日別アーカイブ: 2023年11月18日

小林斐子展開催中

小林斐子さんの草木染織展、開催中です。

野山の植物と、自然の色が会場いっぱいに展示され、にぎやかに、バタバタと、日が過ぎています。あと土日を残すところです。

15日と16日には、会場内で原始機の体験教室も開催されました。
会場はさながらアジアか中南米の農村みたいです。
女性たちが座って、腰で糸を張って、ごく単純な仕組みの道具で、織物を織っていきます。

時におしゃべりし、時に黙々と、手と口を動かしながら作業する風景は良いものです。

こんな感じにできました!

長い人は首にも巻けそう、ちょっと短めの人はタペストリーに飾ってもいいかな?
それぞれの個性とペースで、自由に織った作品は、どれもすてきです!

お疲れ様でした!

 

西陣ピック終了

織田信長ゆかりの寺としても知られる、上京区の妙覚寺さんで行われた「西陣ピック」、無事終了しました。

1日の野外イベントで、時間をどう過ごすかな、なんて思っていましたが、始まってみれば、子供たちが次々訪れて、一緒に型染めワークショップをすることに追われ、あっという間に時間が経ち夕方になりました。

50人以上の子供たちが来て参加してくれました。

いろいろな型を作ったけれど、一番人気は来年の干支の「たつ」だったかな。
子どもたちの自由な創造力は、想定を超えていて、同じ色で、延々と紅葉の葉っぱを型染めしていく子がいたり、龍野模様に、細かくびっしり鱗を描いていく子がいたり、クリスマスの飾りの周りにカラフルな雪をハガキ全面に描く子がいたり、いやいや、「今どきの子たちも、なかなかやるやん!」ものづくりの心は失われていないと思った次第です。

その自由はなっそうに、こちらも固定的な考えに凝り固まっていてはいけないと、触発された思いです。

会場には、一般的なマルシェとはまた一味変わったものづくりのブースがいくつも出ていて(3Dプリンター持ち込んでいる人や、ペットボトルで三味線作って弾いている人も)、そうした方々のものづくりを見ているのも楽しかったです。が、予想以上に忙しかったので、他のブースでぶらぶら遊び暇が少なくて残念(でも、忙しくて嬉しいことでした)。

テラのブースは、本堂のすぐ前で、朝の搬入時にはお堂から厳かな読経が響く中で設営、イベント中にも、ご近所のお年寄りが覗きに来られて、お寺の歴史を話してくださったりもして、地域の中で催しをする意味も感じられてよかったです。