カテゴリー別アーカイブ: 清滝テラ

展覧会始まりました

9月28日から10月3日まで、清滝テラにてsow&zuca布と革の手仕事展始まりました。清滝には秋草が茂り、水澄んで、夕方には鹿の鳴き声が谷間に響いています。秋が来たんだなあ!と実感します。

sowのナラサキシノブさんは、手紡ぎ手織りの布から手作りしたブラウスやスカート、パンツなど、着心地良くかつオシャレな数々揃っています。このところこだわっている藍染めのストール類も豊富です。

zucaの桂野和美さんも、革の素材にこだわり、色の組み合わせや縫い目にこだわり、大小バッグにお財布、小物など、楽しめる新作がたくさん揃いました。

初日から賑わっていますよ!どうぞみなさんのお越しをお待ちしております。

sowナラサキさん新作

sowナラサキさんからも出来たてホヤホヤの新作写真が届きました。

写真と一緒にナラサキさんの文章が送られてきましたので、それを読んでいただきたいと思います。(以下掲載)

「私がずっと使い続けているラオスの手紡ぎ草木染手織綿のコートワンピース完成しました!

17年前せっかく独立したんだから、普通の生地屋さんでは売ってない生地を使いたいなぁ~と思い求めて出会ったときからのお付き合い。飽きることなく素材として使わせてもらっています。飽きない要素は、手触り、自然から生み出される色、そして私が普通の機会織の生地ではもう もの足らない感覚人間になってしまいました。全行程 手作業の布は世界にもほんのわずかしか残ってない中、とても贅沢な思いがします。
この手紡ぎの糸の1本1本がみんな表情が違うので、ふわっと感があり、カチッとおさまってないところが好きです。
色んな生地を使っているので、裏の見返しをそれらで繋ぎました。「裏豪華主義」の一点です。」

いいですね!

服を選ぶとき、もちろん自分の好きな服を選ぶのだけれど、作り手とどこか思いを共有できる、大切にしているものに共感がある、っていうのは、大事なことのように思える私です。

実物を見るのが楽しみです。

 

 

布と革の手仕事展 まもなくです

お彼岸も過ぎ、今週木曜日からいよいよ展覧会が始まります。

sowナラサキシノブさんとzuca桂野和美さんもラストスパートで最後の制作に取り組んでいます。

これはzucaさんの手提げバッグに色違いの皮でポケットを付けたバージョン。

こちらは8センチ×8センチの正方形の小さな革を32枚縫い合わせて完成させるという力作です。

女性の革作家さんらしいちょっとした心遣いやデザインへのこだわりなど、楽しんでいただければ幸いです。

 

 

 

新聞掲載

日経新聞にテラのことを紹介していただきました。

「竹紙」とはどんな紙なのか、なぜ、私が「竹紙」というという特殊な手漉紙を専門に扱うことになったのか、東京から記者さんが取材に来てくださり、結構長く話し込むこととなり、あれこれお話ししたことを記事にまとめていただきました。

掲載場所が新聞裏面で目立つところだったせいか、丁寧に竹紙の紹介をしていただいたせいか、長年お会いしていなかった友人が連絡をくれたり、竹紙に興味を持たれた方がご遠方から訪ねてくださったり、予想以上の反響に驚いています。

竹紙に魅力を感じてくださる方も多いのだなあ。まだまだ竹紙をご存じない方も多いのだなあ。

テラの会社を設立したのは1998年秋、竹紙の店を始めたのは1999年1月、まもなく20周年になります。細く長くではありますが、持続は力で「竹の紙」を紹介していく努力を続けていきたいと改めて思っているところです。

藍布染め&バッグ作りWS

さて、今日はsowナラサキシノブさんの染め布バッグワークショップについてちょっとご紹介しますね。

このワークショップは、ただの袋物にあらず、インドの手織り布を大和藍で藍染めするところから始めます。そして、その藍染めに使うのが「小豆」です。

「豆絞り」っていうのは、今では小さな水玉の絞り染めのことを言いますが、元々は本物の小豆を入れて絞り染めにしていたんですね!昔はお手玉にも小豆を入れたりしたものだけれど、暮らしの中のものをうまく使いまわしながら、手作りが行われていたんだなあと、その知恵に感心します。

細かな豆絞りは手間がかかりますが、自分の好きなだけ絞りを入れて、お好きなデザインにも工夫できるのが魅力です。豆絞り以外の絞りかたもプラスできますよ。

午前中に豆絞りして布を染めた後は、干している間にランチタイム!
今回のランチは、ナラサキさんのご友人の千原佳世さんが作る「ひよこ豆と牛肉の煮込みとテラのかまど炊きご飯のトルコ風プレートランチ」です。トルコ料理やインド料理をお得意とする千原さんと、いろいろな国々を旅をしながら布に出会ってきたナラサキさんの旅の話を、ランチしながら聞くのも楽しみですね。(テラ小林もかまど炊き&旅話に参入予定です)

午後は、チクチク、袋を縫いましょう!
手縫いが基本ですが、必要なところにはミシンの助っ人も用意予定。
サイズは35㎝×31㎝。このまま持ってもよし、大きな鞄にたたんで入れてもよし、マイバッグを仕上げましょう。

ワークショップは9月29日実施 時間11:00~16:00
参加費は4500円(染めと縫いの講習、材料費込み)、昼食は別途1000円
テラまでメールでもメッセージでもお申し込みください。
参加者受付中です!

秋の気配とともに

さてさて、台風と共に連休も過ぎ去り、秋の気配が漂ってきました。

ここのところ、個人的にもサプライズな出来事があり、また、他所でのイベントに参加したり、大地再生講座に参加したり、ちょっと充電の日々でした。地上に風を通し、大地に空気を入れ、水の流れを作ってあげることーこれ今回の大地再生講座で学んだ基本的なことですがー大地も人も同じで、私も風通しを良くし、体をカチコチにせずに、血流の流れを良くして、次なるテーマに進んでいきたいと思います。

さて、その次なるイベント
「sow&zuca 布と革の手仕事展」9月28日(木)〜10月3日(火)

現在、sowナラサキシノブさんとzuca桂野和美さんはそれぞれ最後の制作追い込み中です。

zuca桂野さんの作業風景です。革包丁でパーツごとに革をカットして、縫い合わせていくのだそうです。これはバッグと小物のお財布用だそうですよ。どんな作品となってお目見えするのでしょうね?

会期中は全日展示販売していますが、3日間はカバン作りのワークショップをしていますよ(9月29日は布バッグ、30日と10月2日は革バッグ作りの講習です)。

★9月30日(土)、10月2日(月)は桂野和美さんの指導のもと、革の鞄の手作り教室です。「革なんて縫ったことないよ〜」という方も大丈夫!チクチク手縫いで自分だけの革の鞄が縫えますよ!
色はキャメル、チョコ、グリーンの3色からお好きな色を選べます。13:00~16:30まで 参加費は WS代9000円(材料、講習費込み)

基本は上の写真ですが、これに端切れの革でポケットやタグ付けなどちょっとしたアレンジも可能とのこと、当日桂野さんが端切れの革を持ってきてくれますので、自分だけのオリジナルバッグを作ってみてはいかがでしょう?

まだどちらの日もお申し込み受付中です!ただし、革バッグは、材料用意の都合上今週中(9月23日まで)にお申し込みを。

どうぞテラまでお電話でもメールでもFBのメッセージでも、お申し込みお待ちしています!テラ小林も参加予定です。ご一緒にチクチク楽しくやりましょう!参加者募集中!

sow&zuca 布と革の手仕事展

9月28日(木)〜10月3日(火)清滝テラの展覧会のご案内です。

アジアを巡り、そこで出会った布を持ち帰り、手織り綿を中心とした着心地の良い服をデザイン縫製しているナラサキシノブさん(sow)と、植物のタンニンでじっくり鞣された革を革包丁で切り、ロウ引きの麻糸で手縫いしてバッグや小物を作る桂野和美さん(zuca)の作品展です。

ナラサキさんとはラオスが縁で親しくなりました。私も竹紙の調査で訪れたラオスの村ですが、ここでは手紡ぎ手織り草木染めのアジア綿の布が当たり前の世界。今の日本なら「希少価値の完全オーガニック」ということになると思うのですが、ラオスの村では誰もそんなことは言わず、当然のごとく(というかそれしかない)それが粛々と作られています。

ナラサキさんはラオス、タイ、インド、ブータンなど、そうしたアジアの手仕事の場所を巡り、作り手と交流して布を入手し、服を作っています。ものづくりの現場と風土を見てきているわけですから、布を無駄にせず、手作業の良さを生かし、伝統を知りつつ、かつ現代に生かした服作りを、と目指すことになるわけです。

一方、桂野さんとはナラサキさんを通じて何年か前に知り合いました。作品を拝見して最初に感動したのは、その軽さです。大体、革の作家さんは男性の方が多く、その作品はカッコ良いもののがっちりしていて結構重いものが多いのです。何も入れていないカバンの存在感でちょっと肩がこる、、そんな作品も多いのですが、桂野さんの革のカバンは、ふんわり柔らかく、とても軽い!!それはとてもありがたいことでした。

植物のタンニンでじっくり鞣した革を丁寧に切り出し、ロウ引きの麻糸で手縫いしています。さらに幼い子供さんを持つお母さんですから、お母さんが持ってもよし、子供さんが持ってもよし、もちろんお父さんが持っても、という、使いやすさとデザイン性が共存する女性目線の革仕事、そこが、今回桂野さんにご登場いただいた大きな理由です。

お二人共、今回は、会場での展示販売のほか、それぞれワークショップも予定してくださっていますし、会場にてのセミオーダーも受けてくださる予定です。どうぞ足を運んで、手に持ち、体に当ててみて、大いにお楽しみいただきたいと思います。

ワークショップのご予約も受け付けておりますので、どうぞご連絡お待ちしております。

ワークショップ
・ナラサキシノブさんのワークショップ
9月29日(金)11:00~16:00 4500円 要予約
インドの手織り布を使い、まず大和藍で豆絞り染めしてから、その藍布をバッグに仕上げます。豆絞りはお好きな模様も可能。染めと縫いの両方を1日でやりますので、ランチも用意していますよ(希望者1000円、千原さんのトルコ風ひよこ豆の煮込みとテラのかまど炊きのご飯の定食です)。染めから縫い物までナラサキさんが指導してくれます。

・桂野和美さんのワークショップ
9月30日(土)または10月2日(月)13:00〜16:30
参加費9000円 10日前までに色を選んで要予約
キャメル、グリーン、チョコの3色から革の色を選んで、手提げの革バッグを手縫いします。革で縫い物なんてしたことないけど出来る?!という方も、桂野さんがちゃんと手ほどきしてくれますので、どうぞご心配なく参加してください。

愛宕千日詣りとインドの写真展

石原友さんの写真展「PACHMARHI CANTT」が終了しました。

7月31日は愛宕千日詣りでした。平日の月曜だし、連日の暑さだし、人出はどうかなあ?と思っていましたが、やはり夕方から夜にかけて、どんどん山に登る人が増えていきました。若いグループやカップル、幼い子を連れた家族連れ、中高年のご夫婦や友人同士、老若男女、年齢も性別も問わず様々な人々が、それぞれの思いを抱いてこのしんどい山を登っていきます。

写真展のスライドトークは、30日に盛況のうちに終了しましたが、せっかくの千日詣りの夜だから、写真展はオールナイト開場に、さらには人が来るならトークももう一度やりましょうということになり、本当にこんな日のこんな夜に、交通規制もある中来る人いるのか?という不安も若干抱きながら、時間は進んでいきました。

この困難な日に敢えて会場に足を運ぼうと思ってくださった方、石原さんの告知を見て、遠方から来てくださった方、交通規制の中、バスや歩きで来てくださった方、山登りの行きや帰りに立ち寄ってくれた方(3時間半で往復された方もあれば最長11時間かけて登って降りた方もありました)、なんだか互いにこの日ここで出会うことは特別のことだったような感情さえ湧いてくる、ちょっとクライマーズハイな写真展とスライドトークでありました。

結局、この日スライドトークは、夜10時半から11時半頃に1回、さらに深夜にも2回行われました。

ワッテチャイもオールナイトで行われ、こちらも小さな出会いと別れを繰り返しながら、朝がしらじら明ける頃、石原友さんは全く眠ることなく清滝から仕事に出かけて行ったのでありました。

私も、いい歳して久々に計算なしの無鉄砲な時間を過ごしたなあ(いや、実はいつもそうか?)、というような爽快感を抱きつつ、眠らない朝を迎え、半ば朦朧としつつ、さらに残る会期を乗り切ったのでありました。

インドの秘境の山で行われるヒンドゥー教の祭りと、京都愛宕山で行われる信仰の祭り、遠く離れた異なる宗教の形でありながら、やっぱりそこには人が生きていることを再認識することでもあり、祭りは祈りでもあり、精神高揚のときでもあり、いろんな思いをかきたてられながら、今ここでしかできない今回の写真展は終了となったのでありました。

 

 

スライドトークとカレー

本日30日のギャラリートーク、満員御礼のうちに無事終了しました。来てくださった皆様、暑い中ありがとうございました!


イルピアットさん特製のカレーも、ちょうど店主水谷さんが(トークのお客様として)来てくださり、早速盛り付けのスタッフに加わってくださったので、サクサクと進行できました。


かまどご飯も、この暑さの中、2升5合薪で炊き上げ、ほぼ綺麗に食べきりました。
それでもカレーを多めに作っていただいたので、明日もご希望の方には召し上がっていただけますよ!

 

そして、好評だったスライドートーク、明日も石原さんと清水さんが夜に顔を揃えてくださることとなり、夜遅くから(11時から深夜にかけて?)再度やることになりそうですよ。
もう明日は帰らなくても良い、という方おいででしたら、眠らない清滝へ、どうぞお出かけください。

*ご注意ですが、明日31日は千日詣りの交通規制があり、一般車両は一日中トンネルから先へは入ることができません。嵐山〜清滝間は早朝から深夜までバスがピストン運行していますので、そちらをご利用いただくか、足を頼りにお越しください。
(8月1日は朝7時頃から夕方5時まで駐車場ご利用いただけます)

PACHMARHI CANTT始まりました

さて、本日7月29日より8月2日まで、石原友写真展「PACHMARHI CANTT」始まりました。

玄関前では創造と破壊のチャイ屋「Watte Chai」がお出迎え。スパイスを煮出すチャイの香りが漂っています。

中では石原さんの写真が並んでいます。インドのデカン高原「パチマリ」の祭りで、石原さんが見たものは、伝えたかったものは、何だったのか。

答えは、会場に並ぶ写真の中から、来られた方が感じてみてください。来られた方々は、それぞれ立ち止まるところが異なり、気になる写真が違う様子です。

2階には、熟慮の結果、今回の写真展には選ばれなかった膨大な「その後ろにある写真」のファイルがあります。

今回のために作られた写真集もご覧いただけます(写真集1000円で販売しています)。

そして、2階奥には、ちょっと特別の部屋があります。そこには今回の写真展のために作られた、象徴ともいうべきオブジェが飾られているんです。

漆作家の亀谷彩さんと石原友さんのコラボの世界です。写真は小さく載せておきますので、一体これがどんなものであるのかは、ぜひこの部屋に足を踏み入れて、直にご覧いただきたいと思います。

明日30日は14時から石原友さんと清水範康さんのギャラリートークです。プロジェクターで写真を写し出しながら、お二人に大いに語っていただきましょう。

会場から感じるもの、写真から見取るもの、ファイルから、写真集から読み取るもの、トークから知ること、どれもそれぞれ少しずつ異なる面を味わうことができるように思います。

そして、明日はイルピアットさんのカレーもお昼中心に食べていただけます(500円)。30食限定ですから、ご希望の方は、お昼めがけて早めに来てくださいね。

さあ、明日はどんな方が来られてどんな出会いがあることでしょうか?楽しみにしています。