月別アーカイブ: 2024年3月

自然の中で

雨が心配された1日でしたが、無事、清滝川のほとりで、早春の空気を思い切り吸い込みながら、茶会をすることができました。

お茶菓子は何にしようかなあと思っていましたが、向坂さんが「作りましょうよ」と言ってくれて、やっぱりなんでも一から作る向坂典子さんの個展だから、そやな、作るのが一番ふさわしいなと思い、いちご大福を作ることにしました。

手亡豆を煮て白餡を作るところから始め、求肥を作り、イチゴをくるんで、
はい、できました!

参加者の方には、お抹茶茶碗と柿渋のあずま袋を銘々選んでいただき、水の音や鳥の声を聞きアガら、気分はピクニック?
「野点」というのも、元は昔の人のそんなお楽しみの気分だったのでしょう。
形にはこだわらず、心は「茶の心」でまいりましょう。

いろいろなところからバラバラに集ってくださった方々も、いつの間にか打ち解けて、和やかに会は終了となりました。
やっぱり自然の中でいただくお茶とお菓子は美味しいな!
桜にはちょっと早かったですが、気持ち良い1日でした。

向坂典子展始まりました!

3月23日(土)〜3月31日(日)まで、向坂典子展始まりました。 

主役はこの二人?向坂典子さんと、愛兎の碧(そう)ちゃんです。
いやいや、主役は作品の方か。でも、多くの作品のモチーフでもありますからね。
やっぱり碧ちゃんが主役かも。

向坂さんは長年野の花のスケッチも続けていて、そこから生まれた野花の作品も多いのですが、

今年は小皿、小鉢の新作もたくさん。

自家製柿渋を塗って作った一閑張のかごも、素敵だと思うなあ!
28日には、これを持って清滝川へ茶会に行くのが楽しみです。

さあ、みなさん、お越しをお待ちしています!

3月の展覧会は「向坂典子作品展」

3月23日(土)〜3月31日(日)まで、向坂典子さんの作品展が開催されます。
サブタイトルは、〜食いしん坊のうつわ屋さん、春を楽しむ〜
本業の陶芸はもちろんのこと、柿渋染、一閑張り、はりこなど、多彩なラインナップを予定しています。

土から捏ねて陶の器を作ること、野道で植物スケッチをして花の絵を描くこと、ウサギと遊びながら動きをとらえて作品にすること、市場で何十匹もの魚を買ってきてお腹を出して干物を作ること、肉を買ってきて燻製にしてベーコンや生ハムを作ること、向坂さんにとっては、どれも同じものづくりのように思えます。そして、展覧会でも、そうした技をいろんな形で披露してくださることと思います。

そして、毎年会期中の恒例行事となっているのが、清滝川河原での茶会。

形式的な「野点」ではなく、ほとんどピクニックに近いアウトドアな茶会ですので、どなたでも気軽に参加できます。

雨の時には室内になることもありますが、
(この年は向坂焙煎によるコーヒー茶会でした)

皆さんご一緒に、向坂さんの器でいただくお茶は、美味しいですよ。
今年は3月28日(木)午後1:30〜予定。参加費4000円には、お茶とお菓子はもちろん、向坂さんの器と柿渋染布がついています。どうぞみなさまのご予約お待ちしていま〜す!

今年の桜はどうでしょうね?早くに開花するかな?ここのところ寒いから例年くらいかな?
でもいつの年もちゃんと咲くから桜はえらいなあ!とおもいます。

竹紙型染とおくどさんのご飯

3月8日の「町家の日」にちなんで清滝テラで行った「竹紙型染とおくどさんのご飯」、イベント無事終了しました。

みな思い思いの型を好きなデザインに配置し、竹紙ハガキに型染め開始。同じ型を使っても、組み合わせや配置や色が異なるので、全く異なるオリジナルハガキになるんです。

途中、おくどさんからはご飯の湯気が立ち上り、食欲をそそります。
さあ、型染めが出来上がった頃に、ご飯も炊き上がり。
それぞれの味わいや工夫があって、どれも素敵な仕上がりです!
そして、みなさんそろって、「いただきま〜す!」

来た時には、知らない人同士だった皆さんも、帰る頃にはすっかり打ち解け、車で来られたお客様の1台の車に全員が乗って、もより駅まで帰られるという、楽しい展開の1日になりました。

3月3日の竹紙ワークショップへどうぞ!

3月3日(日)に町家の日にちなんで開催する「手漉き竹紙ワークショップ」、まだ定員に余裕があります。
材料の準備もできました。

国内の竹紙の制作工程から現物まではもちろん、海外の竹紙や資料もご覧いただけます。
竹紙のことを知りたい方には、またとないチャンス!

「今からでも行ってみようかな?」と思われる方、どうぞご連絡お待ちしていま〜す!