京都精華大学プロダクトデザイン学科の小山格平先生の授業にて、竹紙を素材に使っていただき、学生さんたちが思い思いの竹紙照明を作るという課題が行われました。
今年初めの授業で、私が竹紙についてのレクチャーを行い、竹紙をお渡しして、大学で学生さんたちの制作が続いていましたが、27日が制作発表日のことで、私も合評会に参加してきました。
どんな部屋のどんな場所に置くか、から始まって、自由なイメージで、「竹紙を使う」という以外は思い思いにつくられた照明。
「たけのこ」「観葉植物」「かぐや姫のマンション」「シャンデリア風」「障子・行灯風」などなど、和洋も発想もいろいろで、もちろん完成度に差はあれど、アイデアの芽がそこここに感じられ、小山先生のツッコミも的確愉快で、私にとっても新鮮な楽しさのある合評会でありました。
私が一番面白いと思った(独断と偏見ですが)作品には、ささやかな「テラ賞」をお出ししました。
この作品です。
照明を考える時、大概は、光源をどう覆い隠そうかと考えることが多いですが、この作品は竹ヒゴを紙で挟んだべっこう飴状の竹紙を林立させ、それぞれが向きを変えられる作りになっていて、陰影にも変化があり、ちょっと角度の違う発想とその効果に「いいね!」と思ったのでありました。
最後にみなさんとご一緒に記念撮影。みなさんお疲れさまでした!
小山先生ありがとうございました!