台風19号が迫る日本列島です。
今の所、近畿は雨だけでさほど風などありませんが、過去に例を見ないほどの規模になるかも、との報道ですし、新幹線や飛行機なども殆ど運休状態になる模様ですから、今日はできるだけ動かないほうがよいでしょう。私もしばらくサボっていたブログの更新などしようと思います。
さて、まず、先日小林斐子さんとご一緒に行ったくつきの草木染め野外教室のご報告を。
「くつきの森」は広大な自然の森の中に、野外学習ができる施設がいくつかあり、私達は屋外に作られた本格ピザ窯の横に草木染めの道具一式を持ち込んで、ワークショップをしました。
この日の染織植物はクルミとウワミズザクラ。木を削り、葉をザクザク切って、材料とします。
ロケットストーブに焚き木を突っ込みながら煮出していきます。
色を十分に引き出してから、いよいよ布や糸を煮染め。
煮る作業のあとは、媒染をして、さらに煮込みます。
茶色はクルミ、赤はウワミズザクラです。
どちらもなかなかいい色に染まりましたよ〜。
シルク、ウール、綿と、素材によって染まり具合や色も異なりますが、それもまた面白いです。
「くつきの森」では、小林斐子さんや森の運営事務をされる海老澤さんに植物ガイドをしていただ来ながら森を散策したり、
みなさんご一緒にピザ作りをしてピザ窯で焼いて食べたり、森の1日を堪能しましたよ。
これは私が染めたシルクTシャツとストール。草木染らしい雰囲気あるいい色合いです。
さらにこの日は竹紙作家の菅野今竹生さんもご一緒だったので、竹の繊維も染めました(写真は後日繊維を紙に漉いたものです)。
また機会があれば実施したいですね。やっぱり「森の生活」は自然の恵みがいっぱいあって心楽しいです。