もうすぐかつみさんがやってくる!

もうすぐかつみゆきお展。
もちろん、かつみさんとその作品を楽しみしていることは間違いないが、その前に、かつみさんから依頼されていた、もう一つの仕事の仕上がりも待っている。
かつみさんの新しい本が印刷所から上がってくるのを待っているのだ。

「遊びが仕事で 仕事が遊び Ⅱ」
木工職人かつみゆきおのメモ 2021年〜2023年

私はギャラリーを始めるまで、企画編集の仕事をしていたので、文章を書くことや企画編集をすること自体は、そう不得手ではない(はず?)。だが今回は、これまで専門の方にお願いしていた、装丁、デザイン、レイアウトまで、一切を一人でする羽目となってしまった。いささか仕上がりが不安である(最初は文字だけの簡単な冊子を作るというお話だったので、それならいいかと一人で引き受けたのだが、いつの間にかオールカラ−170ページのボリュームある本となってしまった!)。

しかも、昔と違い、今は途中に校正を何度も設けられるわけではなく、デジタルで完全原稿にして、一発入稿、印刷、製本の時代だ。さあて、大丈夫かなあ?

かつみさんがぜひ今回の展覧会に間に合わそうとおっしゃるので、もっと推敲を重ねたかった思いは残るが、季節も時間もいつまでも待ってくれるわけではない。
まずは仕上げて、会期中にかつみさんと共に、もう一度目を通すことにしようと思う。
初版は数を少なくし、さらに推敲、直しを入れて、再版できる体制にしようと思う。

6月17日(土)〜25日(日)の展覧会には、出来立てホヤホヤの初版本をご覧いただけるはずです。さて、ドキドキです。どなたに読んでいただけるかな。
(あ、かつみさんの文章自体は、とてもおもしろく魅力的ですよ。こちらは自信あり)