7月29日(土)〜8月2日(木) 愛宕山の千日詣の前後に、石原友さんの写真展「PACHMARHI CANTT」を開催します。
インド・デカン高原にあるシヴァ神の聖なる山、夜間に老若男女が槍を持って登頂し、自然と神と人が交差するところ、パチマリはそんな場所だと石原さんから教えてもらいました。「それってまるで愛宕の千日詣りみたい!」
世界の国々で、祈りの形はそれぞれ異なっていても、人の奥底に潜む祈る心や、自然や暗闇への畏敬、日常空間と異空間の間、祭りと祈りへの思い、それらにはどこか共通するところがあると思います。
10代からインドに行き、世界の多くの国々を旅してきた石原さんが、インドのパチマリで何に出会って何に惹かれ、どのように感じてきたのか、それをどんな風に切り取って人々に見せようというのか、今からちょっとドキドキします。
会場には今展の象徴ともいうべきオブジェを漆作家の亀谷彩さんが協力制作し展示されるほか、創造と破壊のチャイ屋「Watte Chai」も出店(会期中全日予定)。円町と紙屋川にあるイルピアット(知る人ぞ知る小さな名店です!)によるカレーも限定販売予定(30日〜31日、予約可、売り切れ次第終了)です。
30日には会場にて石原さんと清水範康さんによるギャラリートークもあり、31日夜(愛宕千日詣りの日です)はオールナイト開催。
千日詣りで愛宕山に登られる方、どうぞ立ち寄って覗いてくださいね。これを見て、愛宕に登ってみようというのもアリかも。(あ、肝心なことを言い忘れましたが、清滝ギャラリーテラは愛宕山の登り口の鳥居から徒歩1分のところにあります)。もちろん山に登らない人もお気軽にどうぞ。
まったく、一体どんな日々になるのでしょうか?