始まりました、展覧会。
そして、今年もこの光景が。
向坂典子さんもウサギのそうちゃんも、今年も元気です。
始まりました、展覧会。
そして、今年もこの光景が。
向坂典子さんもウサギのそうちゃんも、今年も元気です。
向坂典子さんとウサギの碧(そう)ちゃんも無事会場入りして、搬入設営も概ね出来上がりました。
薪ストーブも赤々と燃えて、おくどさんの準備も万端、お米や野菜、加工品など、向坂さんが自家製や地元産の素材をたっぷり持ち込んでくれました。9日、12日、15日は、それらを使ってWSと昼食も用意いたします。
さあて、そんな出会いが待っていますか?楽しみです。
9日、15日の金継ぎとおくどさんのご飯
12日の竹紙型染と薪ストーブピザ
14日の野点茶会、受付中です。テラまでお電話かメールでどうぞ!
詳細はこちら。
https://terra2010.com/?p=4754
「町家の日」協賛企画
3月8日(土)〜3月16日(日) 向坂典子陶芸展
「食いしん坊のうつわ屋さん、町家に遊ぶ」 清滝テラにて
毎年おなじみの向坂典子展ですが、今年は「町家の日」の協賛企画展です。
3月8日は「町家の日」って知っていました?
March 8=まーち や=町家 ってことらしいですけど、3月8日〜16日までの期間、京都はもちろん、全国の町屋のある地域で、さまざまな町屋のイベントが開催されます。
テラも以前から関わりのある京町家つながりで、今年は清滝テラを会場として、向坂典子展と併せていくつかのワークショップを企画しました。
3月9日(日) 11:30〜14:00 簡易金継ぎ教室とおくどさんのご飯
3月12日(水) 11:30〜14:00 竹紙に顔彩型染めと薪ストーブピザ
3月15日(土) 11:30〜14:00 簡易金継ぎ教室とおくどさんのご飯
*参加費各日2500円(講習費、材料費、昼食代含む)
*金継ぎは、本漆と純金は使わず、パテと人工漆と真鍮金粉を使った簡易版ですので1日で仕上げて持ち帰れます。作業後には、テラのおくどさん(かまど)で薪でご飯を炊いて、ご一緒に昼食をいただきましょう。
*竹紙型染は、テラの手漉き竹紙ハガキに向坂さんの型を使って顔彩で型染めしてオリジナルハガキを仕上げます。この日はテラの薪ストーブを使って、手作りピザをご一緒に。
3月14日(金) 13:30〜15:30 清滝川原でお茶を
お抹茶かコーヒーとお菓子を早春の川原でいただく野点?ピクニック?(雨天の場合は室内で)
*参加費4000円(お好きな茶器1点と柿渋型染め布は茶会使用後お持ち帰りいただけます)
というわけで、皆様のご参加をお待ちしています!
寺までメールかお電話でお申し込みください。先着10名くらいまでです。
*****テラ通信 2025年2月 この年の始まりに*****
旧暦でも新年を迎えました。
立春大吉。遅ればせながら、新年のご挨拶を申し上げます。
昨年は元旦の能登の地震に揺れました。自然環境も世界も社会情勢もさまざまな変化の中にあり、個人もまた然りです。「ずっと変わらずにいたい」とも思うけれど、「変わらないものなどない」のだと悟り、前とおぼしき方へ、良きとおぼしき方へ、全力で走り続けるしかないのかもしれません。
それでも、今年はなるべく穏やかに、心身ともに余裕を持って、日々を送っていきたいなあと思っています。一人でなんでも抱え込まず、みなさまとも手を携えながら。
平和を願いつつ。
今年もよろしくお付き合いのほどお願いします。
なお、紙面を借りてのご報告になりますが、昨年の能登・よろみ村義援金につきましては、多くの皆様にご支援賜りまして誠にありがとうございました。
昨年中にテラを通してよろみ村龍昌寺にお届けした義援金は、総額で1,300,500円となりました。そのほか、直接送金された方、現地へ赴かれた方、いくつかの窓口から支援された方なども数多くあったとお聞きしています。どれもが心強い支援になったことでしょう。
昨年末段階での現況につきましては、よろみ村龍昌寺のご住職である村田遼雲さんが、インスタやフェイスブックにまとめてくれていますので、機会がありましたらご覧ください。
「よろみ村 遼雲」(@yoromimura) 参照。
昨秋の水害被害も大きく、米や畑づくりへの影響もあり、今後がまだまだ心配な状況ではありますが、テラを通しての義援金募金は、昨年いっぱいで終了させていただき、今後は作品展での展示販売やお米の販売支援など、活動のサポートに回れればと思っております。9月末には、よろみ村の村田啓子さんと能登のお仲間による作品展も予定しています。どうぞ会いにいらしてください。 (テラ・小林亜里)
2025年の催し予定
1月、2月は西陣テラのみ営業しています。竹紙のご用命は西陣テラにて承ります。
3月8日(土)〜3月16日(日)向坂典子陶芸展「食いしん坊のうつわ屋さん、町家に遊ぶ」「町家の日」協賛企画展 清滝テラにて
若狭の地で土をこねて器に焼き、柿渋染を行い、燻製や発酵食を作り、一からの十までのものづくりを楽しむ向坂典子さんの展覧会。今年はこの会期に行われる「町家の日」の協賛企画展として開催します。会期中、さまざまなワークショップや昼食を組み合わせた催しもあります。向坂さんとうさぎの碧ちゃんは、いつものように会期中会場入りされる予定です。
5月13日(火)〜5月19日(月)吉川敦子・窪田謙二・安藤卓美 作品展
もじり織、くし織など、独特の手法で手織りの帯やバッグを作る吉川さん、山桜や栗などの広葉樹で拭き漆の木工家具を作る窪田さん、倉敷出身で京北で作陶活動を続ける安藤さん、ベテラン3人による作品展です。茶道の世界にも繋がりある3人ですので、しつらえ、茶道具、器など、総合芸術としてお楽しみいただけるようなお茶会も企画中です。
6月14日(土)〜6月22日(日) かつみゆきお 木の仕事
静岡のベテラン家具職人、御年85歳になられるかつみさんによる「木の仕事」展です。昨年の展覧会後に体調を崩されて入院されましたが、見事復活し、再び制作と旅に忙しい日々だそうです。どうぞかつみさんと木の仕事に会いにおいでください。人生を励まされるのは私だけではないと思います。
8月25日(月)〜8月31日(日) 内山貞和+川勝英十津 作品展
倉敷にて古民家を再生されたギャラリー「サロン・ド・ヴァンホー」を営み、縄文から現代までこの世に遺されたもの、木や石や動植物の実や骨までつかってレリーフやアクセサリーを作る内山貞和さん。今年は内山さんが学生時代から刺激を受けてきたという、旧友にして花背在住の漆のベテラン作家、川勝英十津さんとのコラボレーション展をおこなう予定です。どうぞお楽しみに。
9月27日(土)〜10月5日(日)村田啓子 長瀬光恵、べアント 展
能登山中のよろみ村龍昌寺の大黒さん、村田啓子さんは、畑を耕し日々の料理を担う一方で、藍染、柿渋染、墨と書の作品を作っています。幸いにも地中に埋めた藍甕は地震で破損しなかったので、今年は藍染ができると張り切っています。
能登門前町のご友人で写真家でもある長瀬光恵さん、ベアントさんご夫妻もご一緒に展示参加される予定です。陰影が印象的な長瀬さんの写真も楽しみですし、ベアントさんはドイツ人ながら精進料理の達人で、会期中に腕を振るっていただく予定です。
10月18日(土)〜10月19日(日)すっぴんマルシェ
昨年夏に好評開催された「すっぴんマルシェ」をこの時期に予定しています。体も心もすっぴんになるリラクゼーションと展示を予定。詳細はこれから相談していきますね。
11月18日(火)〜11月23日(日)小林斐子草木染織展
滋賀県安曇川にて自然の植物から色を取り出し、糸を染め、手織りし、服に仕立てて、コートやジャケットなどを作る小林斐子さん。地域の女性たちとの活動も長年続けていて、会場はいつも賑やかな笑い声に溢れています。展示とともに、毎年、真綿引き草木染めや原始機などのワークショップもしています。秋の紅葉も楽しみです。
*今後、変更や増減もあり得ますので、詳細や最新のご案内はHPやSNSなどご覧ください。
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。
2025年は穏やかな年の始まりでした。
昨年はいろいろなことがあり、全力でがむしゃらに走り続けるしかない1年だったように思いますが、今年はなるべく穏やかに、心身ともに余裕を持って、日々を送っていきたいと思っています。
みなさまとも手を携えながら。心より平和を願いつつ。
アリアナキリム展無事終了しました。
展覧会最終日には、会場2階で、私の手元にひょんな事からやってきた謎の紙敷物をめぐって「緞通談義」を行いました。
左が私の所有する紙の敷物、右が赤穂古緞通(根来節子さん所蔵)です。
私の紙敷物の文様が、赤穂緞通の「網利剣・縁矢羽根文」という文様だと分かったことから、赤穂の方々とのつながりが生まれ、赤穂からは、赤穂緞通の織り手であり継承者でもある根来節子さん、阪上梨恵さん、吉田愛さんがきてくださり、赤穂市歴史博物館学芸員として赤穂緞通に関わってこられた木曽こころさんも参加してくださいました。
鍋島からは、長く佐賀県立美術館の学芸員を務められた宮原さんが、夜行バスで駆けつけてきてくださいました。
そのほか、Facebookでつながってくださった方、織りの勉強をしていらっしゃる方、テラの話を聞いて参加してくださった方なども集い、膝突き合わせての談義となりました。
前半は、宮原さんと木曽さんが、プロジェクターを使って、紙の敷物や緞通の歴史について調べられたことなどを発表してくださいました。
宮原さんは、福井に「ゆとん」と呼ばれる伝統的な紙の敷物があり、これは和紙を層にしてエゴマの油を塗ったもので、夏を涼しく過ごすための伝統的なものだったと教えてくれました。私の敷物との関連は定かではありませんが、日本には、和紙を使ってのそうした敷物の歴史もあったことなど知ることができました。
また、古物のオークションサイトや骨董関連の場所では、私が持っているのと同じ文様の紙の敷物がいくつか出ていることも教えてくれました。
また、お茶、煎茶道の世界では、「茶具敷」と呼ばれる敷物があり、お茶道具を置く敷物として、古更紗などが使われていたことから、こういった用途で紙敷物の使用はなかっただろうか、というお話も出ました。佐賀出身の売茶翁の話も、今回との関連はわかりませんが興味深い話でした。
木曽さんからは、赤穂緞通の歴史やその周辺のことについてご説明いただきました。
赤穂緞通は、鍋島緞通が藩の庇護の元に育てられてきたのとは全く異なる歴史を持っていて、江戸時代に生まれた「児島なか」という一人の女性が、たまたま見た中国の緞通に心惹かれ、二十数年の月日をかけて独自の工夫を重ね、明治時代に完成した織敷物です。
以後、赤穂ではいくつかの会社ができて、赤穂緞通が作られるようになり、皇室などでも御用達となり栄えたそうですが、戦争の影響を受けての物資調整により、継続が難しくなり、戦後途絶える寸前まで来ていたところを、市のプロジェクトにより継続への道が開かれ、根来さんたち20名の方々がその技術を学ばれ、次世代へと継承されているという、独特の歴史を持つ緞通でもあります。
「網利剣・縁矢羽根文」は、赤穂緞通の代表的な文様の一つで、別名「忠臣蔵」とも呼ばれる人気の紋様ですが、似たものは、鍋島や堺にもあり、元はトルコの北、カスピ海コーカサス地方にあったスマック織の文様にルーツがあるのでは、とのお話でした。
でも、私の紙敷物の紋様は、鍋島のものとは少し異なるので、やはり、赤穂か堺の網利剣文様だろうとのことでした。
明治期から昭和にかけての織敷物としては、「由多加織」と呼ばれる稲藁を使った緞通や籐の緞通も存在していたそうで、阪上梨恵さんが今回現物を持ってきてくださいましたが、由多加織は、無地の平織に織られた上から型染による染めが施されて模様が描かれていて、この時期には、日本独自のさまざまな素材、技法による緞通、敷物が、存在していたことも、今回教えていただきました。
談義後半には、皆で膝突き合わせて、私の紙敷物や、持ってきていただいた古緞通を見比べながら、また会場に敷いたイランキリムや鍋島緞通を見ながら、話が弾みました。
織物の表や裏、端をひっくり返したりしながら織り方の特徴を見たり、紙敷物の破れたところから繊維の素材を考えたり、皆であれやこれや話しているうちに、あっという間に時間が過ぎました。
私も皆さんのお話を聞き逃したくなく、なるべく席を外さないように話に入り込んでいましたら、お菓子をお出しするのもすっかり忘れてしまいました。途中、アリアナさんがチャイグラスで紅茶を淹れてくださいました。
写真もほとんど撮りそびれてしまい、この写真の大方は、参加してくださった高橋マキさんが撮影したものをお借りしています。マキさんは、私が1年前にこの紙敷物を手に入れ、Facebookで呼びかけたとき、すばやく反応してくださり、赤穂の阪上梨恵さんに繋いでくださったのでした。
いろいろな方が次々繋がってゆき、今回の「緞通談義」につながっています。
最後は時間に押されるように終了となり、まだ話に心残しながら解散となりました。
日本の緞通については、かなり理解が進みましたが、紙の敷物をいつ誰がどこで作ったのか、という点については、まだ明確な答えが出ませんでした。 to be continued…
赤穂緞通も鍋島緞通も、その大きな消費地には京都の洛中の家家があったそうですから、また、いろいろなつながりの中で、さらにこの謎解きが進むことを期待しています。紙自体の調査やお茶との関係も調べてみたいところです。
きてくださった皆様、繋がってくださった皆様、ありがとうございました。
最後の写真は、この日の昼食にアリアナ店主のマルフィーさんさんが作ってくださったイランのランチ。マルフィーさんに「イランのおふくろの味は何?」と聞いたところ、答えてくれたのが、この「アダスポロ」、レンズ豆の炊き込みご飯だそうです。
イランと日本、遠く離れたように見えて、長い歴史も文化も、実はどこかでつながり続けているのかな、と思います。
いつかまたこのお話の続きが書けますように。
何か情報お持ちの方あれば、いつでもお声掛けくださいね。
いよいよ明日、緞通談義を開催します。
親子のように赤穂の緞通と紙の緞通が並び、それを見るだけでなんだか胸がいっぱいになります。
イランのキリム、鍋島の緞通、そして赤穂の古緞通と紙緞通を会場に置きました。
西から東へシルクロードを渡り、時代と歴史を超えて現代につながる織敷物の変遷とそこに伝わるものを、みなさんと共に眺めてみたいと思います。
心からワクワクしています!
ご参加希望の方あればどうぞ。
会期半ばのアリアナのイラン手織り絨毯・キリム展。
今日と明日は、会場2階にて、それぞれに活動する3人によるヒーリング、マッサージとイランランチをやっています!
ハンドマッサージは河村浩子さん、ビーイングタッチとヴォイスヒーリングはラブシェアリングひろこさん、アロマヒーリングとフットマッサージはサロンAmanaのちあきさん。それぞれ1000円〜1500円で体験できます。
そして、この2日間はアリアナさんによるイランの家庭料理が会場にて食べられます。
今日のイランランチは「キャラフス」.セロリがたっぷり入ったグリーンシチュー。
カレーのようにご飯にかけていただきます。ご飯はおくどさんで薪で炊いています。副菜はヨーグルトサラダとチョバンサラダでした。
チャイカップによるアリアナブレンドの紅茶もついて、1200円です。
明日は「ゲイメ」トマト味のシチューだそうですよ。
キリムとリラクゼーションとイランランチ、最後の紅葉も楽しめる清滝にて、極上のひと時をどうぞ!
12/8午後は、私の手元にやってきた謎だらけの紙緞通をめぐる緞通談義。
予定にはありませんでしたが、この日もイランの家庭料理をお昼に食べられることになりました。
8日のメニューは「アダスポロ」肉団子入りレンズ豆の炊き込みご飯ですよ。
もうてっきり紅葉シーズンは終わっているはず、と思っていましたが、
なんと、清滝の紅葉は今がベストシーズンかも!
そんな中で、「イランの手織り絨毯・キリム展」が明日始まります。
順調に搬入、設営も終了しました。
もちろん、薪ストーブも暖かく燃えています。
外で紅葉を楽しみ、中で絨毯に座って薪ストーブの火を眺め、6、7日にはイランのスープをいただきながら、リラクゼーションのひとときを。
なんだか今年最後のご褒美みたいな時間がやってきそうです。
まさしく、秋の夕日に 照る山 もみじ !
*****テラ通信 2024年11月*****
暖かすぎた秋の日から、急に冬の寒さがやってきました。
気がつけば、もう今年もあとひと月と少しです。
テラも様々な催しがありましたが、いよいよ12月初めが今年最後の展覧会となります。
なんだか一年、あっという間でした。みなさまはどんな一年でしたか?
【これからの催し】
12月3日(火)〜8日(日)アリアナキリム展 会場:清滝テラ
富山在住、イラン出身の店主による手織り絨毯、キリムの展覧会です。
イランでは、遊牧民や地域によって異なる部族の人々が、それぞれ特徴あるキリムや絨毯を手織りしてきました。敷物でもありますが、移動しながら暮らす人々にとっては、ときに物を包み、食べ物を入れる布にもなり、日本の風呂敷のような役割も果たしてきたように思います。旅や移動の話、母から子へと伝わる模様の話など、店主マルフィーさんの語る西域の人々の暮らしと織の話は、いつも楽しいですよ。
*12/6、12/7の2日間、会場2階でヒーリング・マッサージとイランランチがあります
夏にテラで行った「すっぴんマルシェ」の折、アリアナ店主夫人の松井美佳さんが来られて、この3人のヒーリングとマッサージを受けられ、とても心地よかったので、会期中にできればいいな、と言ってくださり、このコラボレーションが実現しました。
・ビーイングタッチ&ヴォイスヒーリング ラブシェアリングひろこ
・アロマヒーリングとフットマッサージ サロンAmana ちあき
・ハンドマッサージ 河村ひろこ
*11時〜17時まで(16時受付終了) 各々15分〜30分で1000円〜1500円
*ヒーリング、マッサージの前後にアリアナ店主によるイランランチ(主食と温かいスープなど)を食べる事ができます(1200円)。茶器サモワールで淹れる紅茶はサービス。
*予約、当日いずれも可
ゆったりした気分で、キリムもヒーリング・マッサージもランチも楽しんでいただければと思います!
*12/8午後、会場2階にて、私の手元にやってきた謎の敷物をめぐって、緞通談義を行います
13:30〜15:30 (要予約)
いつどこで誰がなんのためにどういう素材で作った敷物なのか、何もわからず、手探りで調べていくうちに、敷物の模様は赤穂緞通の模様である事がわかってきました。
赤穂といえば「忠臣蔵」。「一網打尽」で悪を成敗する意味も持つ忠臣蔵ゆかりの模様のようです。
そこから赤穂緞通の織り手さんや研究者、博物館学芸員の方々との繋がりも生まれ、これまで知らなかった赤穂緞通の独特の成り立ちについても知ることとなりました。赤穂、鍋島、堺など、緞通に関わるさまざまな方々も、この紙の敷物に興味を持ってくださりつながってゆきました。
そこで、この敷物のお披露目を兼ねながら、皆で膝突き合わせて、緞通談義をしましょう!ということとなったというわけです。
わかってきたこと、わからないこともたくさんある敷物ですので、皆で自由に語り合い、西の国から日本に伝わり、歴史と文化の中で変遷してきたであろう織敷物で、この展覧会を締めくくりたいと思います。
★来年の竹紙干支はりこ「巳」販売中です!()1個1650円(送料250円)テラまでお声かけください!いつものように、向坂典子さんが手作りしてくれています。
有限会社テラ 西陣テラ 京都市上京区鳳瑞町240番地 竹紙竹筆専門店テラ
清滝テラ 京都市右京区嵯峨清滝町11-2 ギャラリーテラ
連絡先 (西陣、清滝共通)Tel&Fax 075-204-8122 携帯090-5655-4568
テラHP https://terra2010.com Email info@terra2010.com
Facebook清滝ギャラリーテラ Instagram @bamboopaper_gallery_terra