2017年テラの催し予定 *会場はいずれも清滝テラ
3月1日(水)〜3月8日(水) 向坂典子作品展 〜自然と遊ぶ 自然から創る〜
陶芸家と言い切るにはあまりに多彩で器用な向坂典子さんと、早春の清滝で楽しむ1週間です。陶器、絵、柿渋染め、はりこなどの作品展のほか、薪ストーブを囲みながら陶器の金継ぎをしたり、柿渋竹紙でかごを作ったり、ちょっと外に出て自然の一葉一草をスケッチしたり。毎年恒例の清滝川原でのワイルドな野点(3/3)は、自然の中でお茶とお菓子をいただくほか、抹茶茶碗や柿渋袋もお持ち帰りいただけるお楽しみ付きです。
4月1日(土)〜4月9日(日) かつみゆきお 木の仕事 〜木々と出会う〜
かつみさんが50年あまりかけて集め、倉庫で長く出番を待っていた見事な名木希木(貴木?奇木?)変木たちを、今回は板の状態で連れてきてもらう計画です。家具オーダーやこたつテーブルの天板使用など、ご家庭でのいろいろなご相談にも応じられます。プロアマ問わず木から何かを作りたい方にとっても、ちょっとお目にかかれない木たちと出会えるチャンスかも。もちろんかつみゆきおさんが仕上げたいつもの手作り家具や額もありますよ。
5月13日(土)〜15日(月) もんでん奈津代 ツバルのゴザ編みと写真とお話
南の島、ツバルと日本を行き来して暮らしているもんでん奈津代さん、以前から一度やってみましょうとお話ししていた、ツバルの植物「キエ」の葉を使ったゴザ編み(実際にはゴザまでは編みきれないので、小サイズのコースターか鍋敷き)を教えていただき、ご一緒に作ってみたいと思います。ツバルで撮り続けてきた写真の展示、ツバルの人と暮らしと生き方のお話も聞きながら、自分たちの暮らしや生き方も見つめ直してみたいです。
6月17日(土)〜6月25日(日)菅野今竹生(竹紙)、寶介(竹工芸)、濱口祐自(ギターライブ)
竹とホタルと竹林パワー。竹をこよなく愛する実力派の3人が、それぞれのアプローチから竹の力を発揮、表現します。会期中は清滝川にホタルが乱舞する時期、展覧会とホタルを共にご覧いただけます。ライブは6月18日夜に開催予定です。
7月29日(土)〜8月2日(水)石原 友 写真展 「PACHMARHI CANTT」
インドのデカン高原に古代から地域の人々の崇める神聖な山がある。毎年大勢の老若男女が山頂目指して夜間登山し、神と人と自然が交差する祈りと祭りの日があるのだという。「それって、まるで愛宕の千日詣りみたい!」世界を旅する石原友さんが追いかけてきた「パチマリ」の写真展を、京都清滝で愛宕千日詣りの前後に開催することになりました。立体展示やトークも交え、コアで濃密な時間を創ります。会期中は破壊と創造のチャイ屋「Watte Chai」がやってきて、素焼きのカップでインドさながらのチャイを入れてくれます。31日はオールナイトの予定です。
9月28日(木)〜10月3日(火)sowナラサキシノブ・zuca桂野和美 布と革の手仕事展
アジアをめぐり、そこで出会った布を持ち帰り、着心地の良い綿を中心とした服をデザイン縫製するsowナラサキシノブさんと、女性ならではの柔らかい革づかいで、肩のこらないオシャレな革のカバンや革小物を作るzuca桂野和美さんが、布と革の手仕事を披露してくれます。会期中に幾つかのワークショップも予定しています。
11月14日(火)〜11月19日(日)小林斐子草木染織展〜2017初冬彩点〜
滋賀の自然から草木の色を見つけ、手染、手織りし、シルクやウールの着心地の良い服やストールに仕上げるベテラン作家、小林斐子さんの展覧会です。紅葉の清滝を楽しみながら、自然の恵みと手仕事の魅力を味わっていただこうと思います。
今年も濃密な催しをあれこれ企画中です。現時点での予定につき、多少の企画変更や増減もあり得ますので、詳細はテラのHPやお知らせでご確認下さいませ。