展覧会参加者紹介 その5

展示 森岡尚子+yanbaruyasou daiku works(やんばる野草酵素と生活木工)
ヨーロッパ、アフリカ、アジアなど、たくさんの国々を旅をしてきた森岡さんは、自然農法の福岡正信さんの影響を受け、沖縄に移住。やんばるの森で自給自足的に暮らしつつ、「やんばる野草の宿」を営んでいます。
3年ほど前にもテラでの展覧会に参加していただきましたが、千日詣りの夜に、ビーチサンダルに巻きスカート(だったかな?)で、お散歩のように愛宕登山してしまったのには驚きました。


農業も料理も写真も絵画も軽々こなす森岡さんですが、最近打ち込んでいるのが大工仕事。今回は、沖縄産の木材で作った木の皿やターナーやしゃもじなど、料理にも使いやすい生活木工があれこれやってくる予定です。

もちろん、森岡さんといえばの代名詞にもなっている、「やんばる野草酵素シロップ」も会場に並びます。満月の日に数十種類の野草を積んで作る人気の酵素シロップです。

北代るりさん(熱帯のタネ)
るりさんと出会ったのは、もう20年以上も前になるでしょうか。その頃から、彼女はあちらこちらに旅をしている旅人で、いろんな旅の話も聞いたし、人も繋いでもらいました。
旅の企画展を思いついた時、すぐに旅人といえばるりさん、と思い浮かび 声をかけたけれど、その時にはウズベキスタンに行っているか帰ったすぐ後で、その後タイとラオスにも行っていて、夏の展覧会の頃はキルギスに行っている予定、とのこと。


それでも展覧会には参加する、と言ってくれて、長旅に出る少し前に、うちにタネを持ってきて、キャプションやコメントを作ってくれました。

いっつもどこかに旅をしているるりさんの、「旅するタネ」の話もまた面白いのです。展覧会の頃には、キルギスの高原で昼寝をしているかもしれないるりさんに代わって、会場でタネの展示を預かる小林です。