも、Shokuさんのように、その大切さを理解し、サポートしつつ、現地の人にも日本の人にもこの世界を持続していってほしいなあとの思いを込めて、丁寧な展覧会にしたいと思います。

5月9日(土)午後2時〜 牧雄彦さんによるラオスとShokuのお話
5月14日(木)午後2時〜 ラオスの染めと織についてのお話
どちらもラオコーヒ〜とスイーツ付き 参加費1000円 (当日参加も可ですが予約優先)

*会場では、服やストール、寝具、小物などのラオス布製品の展示販売
*ご希望の生地の切り売りもいたします。
*ラオスの民具や手工芸品の展示販売もありますよ。

どうぞお楽しみに!

テラ通信 2026年4月

私がラオスに行ったのは、2011年2月でした。ライフワークとしている竹紙の調査のため、ラオス北部の少数民族の村に入り、共に竹紙を漉いたり、竹紙を使う成人儀礼に立ち合わせてもらうなど、たいへん貴重な体験をすることができました。
ちょうど村はワタの収穫時期で、女性たちがワタを一面に広げて種を取り、糸を手紡ぎし、藍染めし、手織りしていました。衣食住に必要な物を一から十まで自分達の手で作り大切に使い尽くす様を見て感じたのは、それまで聞いていた「アジアの最貧国」といったことではなく、「生きる豊かさを持った国と人々」の姿でした。
帰国後2週間後に、日本では東日本大震災が起こり、私にとって、ラオスの人々の生き方は、さらに大きな意味を持つことになったのでした。

帰国後、ラオスのことを調べていて出会ったのが、Shokuさんです。Shokuの創業者、牧雄彦さんは、貿易のお仕事でアジアを回る中で、ラオスの手織りの布に出会い、その素晴らしさを知ったそうです。でも手仕事の世界なので、大量生産には向かず、大きな企業が扱えるレベルではない。それなら、自分達がその仕事を担おうと、会社を立ち上げ、ラオスの人々と共同作業で、布造りから服や布製品までを作り出してこられました。
空気を多く含むアジア綿を手紡ぎ草木染手織りする現地のやり方を基本として、織作家でもある牧喜代子夫人のアドバイスも加え、日本でも使いやすいデザインや形を模索してきました。

今回は、そんなShokuさんとご一緒に、じっくり展覧会をしようと思います。ラオス綿の服や布製品などをたっぷりご覧いただくとともに、、織りや染めのこと、かつてから現在までのラオスの様子などについてもお話いただきます。30年近く、ラオスと日本を行き来してこられた牧雄彦さんのラオスを描いた水彩画も併せて展示いたします。
新緑美しい清滝で、会場の中も外も、ごゆっくりお楽しみください。

【これからの催し】

5月9日(土)〜5月18日(月)Shoku ラオス布のある暮らし   清滝テラ
上記に書きそびれました。Shokuさんが今年ラオスに行かれて持ち帰られたラオスの民具や手工芸品も会場にやってきますよ。ラオスのかわいいおひつや竹製品、刺繍品などもあるかな?と私も楽しみにしています。お話し時にはラオコーヒーとスイーツもありますよ。

 

6月3日(水)〜10日(水)かつみゆきお木の仕事と写真展   清滝テラ       木工職人70年、86歳になられた静岡のかつみさんの木の仕事をご覧いただきましょう。無垢の木を使ったテーブルや椅子、家具から小物、額類まで、あれこれやって来る予定です(何が来るかはまだわかりませんが)。かつてはカラコルムの未踏峰の岩壁登山家でもあったかつみさんに会い、その仕事と生き様に触れられることが、この展覧会のなによりの醍醐味かもしれません。
さて、どんな展覧会となり、どんな出会いがありますことか?

明日はイベント日です!

会期中イベント

★ 4月12日(日)12:00〜14:00 の間のお好きな時間にお越しください
テラ会場にて、 発酵食堂カモシカ特製「ピリ辛発酵ラーメン」が食べられます!

・今回の展覧会作家である山岸厚夫さんの漆椀や漆箸を使って発酵ラーメンが食べられます。
・店主関恵さんの出張調理です
・1500円で、発酵ラーメンのほか、発酵茶である阿波晩茶とぬかスルメ(イカスルメではありませんよ、野菜のぬか漬けを乾燥させたくせになる陳褘です)
・(限定数につき、売り切れ終了でdす)

なお、14時からはギャラリいートークが始まります。


* 4月12日(日)14:00〜15:00 テラ会場にて
?発酵食堂カモシカ店主関恵さん、夫のカモシカ氏、山岸厚夫さん、妻の敏子さん、4人のギャラリートークです。
テーマは「漆と食と発酵と」

お気軽にお越しください!