日別アーカイブ: 2021年4月29日

5月の展覧会「革の創作バッグ&ペルシャの手織りキリム」

さて、5月11日からは、アトリエフィスクとアリアナキリム&アートギャラリーによる「革の創作バッグ&ペルシャの手織りキリム」展を予定しています。

清滝は新緑の美しい季節となり、山間には山藤の花が咲き乱れています。
コロナウイルスの感染拡大さえなければ、気持ちの良い季節なのになあ、展覧会はどうしたものかなあ、と頭を悩ませ、アトリエフィスクさんやアリアナキリムさんとも相談を重ねました。その結果、コロナをめぐる状況は決して好転してはいませんが、清滝は自然豊かで人が少ない山間のギャラリーであること、ギャラリー内も窓を開け放ち、お客様もさほど密にはならない状況を保てること、など考え合わせ、予定通りの会期で展覧会を開催しようということになりました。

以下のことを注意しながら展覧会を開催して参ります(状況を見ながら、その時々で適切な判断をしてまいりたいと思います)。
・会場内ではマスク着用と手指消毒をご協力いただきます。
・会場内では窓や扉を開けて、通気をよくすることを心がけてまいります。
・会場内では密を避け、状況によっては会場内の茶菓の接待や飲食を控えさせていただく場合もあるかもしれません。
テラのまわりは、愛宕山と清滝川に囲まれた自然豊かな場所です。会場内でなく緑いっぱいの野外の空気を吸い込んで、河原で散策や休憩されるのも気持ち良いことでしょう。

みなさまとともに互いに留意し合いながら、心地よい時間を過ごしたいと思っております。どうぞご協力のほどお願いいたします。

会期中には、革のトートバッグを手作りするワークショップを開催予定です。
参加者が集中することがないようにご希望の日をご連絡いただき、分散してワークショップにご参加いただけるようにいたしますので、どうぞ早めに事前予約をお願いします。

料金 15,000円 材料費、講習費込み、所要時間4時間くらい
(下準備しておきますので、当日持ち帰りできます)

 

 

 

 

ふろしき展終了しました。

「もう一度復活したい暮らしの道具展その1 ふろしき展」4月25日に終了いたしました。

ラオスの手紡ぎ自然染色、手織りの包む布(Shoku)

フィンランドとフランスのデザイナーによる風呂敷(コトノワ)

古布を使った風呂敷(辻中育子)左、アフリカの布(アフリカドッグス)中央、

型染めの風呂敷(三柴啓子)

ハギレのパッチワークによる風呂敷(ナラサキシノブ)

型染めと手描き染の風呂敷(鳥巣祥子)左、親子共作による手描きとシルクスクリーンの風呂敷(Y&Y南澤)右

いろいろな植物から手織りした風呂敷(友渕定代)

さまざまな風呂敷を皆さんとご一緒に楽しみました。

風呂敷の結び方、使い方を実践講座で学んだり、

制作の技法のお話を聞いたり、

布をめぐるお話もあれこれお聞きしました。

そして、来られたお客様から、風呂敷談義をお聞きしたり、使い方を学ばせていただくこともありました。

暮らしに即した文化なので、誰にでも語れる間口の広さがあり、それでいて奥行き深く、1枚の平面の布からいろいろな方向に話が進められて、とても楽しかったです。

コロナ状況も心配される中ではありましたが、新緑の清滝で、窓を開け放ち、心も風通しよく、会期を終えることができました。
出展いただいた皆様、お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました!
風呂敷文化が日常の暮らしの中に復活してゆくことを願っています。

新緑の清滝は、緑に覆われ、山藤の花が美しく咲き出しました。