日別アーカイブ: 2023年7月9日

展覧会の参加者紹介 その4

その4
展示
ナラサキシノブさん(旅に着る服)
ナラサキさんは服の作家さんです。ラオス綿やインドのカディなど、手紡ぎ手織り布を使い、自身でも染めて、服や布小物を手作りしています。

ナラサキさんもいろいろな国を旅していて、ラオスの農村なども訪ねて、直接布を仕入れてきたりもしていますから、旅に着たい服のことはよくご存知と思うのです。旅先でもささっと着られる軽くて扱いやすい服やパンツ、バッグなど、展示販売していただきます。


彼女は、仕事に着る伝統的な衣服の研究もしていて、動きやすくかつモンペより裾をシャープに絞ったパンツ、なんていうのもあり、私も愛用しています。7/27 13時〜 ギャラリートークあります。


千原佳世さん(エジプトの国民食)
いろいろな国の人々から教わった料理を発信する料理研究家です。今回はエジプト大使館の方に学んだというエジプトの国民食「コシャリ」を披露していただきますが、次候補には韓国の宮廷料理もありました。トルコ料理などもお得意で、まさに「食で旅する」料理人なんです。


7/27 12時〜14時頃 コシャリとスープのセットで1,200円、
プラス前菜3種付きは1500円、プラス300円でミントティー付 などオプションもあります。予約優先につき、ご希望の方はお申し込みを。


インスタ @kayo_chihara

展覧会参加者紹介します その3

その3 7月26日、7月29日
展示 石田佳織(旅する土器)
石田佳織さんの器は、全て野焼きによって焼き上げられる土器です。

アジアや中南米の壺を思わせる時もあるし、沖縄のパナリ焼きを思わせる時もあり。縄文の土器にもどこかつながっているようで、時間や空間を飛び越えて旅をしているように思われる器です。
けれど、彼女自身は、いつも自分の暮らしの中で使えるものを目指していて、そういう意味で、彼女の土器は「現代の器である」と言えると思います。


今回力を注ぐのは、弁当用の土器です。直火でも使えて、ご飯を炊いたり炊飯に使うことも可能。半合、1合でも炊けるので、ソロキャンプでも使えます。唯一心配なのは「割れ」ですが、 これを避けるために、石田さん、8人の友人作家に「土器をカバーするもの」を頼みました。
・石田徹(木) ・ウッキー富士原(廃材) ・誉田アキヒロ(竹) ・fuu fujiwara(植物etc)・土山巨余子(布) ・橋本美奈(布etc)  ・浜田靖史(革) ・山谷奈津子(草)
どれも土器の弁当箱を包む「カバー」であることは間違いないと思いますが、個性的な面々による素材も作り方も異なるcovers。どんなものが出来上がってくるのかは、私も知らないのです。会場にてのお楽しみ?!


さて、7月26日と29日には、石田さんがこの土器を使って炊飯する実演トークを行います。どのくらいの時間でどんな具合にご飯が炊けるのか、確かめてみることができます。そして、この日は、下記に記す通り、土器弁にお弁当を詰めた「カモシカ発酵弁当」が会場にて食べられますのでお楽しみに!


発酵食堂カモシカ( 日本の発酵食を土器弁で)7月26日、29日
嵯峨嵐山に本店を持つ人気の発酵食の専門店。「発酵」にフォーカスし、コアでありながらグローバルに活躍中の新進企業です。


今回は発酵食品5種を入れたテイクアウト用の「のり弁」を、石田佳織さんの土器に入れて、会場にて召し上がっていただきます。お揚げの中には麹納豆がたっぷり詰まっていて、魚醤で旨味を出した卵焼きや、へしこのふりかけと海苔が層になったご飯など、お楽しみがいっぱい。
このカモシカ弁当を石田さんの土器で食べてみたい!という私の願いが、今回実現します!


カモシカ弁当が詰まった土器弁丸ごと購入 7000円
お試しバージョンで土器に入ったカモシカ弁当をいただく 1000円
どちらも各日限定数での販売ですので、ご予約優先にて。
7月26日、29日、12時から売り切れ終了まで。

 

展覧会の参加者紹介します その2

その2
畑ゑり子さん(旅する砂)
国内、国外を問わず、世界の砂を集めて、その砂で絵を描いています。


チラシの絵は、鳥取むきばんだ遺跡、琵琶湖、瀬戸内海もがり島、ゴビ砂漠、他の砂を使ったものと、カナダと沖縄の砂で描いた絵。


今回は、国内外70ヶ所の砂見本も展示予定です。
テラとのお付き合いも20年以上?になり、竹紙も使っていただいています(あ、ちなみに砂の絵だけを描いていらっしゃるわけではなく、水彩画や銅版画、本の装画などのお仕事もされるベテラン画家ですが、砂の絵画もライフワークの一つです)。


ギャラリートークは7月25日午後1時〜


小松亭タマサート(ラオスの食)7月25日(火)12:00〜
小松さんは、元々は京都大学大学院で淡水魚を研究していた研究者。研究でラオスを訪れるうちに、ラオスの自然(タマサート)とラオスの食に引き込まれ、いまや本気モードのラオス料理人の道へ。


テラでも以前、ラオスの報告会の際にお料理をお願いしたことがありますが、琵琶湖の湖魚の専門家でもあり、またジビエや野草にも強いので、日本にいるのに、まったく現地に近い感覚のラオス料理がいただけるのもすごいところです!かつ美味しい!

今回は当日、どんなラオス料理をいただけるでしょうか?、メニューが見え的次第、またアップしますね。小松さん教えてくださ〜い。

ランチは7月25日(火)12:00〜
ランチ料金 1500円 12時〜 予約優先につき、ご希望あればご予約くださいね。
今回のテラ企画展の食イベントは、単なるフード出店ではなく、地域と食文化について、料理人がミニ解説してくれるところが、他にはない魅力と思います。

 

 

展覧会の参加者紹介します その1

その1
阿部ひろ江さん
ギター片手に国内外を回り、旅をして、その土地や人の空気に触れながら歌うシンガーソングライターです。


今回は23日〜8/1までの展示にも参加。歌の旅で出会ったもの、エチオピアフェアトレード、クレタ島、ベトナムフェアトレード品など販売 。チェルノブイリ事故8年後のベラルーシ、ロシアの写真なども展示予定。北朝鮮の写真アルバムもあります。
7月23日13時から会場にてギャラリートーク&ミニライブ予定。


ちょうど、この日12時からは、「世界の料理」の第1弾、武田春子さんによる「アラブの家庭料理」のランチもあり、阿部さんもシリアや中東にも旅に出かけていますので、ランチを食べて、ギャラリートークを聞くというのも良いのでは?と思います。

7月23日12時〜 アラブの家庭料理
武田春子さん


「中東の料理とお菓子サハティン」を主宰。大学教員を経て2013年から2年半、アラブ首長国連邦の首都アブダビに日本語教師として派遣されたのを機に、中東料理の魅力にはまる。アラブの人たちの気質に似て穏やかで優しく、ヘルシーな中東料理を日本の人たちに知ってほしいと、2016年以降、京都市の自宅で中東料理教室を開催する。近年は中京区のmarron’s kitchenで毎月1回中東料理の食事会を開催したり、中東菓子を作って販売したりも。日本人にはなじみの薄い中東の文化・慣習を、食を通じて伝えようと活動中。


今回は、アラブ湾岸地域の家庭料理「マチブース」を作っていただきます。

アラブの家庭では、お客さまを迎える時、先ずデーツとアラビックコーヒーでお迎えして、それから料理を。食後は、甘いお菓子と紅茶を。デーツとアラビックコーヒー+マチブースのランチ 1500円
バクラヴァロール(サクサク甘い焼菓子)と紅茶のティーセットもあり(別料金)

*予約優先、売り切れ終了となりますので、できればご予約ください