「愛宕山千日詣りの前後に

7月27日(土)〜8月1日(木)『土の器であること。』

「土の器」にこだわり、野焼きで土器を作る石田佳織さんと、彼女と縁を結ぶ「生きる」を楽しむロック魂の人々が、千日詣り前後の愛宕山の麓に集結します。沖縄、和歌山、大阪、京都、インドを股にかけて、大地のエネルギーをそれぞれの形で表現します。31日夜はオールナイトの予定です。登山、お詣り予定の方は、ぜひお立ち寄りください。作家や作品とじっくり向き合いたい方も歓迎します。どうぞごゆっくりお越しください。

清滝ホタルライブ終了

清滝ホタルライブ、無事終了しました。


「無事」って言っていいのかな?
というのも、ライブ前半は水辺で川の水とまわりの青もみじと空がピアノと声と溶け合って、ほんといい雰囲気だったんだけれど、

ライブが佳境に入った頃に、ポツン、と来たかなと思う間もなく、ザア〜ッとバケツをひっくり返したみたいな雨になってしまい、お客さんには予め渡してあったビニール袋をかぶってギャラリーに逃げ帰ってもらったものの、演奏者・音庭園のお二人は、楽器や機材を動かすこともできない状態となり、雨が小止みになるまで、機材を守ってずぶぬれのまま雨の中にいるしかなかったんです。

それでも、なんとかギャラリーに戻ったあとは、すばやく室内ライブの用意をしてくださり、かまどごはんの夕食後は室内ライブの第2ラウンドが実現しました。

 
でも、雨の影響で夜10時まで開いているはずだった駐車場は夜8時で閉まることとなってしまい、車組はなんとかちらりとホタルが見られたかなあ?(電車組はその後ゆっくりホタルを堪能できましたが)。

自然はなかなか私たちの思う通りにはなってくれません。それが自然っていうものなのでしょう。それもこれもそっくり受け入れていくしかないのが自然とともに生きる私たちなのでしょうね。

それにしても、あんな雨の後にも何事もなかったようにふうわりふうわり飛び交っていたホタルたち。毎年、暑かったり寒かったり、豪雨があったり日照りだったり、天候状況もいろいろですが、それでも毎年この地に飛び交って、子孫を残し、繁殖を続けているわけですよね。あんなに儚いイメージなのに、ホタルってすごいなあ。
私達はホタルにもかなわないなあ、なんて思ったりしました。

ピアノ、ボイス、ハープ、スティールパン、この日の音色が、来られた方々の心に心地よく響いていたら幸いですが。

家具とかつみさんと清滝の不思議な時間

昨日は風吹き渡る初夏の爽やかなお天気で、今日は一転一日雨模様でした。
展覧会中に雨が降ると、私はつい「こんな天気じゃあ、清滝まで来てくれる人は少ないだろうなあ」とちょっと悲しい気分になります。でも、かつみさんは、「今日は誰が来てくれるかなあ。こんな日はゆっくりお喋りができていいぞお」と楽しそうに言います。
そして今日もそのとおりの日となりました。


こんな雨の日に来てくださる方は、かつみさんやかつみさんの家具にしっかり向き合おうと思ってきてくださることが多いのです。互いに気持ちも落ち着いて、じっくりゆっくりお話できて、面白い話が聞けます。

 

いろいろなテーブルや椅子に座ってみながら、木の感触を確かめたり座り心地を試したりしつつ、お茶を飲んだり、様々なお話をしたり、木をめぐる物語を聞いたりする時間は、なかなかいいものです。時間が伸びたり縮んだりフッと消えたりするようなひとときがすぎてゆきました。

かつみさんの穏やかでポジティブな思考回路が、そんな気を育んでいるようです。「ここは桃源郷のような不思議なとこだなあ」とかつみさんが言いますが、その気を生んでいるのは、かつみさんの方だと思います。終わってみれば、おだやかで楽しい雨の1日でありました。

かつみトラック参上!

かつみさんがトラックを運転してやってきました!
実は先週にも一度荷物を積んできていたので、二度目の荷降ろし。ものすご〜く重たい2m40サイズのテーブルが一つあり、これがいちばん苦労しましたが、息子に休みを確保してもらっていたので、何とかなりました。
チラシのメインになったライティングビューロー(パタンと倒す書物デスクといくつもの引き出しが組み合わされていて実用の美です)や丸や四角のテーブル、様々なデザインの椅子など、所狭しと来ています。漆塗りの大物小物も来ていますよ。
ま、なんと言っても一番の大物は、「かつみゆきおさん」御本人ですけどね。意外とお元気なご様子でちょっと安心しました。
いよいよ明日6月6日〜12日まで展覧会開始です。

清滝ホタルライブへどうぞ!

6月半ばから下旬にかけては、清滝にホタルの季節がやってきます。清滝のホタルは天然のゲンジボタルで、灯りのない自然下の川面や樹間を飛び交う姿はなんとも幻想的、時空を超えたような気分になります。
そのホタルの時期に、清滝テラで、この日この場所ならではのスペシャルライブを企画しました。

音庭園(おとていえん)のおふたりは、その日その場所の空気を感じて心のままに音楽を奏でるピアノとボイスのユニットです。先日の夕方、私も一緒に清滝川に行き、水辺の岩の上で少しだけ演奏していただきました。風そよぐ夕暮れの清滝川で、緑につつまれ、流れるようなピアノとボイスの音色を聴いていたら、どれほど気持ちよかったことか! その日はとても忙しい1日でしたが、疲れが風と共に散り散りに吹き飛んでいくようで、「ああ、こんなひとときをみなさんとご一緒してみたいなあ!」と心から思ったのでした。

夕暮れ前に川辺でライブを聴いて、テラのおくどさんで薪で炊いたご飯を食べて、あたりがすっかり暗くなった頃に飛び交うホタルを見に行きましょう。とびきりのリラクゼーションの夕べをご一緒しませんか?

お申込みはテラまでお電話、FAX、メールでご予約ください。
このHPのお問い合わせフォームからでもお申し込みいただけます。
ご連絡お待ちしています!

2019かつみゆきお 木の仕事展

静岡のベテラン木工作家、かつみゆきおさんの「木の仕事」展を開催します。
若い頃はカラコルムの未踏峰岸壁登山に挑み続け、その後は人が嫌がったり手におえないような巨木難木で家具やテーブルを作り続けてきたかつみさんも、はや80歳。ここ数年は怪我や病気で周りをヒヤヒヤハラハラさせてきましたが、そんな中でも「今年もやるからね」といわれ、退院間もない状態でも「今新作作っているからね」と言われては、こちらも「はい、お待ちしています!」と受けて立つしかないでしょう。

掲載した写真は、退院後に作られた木の家具たちです。
やはりかつみさんにとって、木の仕事は生きることであり、この人は、生きている限り木と向かい合っていかれるのでしょう。そんなかつみさんの仕事をどうぞご覧ください!

いよいよ15日から朗読公演です

さて、いよいよ15日からは若州人形座の朗読公演が始まります。


水上勉先生の随想『閑話一滴』(PHP文庫刊)その3
今回の演目は ・奇妙な桜 ・竹の力 ・竹の面 ・鎮守 ・土の花 ・天気予報の悲しみ ・イカ釣り船の灯に

水上先生の随想は、ウィットに富んでいて、ちょっと皮肉なところもあるけれど、弱いものには優しく、おかしいと思ったことには断固厳しかった、水上先生の地の面影が一番感じられるように思います。書かれてから時間を置いても、まったく古さを感じず今なおみずみずしいです。

朗読を演じるお二人は、飛鳥井かゞりさんと静永鮮子さん。飛鳥井さんは若州人形座の竹人形公演ではずっと語りを担当、すべての役の「声」からナレーション部分までをすべて一人で演じる離れ業をやってのけています。
そして、静永さんは人形座の座長さん。ふだんは人形の主遣いをつとめていますが、彼女が人形を手にした瞬間から、人形は息が通い魂が宿った人になるようです。

そんなお二人が朗読しての『閑話一滴』。幸 晃彦さんの演出で、単なる朗読とは一味違う趣向に仕上がっているはず。
明日には2階が舞台に変身予定。通し稽古もあり。
いよいよです。

観覧ご希望の方、どうぞご一報お待ちしております!

高橋弘子竹面展始まりました

本日より「高橋弘子竹面展と若州人形座朗読公演」の展示が始まりました。


壮観な眺めです!なにせ、この会場だけで90人を超える人と神様と生きものがいるんです!
これだけの異なる顔を作れる高橋弘子さん「すごいな!」と思います。いつどこでこんなにたくさんの人の顔を頭の引き出しにしまっていたのでしょうか?
この大勢の「顔」を見るだけでも、会場に足を運ぶ価値アリと思います。

今展では、『竹取物語』の展示にも工夫をこらしてみました。どんな展示の仕方にするか、どんなポーズにするか、飾る前にはたいへん悩みましたが、会場である古民家の家の造りを生かしつつ、「竹」にもこだわり、竹紙の衣をまとったかぐや姫がここに暮らしているかのように?仕上がりました。ぜひ可憐なかぐやに会ってほしいものと思います。かぐやを見守る男たちの表情も見ものです。

さらに今回は『越前竹人形」の主役のお二人、玉枝と喜助にもご来場いただいています。


「なあ、お前、ここどこやろ?えらい遠くに来てしもたんと違うか?」「そやけどあんたといっしょやったら、どこでもよろしいわ、ここもそうわるないえ」
そんな会話が聞こえてきそうです。

普段は西陣の家で販売している竹紙も会場に運んでいます。竹紙と竹面、竹人形は、もともと同じ素材からできているいわば兄弟分です。いずれも水上勉先生が竹にこだわりつつ、試行錯誤で作り始められたものですから、こうしてみな一緒に展示できることは嬉しい機会です。

展示会期は5月11日(土)〜19日(日)11時~17時まで 入場無料
人形座の朗読公演は15日(水)〜18日(土)14時〜
入場料2000円(茶菓、アフタートークつき)
16日はすでに満員ですが、他の3日間はまだ余裕がありますので、どうぞぜひご予約お待ちしています!

高橋弘子竹面展と若州人形座朗読公演

テラ創立20周年記念、水上勉先生ご生誕100年記念のイベントです。
展示は5月11日(土)〜19日(日) 11:00~17:00   入場無料
若州人形座の面師・高橋弘子さんの竹面と竹人形の展示
竹紙と竹紙を使った作品の展示販売
朗読公演は5月15日(水)16日(木)17日(金)18日(土)14;00~16:00 有料
若州人形座公演 水上勉を読む『閑話一滴』(PHP文庫刊)
作・水上 勉  演出・幸 幸彦  出演・飛鳥井かがり 静永鮮子
入場料 2,000円 各回先着25人 要予約(テラまでお早めにお申し込みください)

催し物のお知らせ 3

水上勉生誕100年記念 テラ20周年記念
髙橋弘子竹面展と若州人形座朗読公演〜水上勉を読む『閑話一滴』

展示会期   2019年5月11日(土)〜5月19日(日) 11:00〜17:00 入場無料
展示内容   若州人形座の面師・髙橋弘子さんの竹面展、竹人形の展示、竹紙の展示販売

会期中の催し
若州人形座朗読公演〜水上 勉を読む 随想『閑話一滴』その3
作・水上 勉  演出・幸 晃彦  出演・飛鳥井かゞり 静永鮮子
日時 5月15日(水)、16日(木)、17日(金)、18日(土) 午後2時〜4時 入場料 2000円 (約1時間の朗読公演 茶菓、公演後のトークを含む) 要予約 各回先着25人

*公演ご予約承っておりますので、テラのお問い合わせフォームからメールかFAXでお申し込みください。

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今年は、作家として広く知られ、竹紙や竹人形文楽の育ての親でもあった故水上勉先生のご生誕100年を迎えます。竹紙の店とギャラリーを営むテラも今年20周年を迎えています。私は水上勉先生と出会って竹紙の魅力に引き込まれ、テラを始めました。竹人形のかしらを三百体あまりも作り続けてきた面師の髙橋弘子さんも、若州人形座座長を長年務めてきた静永鮮子さんもまた、水上先生との出会いをきっかけに今の道を進んで来られました。水上先生はこれぞと思った人にやる気のかけらを埋め込み、その道を突き進ませてしまう不思議な力を持った人だったように思います。

 

5月の展覧会では、そんな水上先生を偲びつつ、高橋弘子さんの竹面展と竹人形の展示をおこないます。この竹人形は、ボディーや手足、顔などすべて竹で作られた文楽人形で、かしらもまた竹紙と同じく竹を煮て潰した材料で造形されています。竹面もかしらと同様に竹を煮潰した竹餅が素材です。独特のマテリアルによる高橋さんの作品世界をお楽しみいただきたいと思います。会場には、水上先生の代表作の一つ『越前竹人形』や『竹取物語』なども展示します。間近でゆっくり竹人形をご覧いただけますことも、今回ならではの大きな魅力です。

また、会期中の4日間は、竹人文楽を演じる若州人形座による朗読公演〜水上勉を読む『閑話一滴』〜を開催します。

『閑話一滴』は1991年に出版された水上先生の随想集ですが、竹紙や竹人形のことも書かれていますし、25年以上前に書かれたとは思えない、今なおみずみずしさが感じられる心に沁みる文章です。

この『閑話一滴』から選ばれたいくつかのお話を、若州人形座の語りでおなじみの女優・飛鳥井かゞりさんと座長の静永鮮子さんが、単なる朗読ではなく芝居の趣も入れて朗読公演してくださいます。ふと水上先生の言葉を先生の傍らで生で聞いているような、そんな錯覚にとらわれる素敵な公演です。
公演後にはティータイムの幕間も設けて、演出の幸さん、飛鳥井さん、静永鮮子さんに再登場いただき、水上先生や竹人形について語っていただきましょう。竹人形の仕組みや動かし方、芝居の作りなども少しだけ教えて頂き、竹人形の世界にも誘っていただけるといいなと期待しています。

申し込み、お問い合わせ先
*公演はご予約承っておりますので、テラのお問い合わせフォームからメールかFAXでお申し込みください。