今日は、9月5日からの江崎展で出張そばを作っていただくあじき堂さんのご紹介をしたいと思います。
あじき堂の店主は安喰健一さん。安心安全の「安」に「喰べる」と書いて「あじき」さん、さらに健康の「健」に「一」で健一さんって、名前からして、美味しい食べ物を作らずにはいられないってお名前でしょう!(ご本名だそうです)。
安喰さんは関西のご出身ですが、食にこだわり、福井で人気の越前蕎麦店で修業を重ねたのち、ご自身の場所を探し、綾部で「あじき堂」をオープンされました
里山綾部の少し奥まったところにお店がありますが、そのごまかしのない誠実で美味しい蕎麦づくりが口コミで広がり、知る人ぞ知る人気のそば処なのです。
江崎さんとは越前で蕎麦修行をしていた頃からのご友人で、江崎さん、「京都にきたら健ちゃんのそばが食いたいなあ」と言うのです。安喰さんも江崎さんとここで再会してお蕎麦を食べてもらうことに喜びを感じて、出張そばをしてくれているのだと思います。
2年前に展覧会をした時にも、出張そばをお願いしましたが、その時は強い台風が来てテラは停電状態になってしまいました。幸いガスは来ていたので、停電した薄暗い会場で、安喰さんにそばを作っていただくという稀有な体験をしたことは忘れられません。
今回出していただくお蕎麦は、すべて玄蕎麦の実から、安喰さんご自身が石臼で挽いた自家製粉の蕎麦を手打ちしたものです。挽きたて、打ち立て、湯がきたてのお蕎麦を、いちばんシンプルに味わっていただこうと、「もりそば」一本で行きたいとあじき堂さんからご提案いただいています。
私自身は安喰堂さんが季節によって出される「鶏トマト蕎麦」や「アポカド豆腐蕎麦」と言ったメニューにも惹かれていたのですが、実は江崎さんは、あじき堂さんの「もりそば」がいちばんお好きなのです。安喰さんもそれをよくご存じで、今回は蕎麦本来の味をじっくり味わえる「もりそば」でいきましょう、とのご意見です。
メニューはもりそば並950円、もりそば大盛り1250円 です。
もしかしたら、蕎麦団子などちょっとした甘味のサイドメニューも用意してもらえるかもしれませんが、それは来てのお楽しみということで。
ご予約受け付けていますので、テラまでメッセージやお電話でお申し込みください。数が許せば当日も可ですが、なるべく人数も把握しておきたいと思いますので、ご連絡お待ちしています。